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とっても面白く学習効果も高い「行動するための洋書塾」。
そしてその中でもっともエキサイティングなのがマスターマインディング。
いわゆる「ディスカッション」とは違い、「文殊の知恵」を紡ぎだす会話の仕方です。
その実際の様子を書きおこしてお届けします。

場のエネルギーとワクワク感を感じてみてください

2007/1/15(月)
行動するための洋書塾@恵比寿キャンパス


マスターマインディングした本:
Awaken the Giant Within
by Anthony Robbins
 
Creating Customer Evangelists
by Ben McConnell, Jackie Huba


【読
マスターマインディング】
- 自分が「エバンジェリスト」になると -

哲: こんにちは。
さて、一週間ごぶさたです。
前回から、今回までの間に何か変化はありましたか?
直子: はーい。
わたし、言いたいことがあるんですよ。
哲: 何?
直子: Evangelistを読んでみて、わたし、自分自身をエバンジェリストだ、
って考えるようにしてみたんですよ。

そうしたら、なんだか楽しくなってきちゃったんです。
Fさん: なんでですか?
直子: だって
まずは自分の会社の提供しているものを、
自分が一番愛している、っていうことを
改めて認めるっていうことでしょ。それって。
哲: うん。
直子: そしたら、同じ会社で働いている人たちが、
すごい人たちだ、ってもっと思えてきたんですよ。
そしてここに通ってきているみんなもすごい人たちだって。
哲: ほほー。
直子: なんだかみんな、自分がすごい人たちやすごいものに囲まれているんだ、
っていうことに改めて気づいたんです。そうしたら楽しくって♪
一同: なるほどーっ!
直子: わたしマッキントッシュのパソコン使っているでしょ。
で、エバンジェリストの本には
実例としてアップル社のことがよく出てくるから、
実感としてもよくわかるんですよね。
Mさんもマックユーザーだから、
先週はその話でも盛り上がったし。ね?
Mさん: そうですよねー。
哲: 先週、なんかその話を聞いて、
なんかマックいいなあ、って思っちゃって、
思わず「マック・ファン」っていう雑誌買っちゃった。
マック持ってないのに。
直子: なんかソフィーのみんなにiPhoneの話も
一生懸命してましたもんね。
哲: そう。ホームページとか調べちゃってさ。
直子: わたしたちのエバンジェリズムが伝染したんですね。
哲: うん。
そうそう、
アップルでは、「エバンジェリスト」っていう役職名が存在する
んだって。
Mさん: それはIT業界では、
結構ふつうに存在するんですよ。
一同: そうなんですか?
Mさん: ええ。もともとはアップルが使い出した最初なんでしょうけど、
マイクロソフトなんかでも、もう何年もその役職があるんです。
哲: じゃあ、言葉としては決して新しいものではないんですね。
Mさん: そうですね。
でも、口コミしてくれるお客さんを「エバンジェリスト」として、
体系だててまとめた本はなかったかもしれない。
哲: エバンジェリストの考え方って、
あえて一言で言うと、
正直にいいものをつくり、お客さんのことを信頼する、
ということだと思うんですよ。
ちょうど今、「相手を信用しないよりは、
信用したほうが、最終的には得をする」
というような内容の本を読んでいるんですよね。
Mさん: へえ。
哲: なんか世の中が、
実はそういう「いい方向」に向かっているような気もするんです。
えり: ちょうど昨日読みはじめた、Zig Ziglarの
"The Secrets of Closing the Sale"という本があるんですけど、
その本に書いてあったことを思い出しました。
人が買わない理由のひとつは"No Trusut"だ、って。
Trust
がなんか、キーワードな気がします。


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【読
マスターマインディング】
- 相手に「メタファー」を聞くには? -

哲: では、どんな発見がありましたか?
Fさん: わたしたちは"Awaken the Giant Within"の"
metaphor(比喩)"のところを読んだんです。
えり: 面白かったですねー。
哲: どんなところが?
Fさん: この前、この洋書塾の中で、
自分の「時間の"metaphor"」を考えたんですよ。
そしてそれをより自分にとってempoweringなものに変える、
ということをしたんですが、
とっても良かったんです。
だから、まわりの人にもこれを聞いてあげよう、
と思ったんですが・・・
一同: ふむふむ。
Fさん: でも、こういう場所だと聞きやすいですけど、
普段の会話で、どうやって切り出していいのか、
と悩んでいたんです。
直子: いきなり聞いても不自然ですものね。
Fさん: ええ。でも、今日読んでみて、それがわかりました。
哲: どうして?
Fさん: ちょうどそういうことが書いてあったんですよ。
哲: 書いてありましたっけ?
  (Fさんの本を覗く)
Fさん: ここに。
哲: ああ、ここのことね。
Fさん: ここで、出てきた面白い話なんですけど、
アンソニーのセミナー中に
いちいち文句を言ってくる受講者がいたんですよ。
空調が寒いとか、そういうちょっとしたことで。
直子: それで?
Fさん: で、「どうしてそんなことばかり言うんだろう?」
と彼は思ってその受講者の女性にいろいろ質問してみたんです。
一同: (興味津々)
Fさん: What are you trying to get? (結局何を求めているの?)
のような質問をしてみたり、
最後にはその人の人生のmetaphorを聞いてみたり。
直子: そうしたら?
Fさん: そうしたら、彼女の人生のmetaphorは「船」だったんです。
「人生は船のようだ」と。
そして「船はちょっとでも穴があると、
そこから少しずつ浸水して、やがて船を沈めてしまう」、
とも思っていた。
直子: ほー。
Fさん: だから、彼女は空調の温度が適切でないことは
「船の小さな穴」なので、
ちょっとしたこと、がとても重要なわけです。
そこでアンソニーのセミナーという「船」が
その小さな穴で沈んでしまわないように、
一生懸命穴を知らせてあげようとしていた、
と。
えり: つまり親切でその行為をしてあげていたかもしれない、
ということですよね?
一同: ほほー!
哲: 人生のmetaphorを聞くことで、
彼女が求めていたものが、よくわかったんですね。
えり: 人間のすべての行為には
positive intent(肯定的な意図)がある
、って言っていて、
それがこの彼女の場合は「小言を言う」ことによって
「船の沈没を未然に防ぐ」ことだった
んだよね。
一同: おもしろい!


-「カスタマー・プラス・デルタ」?? -

哲: Creating Customer Evangelistのほうは、どうでした?
Mさん: この本、理論的にしっかり説明もされているし、事例もたくさんあるし、
とってもバランスがいいんですよね。
直子: 読みやすいですよね。
Mさん: そうなんです。
そして今日読んだところは「カスタマー・プラス・デルタ」っていうところ。
一同: 「カスタマー・プラス・デルタ」?
Mさん: 要するに「お客さんの声をしっかり聞きましょう」っていうことです。
たとえば不満とかをもらったときに、不満を聞いて終わりではなく、
じゃあ、どういうものを求めているのか、積極的に聞いてみる、
とか。
哲: おととい見たアンソニー・ロビンズのDVDの中で、すべてのコミュニケーションには
2つの側面がある、と言っていたのを思い出しました。
えり: コメントリクエストでしょ。
哲: そうそう。DVDの中である女性がだんなに文句を言う場面があるんですが、
「コメント」としてとらえると、文句にしか聞こえない。
ところが「リクエスト」として考えると、その文句をいうことで、
自分にどうしてほしいか、というところに頭が行く。
えり: そうすると、「文句から自分を守ろう」という防御の姿勢ではなく、
「何を求めているんだろう」と、
相手に対してオープンな姿勢になってくる
んだよね。
哲: うん。
お客さんの不満に関しても、同じだな、と思いました。
単にコメントとして考えたら不満にしか過ぎないけど、
リクエストとして考えたら、
これほど会社にとって有益なものはない、って気が付く。
Mさん: なるほど、そうですね。
直子: とにかくこの本は、具体的な事例が多くてわかりやすい。
Fさん: それを読んだら、すぐに仕事に生かせそうですか?
Mさん: ええ。
たとえばお客さんにどんな質問をすべきか、
など具体的なことまで落とし込まれているんで、
きっとヒントが見つかると思います。
直子: なんだかわたしたちこの本のエバンジェリストになってますね。
一同: 爆笑