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2008/1/5(土)
ソフィー10周年!
ソフィー・ジ・アカデミーは
今年の2月15日に創立10周年を迎えます。
全国チェーンの塾の
一教室としてスタートしたんです。
最初はやろうとしていることが
まったく理解してもらえず、
生徒がぜんぜん来ませんでした。
もう続けられないんじゃないか。
何度もそう思ったけど、
運よく続けてこれた。
いつも支えてくれている、
スタッフ、生徒の皆さん、友人、家族、
その他縁のあったすべての人々に感謝です。
そして、ちょうどいい機会なので、
「今日の学長」の中で、2月15日までの間、
この10年をちょこちょこ
振り返ってみたいと思います。
結構、いろんな面白い出来事が
これまであったんですよ。
また、10周年を記念した、
新しい企画もいくつか考えていますので、
それも順次発表していきます。
お楽しみに。 |
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2008/1/7(月)
LFDキックオフミーティング
今月からスタートする、
「場を育てる人」を育てる講座、
ライフ・フィールド・デザイナー養成講座。
昨日、キックオフミーティングを行いました。
ドキドキするけど、居心地がいい。
なんとも言えない、そんな空気がそこにはありました。

3ヵ月間続くこの講座の中で、
受講生たちの間でどんな場が育ち、
どんな場を作る人たちが育つのだろう。
そんなことを考えると、
とっても楽しみです。 |
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2008/1/8(火)
起業のきっかけ(1)
サラリーマンとして、大手進学塾で1年働いていました。
アメリカの大学で「スピーチ学」を学んだので、
たくさんの人の前で授業をすることは、
学んだことを試してみる、いい機会だと思ったからです。
最初はただただ夢中。
そして結構楽しかった。
でも、数ヶ月して違和感を感じるようになって来ました。
「何かが違う」
そんな感覚が授業中にずっとするようになりました。
そして・・・ |
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2008/1/9(水)
起業のきっかけ(2)
ある時、自分の授業を研究するために、
ビデオカメラで撮影しました。
そして自宅で週末にビデオを見ました。
ビデオの中には一生懸命しゃべっている自分がいました。
生徒の反応もなかなか良かった。
ところが、前半の20分くらい見終わったとき、
急にあることに気がつきました。
それは・・・ |
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2008/1/10(木)
起業のきっかけ(3)
「授業中に一番がんばっているのは、自分じゃないか」
ということ。
授業中、一番目立っていて、
一番エネルギーを使っていて、
教室の主役になっているのは自分。
ビデオを客観的に見ると、
それがよーくわかりました。
そしてそれはとってもショックなことでした。
だって本来、教室の主役は生徒のはず。
生徒が一番エネルギーを使い、
生徒が一番学んでいるのが本来の姿。
でも、この状態は
それとは程遠い。
どうしたらいいんだろう・・・。
まったく分からなくなってしまいました。 |
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2008/1/11(金)
起業のきっかけ(4)
そんな時に、また大きなきっかけとなる出来事がありま
した。
それは「テスト前の自習時間」。
各中学校でテスト直前の日は
なかなか授業に集中できないので、
各自で自分が勉強したいものを持ってきてもらって、
自習をしてもらいます。
そしてわれわれ教師は、その監督をしたり、
質問があれば答えてあげるのです。
私は教室の片隅で生徒たちが勉強している様子を眺めながら、
この前のビデオに関することを考えていました。
そしてその時、ふと気がついたんです。
「今、この生徒たちはこの教室の主役になっている!」
自分が授業をしていないときの方が、
生徒が主役になっている。
さらに質問もすごくいい質問をしてくるし、
それに答えてあげているときも、
とっても集中して話を聞いている。
そして1時間終わったときの、
生徒たちの「ああ、集中した〜」「勉強進んだよ〜」
という声と充実して満足げな顔。
この充実感を毎回提供してあげられたら、
この学習効率を毎時間作ってあげられたら、
すごいことになるんじゃないか。
そう思ったんです。 |
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2008/1/13(日)
起業のきっかけ(5)
「生徒が主役の学びの場を作りたい」
そう考え出したとき、
全国でフランチャイズ展開をしている
ある学習塾の記事を目にしました。
そしてその学習塾が、
私が考えていたことにかなり近い発想で、
場所作りをしていることを知りました。
黒板もない。
授業もしない。
「教師と生徒」という関係ではなく、
「人と人」という関係を気付き、そういう場を育てることで
自発的な学習が起こりやすくなる。
すでにそういう考えを実践している場所があると知り、
とてもうれしくなりました。
そしてすぐに東京で開かれた
フランチャイズの説明会に参加しました。 |
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2008/1/14(月)
起業のきっかけ(6)
そのフランチャイズ展開している学習塾の説明会に行
き、
自分もその一教室を経営してみたくて
しかたなくなりました。
自分が起業してみたときのことばかりが頭をめぐって、
毎日の仕事がなかなか手につかない。
そんな状態でした。
でも、問題は開業資金。
進学塾の講師として働き始めたばかりの自分には
まだたいした貯金はありません。
もし今から開業に必要なお金をイチからためるとしたら
何年もかかってしまう。
そんなには待てない。
自分は今すぐにでも始めたいんだ!
いてもたってもいられなくなりました。 |
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2008/1/15(火)
起業のきっかけ(7)
起業の資金を得るために、
結局自分は父親に頭を下げました。
思春期のころから父親に反発してきた自分にとって、
父親に頭を下げることは、
本当はなんとしても避けたいことでした。
でも、それが自分が心からしたいことで、
人のためにも立つことならば、
自分のプライドなんか気にしている場合ではない。
そう思って父親にお願いの電話をしました。
会社のお昼休みに、
近くの公衆電話からかけたことを今でもよく覚えています。
そして電話の瞬間に感じた緊張も、
決して忘れることはありません。 |
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2008/1/16(水)
起業のきっかけ(8)
電話をして「学習塾を作りたい」なんてことを言った
ら、
父親はまず間違いなく反対するだろう、
と思っていました。
なぜなら、「教師は嫌いだ」という理由で、
塾に就職することにも反対したからです。
ところが、実際に誠心誠意その気持ちを話してみると、
意外な言葉が返ってきました。
「金は出す。口は出さん。好きにやればいい。」
この父親の言葉は、
大きな勇気を自分にくれました。
そしてその約半年後、
「ネスコム長岡教室」という学習塾を
地元に戻ってスタートすることになりました。
以上が、起業までの簡単な流れです。
あまり今まで振り返ってこなかったけど、
改めて振り返ってみると、
いろんなことがあった気がします。
わけもわからず、腹の底からわきあがる衝動に任せて
とにかく突っ走った。
そういう時期でした。
(おわり) |
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2008/1/17(木)
起業後2年(1)
起業してからしばらくのことは、
拙著『他
人より先に洋書を読んで億万長者になりなさい』に
詳しく書いてあります。
もしよければ読んでみて下さい。
まあ、「勢い」と「思い」だけはありました。
生徒の成績もどこよりも上げられる自信もあった。
でも、経営に対する知識は
まったくと言っていいほどなかった。
だからこそ全国チェーンの塾に加盟して、
そこを本部にサポートしてもらおう、
と思ったわけです。
ところが、この本部には、
チェーンの加盟塾を増やすことに一生懸命で、
加盟した塾の経営を安定させることには
手が回っていませんでした。
そして起業してから半年ほどで
ほとんど機能しなくなってしまいます。
生徒は思うように集まらなかったし、
どうしようかと思いました。
誰も来ない教室の床に実際にうずくまって
頭を抱え込んでいたこともありました。
でも、今考えてみればこれが幸運でした。
というのも・・・ |
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2008/1/18(金)
起業後2年(2)
そもそもそのチェーン塾がなければ、
起業をしようと思わなかったかもしれないのです。
教育産業で起業する、
という大きなきっかけをそのチェーン塾は作ってくれました。
しかも、起業してからすぐに
そのチェーン塾の本部が機能しなくなったことで、
経営について自分で学び、
試行錯誤しなくてはならなくなりました。
そして図書館のビジネス書の大半を読みつくし、
日本語のものには飽き足らず、
洋書に手を出していくことにもなりました。
得た知恵を実践しては失敗し、
失敗してはそこから学び、
新しい実践をし、また失敗し・・・
というプロセスを何回も何回も繰り返しました。
そして少しずつ「経営」というものの
輪郭がわかってきました。
またこの時期にビジネス洋書を読み漁ったことが、
今の「ソフィー英語大学」にも
つながっていきました。
うまく言葉で言えませんが、
こうやって振り返ってみると面白いですよね。
何がどこにつながってくるか、
本当にわからない。
でも、一心不乱にできることをやっていると、
まったく関係ないように見えたもの同士が
つながりだしたりするんですよね。
そういうことが、起こり始めたのが、
起業からようやく2年くらいがたったときでした。
(おわり) |
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2008/1/19(土)
次の洋書(1)
今、WEBキャンパスで読んでいる本は、
この2冊です。
http://www.sophy-ac.com/webc/0801.html
これらを3月まで読んでいき、
4月になるとまた新しい本を2冊ピックアップするわけです。
その4月からの本は、
発注の関係などで、今月中には
決めてしまわなければいけません。
そのため今、本棚にある本を読み返したり、
ネットでいろいろ調べ物をしたり、
本の中にある参考文献リストを調べたり、
ということをスタッフとやっています。
どんなジャンルの本が候補に挙がっているか、
などを少し紹介しますね。
(つづく) |
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2008/1/20(日)
次の洋書(2)
4月からWEBキャンパスで読む本の候補として
まずひとつめに考えている本のジャンルは「脳」。
「脳」の話って、多くの人が興味を持っています。
そして日本でもそれについての本は
たくさん出ています。
でも、英語の世界はもっとたくさん
脳についての本が出ています。
ところが邦訳されているもの
というのはあまりありません。
邦訳しやすい洋書というのは
だいたい200ページくらいまでのものなのですが、
脳についての本というのは
ある程度の説明量が必要なので
300ページを超えるものが多い。
300ページのものを邦訳すると、
日本版は400ページを超えるような大著となってしまい、
よっぽど有名なものでなければ、
売りにくいんです。
だから日本の出版社が
手をつけにくいのでしょう。
そしてその「脳」に関する研究で、
今アメリカで注目を浴びている言葉があります。
それは・・・ |
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2008/1/21(月)
次の洋書(3)
脳に関する研究で、今注目を集めているのが
"neuroplasticity"という言葉。
「神経可塑性」とか「シナプス可塑性」という日本語が
よく当てられているようです。
いかにも難しくて思わず敬遠したくなりますが、
言っていることはシンプル。
要するに
「脳って思った以上に、成長力があるんだ!」
ということ。
脳神経と脳神経のネットワークが
複雑になればなるほど、
頭は良くなります。
そのネットワークを作る「配線」が
ニューロン。
これがネットワークを作る力が
思った以上にある、
ということが研究の結果、
明らかになってきたようなのです。 |
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2008/1/22(火)
次の洋書(4)
脳って、大人になると
「配線」が固定されてしまって、
成長しにくい。
これまではそう思われてきました。
ところが、ニューロンの成長力を見ると、
決してそんなことはない。
大人になっても、年をとっても、
その気になればまったく新しい脳を
作り変えることすらできる。
いくつになっても、
頭は良くなるし、
成長し続けられる。
それが"neuroplasticity"の観点から
わかってきたことらしいんです。
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2008/1/23(水)
次の洋書(5)
大人になってからでも、
シナプスはどんどん新しい配線を作り出すことができる。
少なくとも脳の仕組みはそうなっている。
じゃあ、どうして現代人の多くは
それができないでいるのか?
そしてどうすれば、
その本来の脳の機能を活用することができるのか?
それが書いてあるものが、
洋書の世界にはいくつもあるんですよ。
日本語の本には、
学術的なものの中に少しあるだけで、
一般向けのものはまだないようです。
だから、このあたりの本は
ピックアップしてみても面白いんじゃないかなあ、
と考えています。
ただ、どの本も説明が多くページ数が多いのです。
ちょっと読み応えがあるから、
どうしようかなあ。 |
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2008/1/25(金)
次の洋書(6)
「脳」の分野の他に、候補として考えているのが「経
済」。
日本人は目の前の細かいことを
ひとつひとつ積み上げていくのが得意。
それに対し、アメリカ人は
大きな枠でざっくり捕らえて考えたり行動するのが得意。
それぞれ得意とするところが違います。
今経済って、世界全体でつながって動いているから、
大きな枠でざっくり捉えられると
世の中の動きがとてもわかりやすい。
だからアメリカ人の著者が書いた経済の本って、
面白いものが多いんです。
もちろん、その中で邦訳されているものもありますが、
まだまだ未訳のものもたくさんあります。
このあたりをピックアップしてみるのも
面白いんじゃないかなあ、
とも思っています。 |
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2008/1/27(日)
次の洋書(7)
3つ目の候補として考えているのは
コミュニケーションの分野。
今、WEBキャンパスで扱って
いる
"Bonds that Make Us Free"
はその分野の本。
そしてその中では、
私が読んできた中で最高の一冊だと
思っています。
だから、もうこれ以上のものはないかなあ・・・
とも感じます。
でも、同時に
もしかしたらこれを超えるものもあるかも、
という期待感もあります。
だって、アメリカだけで本は毎年9万冊出版されているんですから。
イギリスや、他の英語圏を含めれば
もっと多くの本が新しく生まれてきているのです。
その中から、またすごい本がでてきても、
ちっともおかしくないんですよね。
コミュニケーションって、
仕事からプライベートまで、
あらゆる分野で大きな影響を与えます。
だから、その分野でいい本があれば、
また紹介したい。
そう思っています。
この他にも、何か「こんな分野の本が読んでみたい」
「こんな分野が面白いんじゃないか」
というものがありましたら、
ぜひ教えてください。
宛先はこちら → 
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2008/1/28(月)
「ソフィー」という名前の由来(1)
「『ソフィー・ジ・アカデミー』という名前は
どこから来ているんですか?」
この質問はとてもよく聞かれます。
少しこの話をしましょう。
もともとはフランチャイズの一教室として始めたので、
その本部が用意した名前を使っていました。
でも、本部が機能しなくなったので、
いつまでもその名前を使い続けているのは
嫌だな、と思うようになりました。
そこで、起業して3年目に入ったときに
思い切って名称変更することにしたんです。
(つづく) |
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2008/1/29(火)
「ソフィー」という名前の由来(2)
新しい名前を決めるのには、
当時英語教師として長岡に来ていて仲の良かった
カナダ人のブライアンと同じくカナダ人のラヴィ、
そしてカミさんと私の4人でアイデアを出し合いました。
名前を決める基準としては挙げたのは次の3点。
(1)外国人でも日本人でも発音しやすい音であること
(2)中性的かやや女性的な響きであること
(3)その言葉がこれから目指す方向性を示していること
この基準に合う名前を
4人で一生懸命考えました。
結構時間はかかりました。
ハッキリとは覚えていませんが、
2週間から1ヵ月はかかったんじゃないかな。
(つづく)
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2008/1/30(水)
「ソフィー」という名前の由来(3)
最初は、ブレーンストーミング形式で、
思いつくものをいくつも出してみるところから
はじめました。
覚えているものをあげてみますね。
「ミュウ」「美優」「美優舎」「ヌチュラ」・・・
なんか、いろいろ出てきて、
結構面白かったです。
今考えてみると、かなり笑えるものもあります。
「これ、選ばなくてよかったなあ」
と思うものもありますね。
結局、その最初に出してみたものの中からは、
「これだ」というものが、
どうしても見つかりませんでした。
そして行き詰った感じで、
しばらく時間が経過しました。
(つづく) |
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2008/1/31(木)
「ソフィー」という名前の由来(4)
名前決めに行き詰ってしばらく経ったある時、
学習塾の本棚にある一冊の本が
ふと目に留まりました。
『ソフィーの世界』

それは私がアメリカ留学時代、
ニューヨークの紀伊国屋書店で出会った本でした。
日本でベストセラーになりましたから、
覚えている方もいらっしゃるでしょう。
ノルウェーの教師が子どものために書いた
哲学の入門書です。
ソフィーというごくふつうの少女が
いろんな不思議な出来事に巻き込まれながら
哲学を学んでいく、というストーリー。
その世界観がすごく好きで、
日本に帰ってきてからも
その本は何度か読み返していました。 |
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