大学生の就職・就活に絶対役立つ英語の学習方法:大学生が洋書で英語学習をするべき5つの理由

就職活動で有利になるよう一生懸命TOEICの勉強をしている大学生もいるでしょう。しかし残念ながらそれだけをしても、社会で役立つ英語力は身につきません。800〜 900点をとっても英語がほとんど使えないという人も少なくないのです。では、どうしたらいいのでしょう?

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【問題点】一般的な大学生の勉強法では社会に出てから役立たない

「社会に出てから英語を使った仕事がしたい」
漠然とでもそう思って大学で一生懸命英語を勉強している学生は少なくないはずです。しかしその取り組みの多くは残念な結果に終わる可能性はかなりあります。

私は日本の大学では「外国語学部」にいました。ですから「社会に出てから英語を使った仕事がしたい」と思っていた学生にたくさんあってきました。でも、そのほとんどは今英語とほとんど関係ない仕事をしています。
残業

なぜか?それは簡単に言えば「努力の方法が間違っている」からだと思います。

語学系の学科に入学した人って努力家で大学に入ってからもコツコツ取り組んでいる人が比較的多いと思います。その取り組みの結果、学校では良い成績を取ります。もしくはTOEICなどで良い成績を残します。しかし、その英語力が社会に出てからはなかなか通用しません。

私は「英語は難しいのだ」ということを言いたいのではありません。そうではなくて、「従来の英語学習法では成果が出にくいよ」ということを言いたいのです。そして「就職を考えたら、従来と違ったやり方で良いやり方があるよ」ということを言いたいのです。

TOEICの勉強をすればTOEICの点数は上がるかもしれません。でも、それだけでは社会に出てから役立つ英語力は身に付きません。TOEICを英語力の目安にするのは良いと思います。しかしそれ自体を目標にするのは、やめた方が良いと思います。

それは「お金があれば幸せになれる」と思って無我夢中で働いて、お金だけを手にしても決して幸せになれないのと似ています。「TOEICの点数さえ上がれば英語ができるようになる」というのは幻想です。

TOEICの点数は上がったのに、たいして英語ができるようになっていない自分を発見して愕然とする人は少なくありません。

授業で英文学などを一語一句翻訳していくのも、実社会ではほとんど意味がありません。社会に出てから英語を使う際に一週間で2ページずつ日本語に訳していく、ようなやり方は遅くてまったく仕事になりません。

それよりもざっくりで良いので大量の文章の中から必要な情報だけを抜き出して来れる能力の方が、圧倒的に利用価値があります。

【解決策】就職・就活に役立つ英語力はビジネス洋書を読んで身につけるべし

では、現役の大学生が就職活動や就職後の社会人としての仕事に本当に役立つ英語力を身につけるためにはいったいどうしたら良いのでしょうか?

read-for-action私たちは「ビジネス洋書」を読んでいくのをお勧めします。

まずはこのブログ記事で興味のあるものからいろいろと読んでみてください。そしてその中で紹介されている読み方を参考にして、「お勧め洋書」の中から興味のあるものをネット書店などで購入してみましょう。そして興味にまかせてどんどん読んでいくのです。

この方法が大学生におすすめである理由は次の通りです。

大学生が洋書で英語学習をするべき5つの理由

【理由1】ビジネス洋書の内容を実生活に役立てることで英語が身に付きやすくなる

さらに読んだ内容から自分の生活に応用できそうなものは応用し、応用することで自分の血肉にしていきます。英語で得た知識を行動に移すとそれは「エピソード記憶」になり、読んだだけのときよりも圧倒的に忘れにくくなります。これを積み重ねると短期間で飛躍的に英語力が伸びやすくなります。また知識としての英語は「知恵」としての英語に昇華され、本当の英語力が身に付きやすくなります。

関連記事:『「知識」を「知恵」に変える教育』

【理由2】ビジネス洋書を読んだ経験が就職活動のアピールポイントになる

また、大学生がビジネス洋書を読むことの大きなメリットのひとつは、「ビジネス洋書を読んできた、ということ自体が就職活動のアピールになる」ということです。たとえばソフィーで高校・大学とソフィーで学んできたKくんは面接の場でそのことをアピールした結果、面接官はいたく感心した様子で、競争率の高い就職先から内定を得ることができた、ということがありました。

その他の大学生も就職の際同じような報告をしてくれている人が何人もいます。

TOEICでもっと高い点数をとっている人はおそらく他に沢山います。でも、その洋書たちを選び、そこから学びを得て、日々行動を繰り返した中で得られた知識や経験や英語のボキャブラリーは、あなただけにしかないものです。あなたにしかないものは、当然大きなアピールポイントになります。

【理由3】TOEICの点数は「結果として」アップ

そして、結果としてですがTOEICの点数もあがります。TOEICは特にリーディングの部分で時間が足りなくなってしまい点数が伸びないケースが多いのですが、洋書を読み続けるとだいたい半年くらいでリーディングで時間が余るほどになり、点数が上がりやすくなっていきます。

【理由4】就職前に就職後に必要なビジネス関連の知識が身につけられる

さらに、ビジネス系の洋書を読んで実践をすることで、社会人になってから必要なビジネススキルの基礎を大学生のうちから身につけることができるようになっていきます。

【理由5】スクールに通えれば社会人の先輩たちとのコネクションができる

さらにさらに、運良くソフィーの教室に通うことができれば、そこで多くの社会人たちと深い交流ができるので年上の人と話すのがどんどん自然になり面接などでも有利になります。また様々な会社の本音の情報を聞き出すこともできるので、会社選びにも非常に有益です。


以上のような理由で、就職活動や就職後の仕事に役立てるために大学生のうちから英語力を本気でアップさせたい、と思っている人はビジネス洋書を読んでいくことが、絶対的におススメです。

ぜひこのブログに書いてあることを参考に一度チャレンジしてみてください。

はじめての方向けページ「洋書を使って英会話力を上達させる方法入門」

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