英語スピーキング力アップに最も必要なこと:英語スピーキング力大作戦

「英語がペラペラになりたい」という夢や目標を持って、英語の勉強を続けている人は多いと思います。でも、いくら英語の勉強をして、たとえば英検1級をとっても、TOEICを900点以上とっても、あんまり話せない人って意外といます。

逆にTOEICの点数とかは意外と低いのに、結構しゃべれる人もいたりもします。

これってどうしてこういうことが起こるのでしょうか?
英語のスピーキング力がある人と、英語のスピーキング力が低い人、
この両者の違いはどこにあるのでしょうか?

その違いは「話題力」にある、と言えます。

「話題力」とは、要するに話をするためのネタをどれだけ持っているのか、ということです。話す話題がないのに英語の単語力だけあったって、何も面白い話はできません。当たり前なことです。

日本語で面白い話があまりできない人が、英会話スクールに行ったりして、死ぬ気で勉強して、TOEICで満点とったとしても、英語で面白い話ができるはずがありません。

だから英語のスピーキング力をアップするためには、「話題力」を高める、ことが重要です。

「話題力」があがれば、当然英語のスピーキング力だけではなく、日本語を話す力も上がってきます。
会話猫

◎「話題力」をあげる2つの方法

じゃあ、「話題力」をあげるにはどうしたらいいのでしょう?

英語のスピーキング力をアップするために「話題力」をつけるための方法の一つは、「好きなことをとことんやる」ということです。

あなたが選んだ「好きなこと」をやりまくって積み重ねた経験と、その経験からしかえられない知恵は、他の人にとっては非常に魅力的な話題となります。その経験の中で成功した体験ももちろんネタになりますが、その中で起こった失敗も他人にとってはとっても面白いネタになります。「他人の不幸は蜜の味」。面白い失敗談ほど、全世界的のどこでも通用する鉄板ネタであるものはありません。

その失敗談にもよりますが、たいていの失敗談を話すのに、それほど難しいボキャブラリーは必要ありません。「転んだ」とか「怪我した」とか「怒られた」とか「ふられた」とか、だいたいそういうのが失敗談ですから、その程度の単語力があれば、大丈夫。TOEICの点数なんて600点もあれば、十分です。

もう少しレベルアップして、知的なことも話せるような「話題力」もつけたい、と思ったら英語の本を読むのがおすすめです。

ソフィーで教えている方法でやれば半年もあれば結構自分で洋書が読めるようになってきます。英語の本を読み、そこからできることを現実の中で応用する、ということを繰り返すと、英語の本でインプットした内容は単なる知識ではなく、「血の通った体験」になっていきます。体験が成功体験であれ失敗体験であれ、魅力的なネタになることはすでに話しました。そしてそのことについての説明は英語の本でインプットした単語をそのまま使いながら説明できるので、最初はとぎれとぎれかもしれませんが、結構相手の興味を引く内容をしゃべれるようになってきます。

「面白い本を読んで、そこに書いてあることを試したら、こうなった」
という話は日本人同士で日本語で聞いたって面白いですよね。それを外国人が日本語の本を読んでその内容を行動に移して成功したとか失敗したとかの体験談をしゃべりだしたら、どう思うでしょう?きっと、かなり面白く聞けるんじゃないかと思います。

同じように私たちが英語圏の本を読んで、その内容を行動に移して成功したとか失敗したとかの体験談を英語でしゃべったら、英語圏の人はすごく興味を持って相手に聞いてもらえる可能性がある訳です。

英語のスピーキング力を本当にアップしたいのなら、テスト勉強をするのではなく、ぜひ今回紹介したような方法を試してみてください。

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