2007/6/13(水)
Ichigo-ichie
今から7年前、イギリスの名優テレンス・スタンプが
新作映画の宣伝のために来日したことがあります。
世間的には「スーパーマン」シリーズの悪役ゾッド将軍がはまり役でしょうか。
たとえば「コレクター」(1965年)のウィリアム・ワイラー監督、
「テオレマ」(1968年)でパゾリーニ監督など
映画史に燦然と輝く名匠・巨匠と仕事をすることで、
唯一無二の役者としての存在感を放ってきたテレンス・スタンプ。
既に老境の域に達した彼を一目見ようと、
会場狭しと埋め尽くしたマスコミの取材陣に紛れて、
ぼくも運よくその場に居合わせることができました。
会見の冒頭で、
”まずは会場の皆様にご挨拶を”と
司会者からマイクを向けられたテレンス・スタンプが
発した言葉はたったひとこと
"Ichigo-ichie " (一期一会)
あまりにも短い挨拶に件の司会者は当惑気味でしたが、
テレンス・スタンプはしばらく沈黙を守り、
それ以上言葉をつけ加えようとはしませんでした。
一期一会
この言葉の持つガラスのように透明で壊れやすい響きに、
ざわついていた会場に静寂が訪れ、
凛とした空気に変わった瞬間を覚えています。
「英語でひらこう!ことばのたから箱」と題したささやかなこのブログを、
3つのIchigo-ichieの思いではじめたいと思います。
●今日書くブログが、もし人生で最期になるとしたら
どういうことばを選び、どうコメントをつけるだろうか?
●今日選んだこのことばをまさに今、必要としている方がいるかもしれない。
そのお一人に今日のこのことばに出会っていただきたい(一語一会)
●日本が誇れる知恵あることばとしての"Ichigo-ichie"とその思想を
"Sushi" "Sukiyaki"のように広く英語でも周知させたい
「英語でひらこう!」と題しながら、
今日のように文中に英単語が全くない日があるかもしれません。
まさか、この決意表明が人生最期のブログになることはないと思いますが(笑)
不定期更新となりますゆえ、回り道、わき道、気を長くお付き合い頂ければ嬉しいです。
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2007/6/15(金)
あなたも空を翔べる!
If you do not have vision, nothing happens.
by Christopher Reeve
今から約30年前、アメリカン・コミックの傑作「スーパーマン」が
ハリウッドで映画化されました。
当時無名の俳優だったクリストファー・リーヴは、
この一作でスターダムに登り、
新たな時代のヒーローになります。
真の演技派を目指していた彼にとって
【クリストファー・リーヴ=スーパーマン】
という固定化されたイメージからどう抜け出るかが、
キャリアを重ねるにつれて
彼の心の葛藤になっていったことは想像に難くありません。
役者としての幅を広げようと
様々なことにチャレンジするクリストファー・リーヴ。
1995年に競技中の落馬がもとで、下半身不随になった彼は、
映画界からの引退を決意し、慈善団体を設立。
(クリストファー&ダナ・リーヴ財団
→ http://www.christopherreeve.org/site/c.geIMLPOpGjF/b.899265/k.CC03/Home.htm)
身体の麻痺に苦しむ人たちに、回復を信じ、未来への明るいビジョンと
独立心を持って生きることの大切さを自ら範として示しました。
長いリハビリ生活をへて1999年に芸能活動を再開させ、
その超人的で不屈の精神の営みと活動は彼の死まで続きます。
(クリストファー・リーヴとその生涯についてはこちらをお読みください。)
クリストファー・リーヴの人生のエピソードに触れるたびに思います。
結局、彼は銀幕で、いやそれ以上に実生活で
”スーパーマン”として生きることを決断したのだと。
※ブログの表題は劇場公開当時の宣伝コピーです。 |
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2007/6/17(月)
いまを生きる(1)
Seize the day.
by Quintus Horatius Flaccus(古代ローマの詩人、ホラティウス)
アカデミー賞俳優ロビン・ウィリアムズ
彼の代表作の1本「いまを生きる」(1989)で、
ぼくは、はじめてこのことばに触れました。
Seize the day.
アメリカのとある全寮制の名門高校。
がんじがらめの校則や親の過度な期待に
縛られながら、無気力の日々を過ごしている生徒たち。
そこへ赴任してきた英語の新任教師(ロビン・ウィリアムズ)
が自由闊達な授業を通して、
毎日を慈しむように生きることの大切さを説き、
生徒たちに心をこめて伝えた初めてのメッセージ
Seize the day!
当時の劇場版字幕では、
「いまを楽しめ!」
と訳されていたこのセリフ
映画の原題は"Dead Poets Society"というのですが、
「いまを生きる」という邦題は秀逸だなと
感心したことを覚えています。
しかし、このことばは、映画の中の生徒たち以上に
覇気のない大学生活を送っていた当時のぼくには、
一過性の感動しかもたらしませんでした。
それから時を経ること16年。
このことばと思いがけない形で再会し、
ぼくにとってかけがえのないフレーズの一つになります。
(つづく)
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2007/6/20(水)
いまを生きる(2)
Seize the day.
映画「いまを生きる」で初めて触れたこのことばに
16年の時を経て再会することができました。
それは昨年夏の「行動するための洋書塾」でのこと
アンソニー・ロビンスの"Awaken the Giant Within"(72p)
を読んでいて、目に飛び込んで来た一文。
Carpe Diem! "Seize the day"
「昔、好きだったことばと再会できるって素敵ね」
と感想をくれたのはスタッフのなおこさん
同感です。
そのときぼくに湧き上がってきた疑問は、
なぜseizeなのか?ということ
なぜ古代ローマの詩人ホラティウスはcarpe、
おそらくはseizeを意味する動詞を選んだのか?ということ
have,take,hold,enjoy...他に代用できそうな単語はあります。
ともかくseize のニュアンスを知りたくて「英辞郎」で調べてみました。
【他動詞-1】
〜を捕まえる、つかむ、捕らえる、急につかむ、取る、
手に入れる、獲得{かくとく}する、
奪取{だっしゅ}する、強奪{ごうだつ}する、奪う
・ He hastily seized the phone. 彼は慌てて電話をつかんだ。
・ Panic seized him. 彼はパニックに襲われた。
【他動詞-2】
〜を取り上げる、押収{おうしゅう}する、没収{ぼっしゅう}する
【他動詞-3】
〜を差し押さえる
<以下、省略>
日本語にすると、力強いというか、物騒というか、あまり穏やかでない
ことばが並んでいますよね。(笑)
the dayは、なぜseizeするものなのか?
自分なりの答を得たくて、しばらく考えました。
そして答えはほどなく「師のひとこと」によって訪れます。
”ホラティウスの生きた紀元前”と、2000年余りを隔てた
”ぼくたちが生きている今”と変わらないある真実に気づいたのです。
(つづく)
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2007/6/22(金)
いまを生きる(3)
もう一度、seizeの例文をいくつか英辞郎で見ておきましょう。
seize the day
今を生きる[楽しむ]
・ Seize the day! It's the most important thing in your life.
今を生きろ。それが人生で最も肝心なことなのだ。
seize the initiative
主導権{しゅどうけん}を握る、イニシアチブをとる
seize the moment
きっかけ[チャンス]をつかむ[捕らえる]
・ I'm giving you a moment. Seize it.
なぜ、古代ローマの詩人ホラティウスはseizeを意味する動詞を選んだのか?
なぜ、彼は「その日」を掴まえ、捉えなければならないと考えたのか?
昨年の秋、日本メンタルヘルス協会を
主宰されている衛藤信之先生の講義を受けました。
その日は、ゲシュタルト療法がテーマ
ごくごく簡単にいえば、「過去のできごとに囚われず、いまここに生きる」こと
の大切さを説かれたあと、講演の最後に、1つの体験談をお話されました。
衛藤先生のご長男*空悟(くうご)くんが、小児ガンで入院されていたときのこと。
病院で空悟くんと同室だった、Shunくんという男の子と出会います。
あるとき、衛藤先生は、Shunくんに尋ねます
「ねえ、Shunの将来の夢って何?」
「うん、病気を治して、おとなになること」
(つづく)
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2007/6/26(火)
いまを生きる(4)
私淑する衛藤信之先生
入院中のご長男、空悟(くうご)くんと同室になったShunくんに尋ねます。
「ねえ、Shunの将来の夢って何?」
「うん、病気を治して、おとなになること」
”おとなになること”
いまや世界一の長寿国、日本。
社会福祉、医療制度の充実した国、日本。
既に半世紀以上も戦争のない国、日本。
もし”おとなになること”が、成人を迎えることと同義ならば、
Shunくんの夢は、ささやかな、あまりにささやかな夢です。
しかしその夢は叶いませんでした。
ガン細胞は容赦なくShunくんを蝕み、
末期の小児ガンの子供たちが療養する
病棟に移されたあとほどなく息を引き取ったのです。
まだ4歳か5歳という幼さでした。
一方、いまの日本には年に3万人もの自殺者がいるそうです。
もちろんその大半は、大人たちです。
”おとなになりたい”という夢が叶うことなく、夭折したShunくん
自らの手で命を絶ってしまう大人になりきれなかった大人たち
先生は、声を震わせながらぼくたちに訴えました。
「みなさん、仕事や家庭や人生でひょっとすると
死にたいくらい辛いと思ったことがあるかもしれません。
でも想像してみてください。
みなさんが生きている今日という日は、
Shunがどうしても生きたかった未来なんです。
みなさんは、いま、”おとなになりたい”といって叶わずに
死んでいったShunの夢そのものを生きているんですよ。」
先生の目には涙が浮かんでいました。
そしてこう尋ねられたのです。
「みなさんは今日という日を抱きしめながら生きていますか?」
「いまという瞬間<とき>を抱きしめながら生きていますか?」
そのとき、気づいたのです。
Seize the day.
今日という日は、慈しむように抱きしめてあげないと腕の間をすり抜けてしまう!
今日という日は、自分がこの手でしっかり掴まないと逃げ去ってしまう!
おそらくは、詩人ホラティウスが生きていた時代から、
今日まで一貫して変わることのないその真実に気づかせてくれたのです。
(いまを生きる 了)
*衛藤先生のご長男、空悟くんは、その後小児ガンから回復します。
亡くなったShunくんの分まで、強く生きることを託されたのでしょうか。
今、空悟くんは高校1年生で、
昨年の父子の素晴らしいエピソードがあります。
衛藤先生がお書きになった「えとうのひとりごと」の過去の記事から
2006年8月18日付のエッセイ【「パパ」という男の一番長い日】を
是非、お読みください。
(リンク:http://www.mental.co.jp/etou.htm) |
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2007/6/29(金)
師を待つ準備
"When the student is ready, the teacher will appear"
(Proverb)
”その人はひらめきと、そして人生の素晴らしさをおしえてくれた・・・。”
映画「いまを生きる」の公開当時の宣伝コピーです。
とても素敵ですね。
Seize the day!のひとことから始まった、
詩の美しさ、人生の素晴らしさを説く新任教師との出会いが、
無気力な生徒たちに自分の道を歩みだすきっかけを与えました。
「いまという瞬間<とき>を抱きしめて生きていますか?」
という衛藤信之先生の問いかけ。
過去の不幸な出来事を振り返っては悔やみ、
今を楽しむことを忘れていたぼくたち受講生を導いてくれたことば。
いずれも師のひとことが、生徒の考えを、行動を、ひいては人生を変えた瞬間だったのです。
それは、紛れもなく先生と生徒が出会った瞬間。
お互いにとっての<永遠の一瞬>
失敗と挫折。現状への閉塞感。
自分を変えようという勇気。知りたい、学びたい、究めたいという好奇心。
すべてが師を迎えるための準備。
"When the student is ready, the teacher will appear"
これからの人生で、
どんな師と出会えるのでしょうね?
Are you ready? |
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2007/7/7(土)
梅雨の晴れ間に思う
"They always danced until it rained."
by Vic Johnson from "Day by day with James Allen"
今夜は七夕というのに、
日本全国、梅雨まっさかりですね。
今日は人類学者を当惑させた
アフリカのある部族のエピソードから。
その部族は、何世紀にもわたり、
「雨乞い」の儀式を100%の確率で成功させてきたそうです。
その謎を解明しようと、調査に調査が重ねられました。
けれども、その部族と他の部族の
明らかな相違点は見つかりませんでした。
他の部族同様、何日も、あるときは何週間も、
同じような衣装で似たような儀式をとり行っていたからです。
ついに、あるとき、洞察力の鋭い学者が、
彼らの雨乞いが100%成功する秘訣を発見します。
雨乞いが100%成功する秘訣
アフリカのその部族は、他のどの部族とも違い、
雨が降るまで踊り続けたのです!
私淑するアントレプレナーセンターの福島正伸先生は、
目標の実現のために
”はじめに結論を決めなさい!”
とおっしゃいます。
たとえば、
「将来、ぼくはパイロットになる!」
「起業して年商100億円の会社を作る!」
「日々の幸せを感じられる 愛に満ちた幸せな家庭を築く」
その人らしい目標であれば、何でもよいのです。
そして、大切なことは
その結論、そのほしい成果が得られるまでやめないと決断すること
それが成功の秘訣だとおしゃいます。
今日の学長の3月14日で「必ずうまくいく方法」と題して、
三浦さんも「あきらめない」「人のせいにしない」
ことの大切さを書いておられますね。
福島正伸さんの最新刊
「小さな会社の社長のための問題解決マニュアル」(オススメ!)は
経営指南書でありながら、自己啓発書、
そして素敵なことばのたから箱というべき内容。
読めば読むほど、夢と勇気が溢れてきますよ。
これまでにまして、研ぎ澄まされた福島さんのことばが心に響きました。
”はじめる前に成功させる”
”あきらめない限り、人生には成功しかない”
そして
「目標の実現のための手段は100万通りある」
「万策尽きた時、あきらめないという名案がある」
とも常々おっしゃっています。
もうおわかりですね。
アフリカのその部族が
雨乞い前に至った結論は
雨は降る
そう決めて雨乞いの儀式を始めたのです
雨が降るまで踊る
そう決めて「雨乞いのおどり」を踊り続けたのです
心の中で100万通りのことばを唱えながら。
ぼくは心から思います
”雨が降るまで踊り続ける”
これからの人生で、
ぼくはそんな目標をいくつ見つけられるだろうか?
あなたに心をこめておたずねします
”雨が降るまで踊り続ける”
あなたは、そんな夢がもう見つかりましたか?
まだ夢を探しているあなたにも
夢に向かって既に歩き出しているあなたにも
最後にもうひとつ、福島正伸さんから教わった
とても素敵なことばのたからをお伝えしますね。
夢しか実現しない
"They always danced until it rained."
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今日は七夕。
1年に一度だけ織姫さまと彦星さまが出会う夜。
せめて今日だけは、この部族の方々に
踊りを一休みしていただきたいですね。(笑) |
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2007/7/23(月)
たくさんの感想ありがとうございます!(1)
「梅雨の晴れ間に思う」と題した前回のブログに
思いがけずたくさんの感想を頂きありがとうございました!
自分の中だけでとどめるにはもったいないもの多々あります。
是非この場でご紹介させてください。
Fさんのメールから
>ブログ読ませていただきました。
>とても素敵なお話しで忘れていた大事なことを気付かせていただきました。
>「雨が降るまで踊り続ける!」
>欲しい結果が出るまでやり続けるのですね。
>私達人間が毎日当たり前に歩いていますが、
>最初は歩けなかったのですよね。
>歩けるまで歩き続けたからこそ今日当たり前に歩きます。
>当たり前のことなのに、ついつい忘れてしまいがちですね。
(後略)
読んでくださり、ありがとうございます!
まったくその通りですね。
たしかに赤ちゃんは歩けるようになるまで、
転んでも立ち上がっては、歩き続けます。
おそらく人間が生まれたときには、
”できるまでやり続ける”という本能を身につけているのでしょう。
それがいつの間にか生きていく中で
”1度であきらめる” ”3度やってダメだったら絶対無理だと思う”
というメンタリティになってしまうんでしょうね。
ぼくもその典型的メンタリティの持ち主だったりします。(汗)
当たり前だけど、この話に氣付かせてくれること多くないでしょうか?
”世界一のコーチ”と称されるアンソニー・ロビンスの青年時代のメンターに
ジム・ローンという方がおられます。
その著書"7 Strategies for WEALTH & HAPPINESS" の153p−154pに
(邦訳は「億万長者製造法」河本隆行訳 サンマーク出版)に
この赤ちゃんを例にした素晴らしいフレーズがあったので英文をご紹介します。
"How long should a baby try to learn how to walk?
...(中略)
Any mother in the world would say,
'My baby is going to keep trying UNTIL he learns how to walk!'
No wonder everyone walks.
There is a vital lesson in this.
ここまではよろしいですよね。
世の母親はみんな、自分の赤ちゃんが歩けるようになるまで、
トライし続けることをわかっています。
Ask yourself.
'How long am I going to make my dreams come true?'
I suggest you answer,'As long as it takes.'
That's what resolve is all about."
「〜するまで、・・・し続ける」を
Until 一語で表現する英語の力強さを感じます。
そして、resolve=決心、決断(決めて断つ)
ということば力強さを感じるのです。
Fさん、氣づきに満ちた素敵な感想をありがとうございました! |
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2007/7/31(水)
ぶったまげるくらいの夢
感想ありがとうございます(2)
「梅雨の晴れ間に思う」と題したブログに頂いた感想のシェアその2です
Cさんからのメール。ありがとうございます!
> 雨が降るまで踊り続ける夢。
> 自分も考えなきゃって思いました。
> ここ最近、自分を振り返る時間を余り持っていなか
> った自分に気づきました。
> 夢しか実現しないし夢を実現するまで走り続けることが大切な
> のですね。
> 昨年末に夢を書きました。
> 書いた夢はひとつを除いてほぼ実現しています。
> 次の夢書かなきゃ。
(後略)
いやあ、読んでぶったまげました!!!
「昨年末 に書いた夢がひとつを除いてすべて実現した」って凄すぎます!
たしかにソフィーの課題本の一冊である
"Write it down,make it happen"にも、目標の実現性を高めるために
紙に書くことの大切さが書かれていました。
そして、Cさんはそれを忠実に実践され、欲しい成果を手にされた。
しかも1年のうちわずか7ヶ月で実現された。
ホントに素敵だと感じます。
しかし! Cさんに失礼を承知で申しあげますね。
設定している目標や叶えようとしている夢が、
いまのCさんにとって小さすぎるのではないでしょうか?
別のいい方をしますね。
Cさんが既に持ち合わせている
能力やスキルやCさん自身の可能性は、
いまご自分が設定されている目標よりも
はるかに大きいことに、気づいておられますか?
ハリウッドの映画プロデューサー、マックス桐島さん
は、次のようにおっしゃっています。
「それが達成したときに、
自分でもぶったまげるくらいの夢を持とう!」*
かっこいい!
おそらくそんな大志と心構えを持ち、日々の成長の中で、だんだんと「ぶったまげる夢」を
実現するのにふさわしいスキルが身についてくるのではないかと想像します。
”世界一のコーチ”と称されるアンソニー・ロビンス
彼の青年時代のメンター=ジム・ローンも次のようにいっています。
"Your skill will grow to match your dream."
とても残念なのは、いまのぼくは、ジム・ローンのことばが真実であると
自ら証明するだけの「ぶったまげる夢」をまだ1つとして実現させていないこと。
しかし! このことばを自分にとっての真実として語れるときが来るよう
日々成長していきたいと思います。
Cさん、読んでいて心躍る素敵な感想をありがとうございました!
残り5ヶ月で最後の夢のひとつが叶うことお祈りしています。
そしてさらに大きな新しい夢を抱いて、
日々ワクワクと過ごしていきたいですね。
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*マックス桐島さんのことばは、岩元貴久さんのブログからの孫引きです。
マックスさんの著書「仕事は演出力」213pでも同様の文章を書かれています。
よりパワフルな、上記のことばを引用させていただきました。 |
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2007/8/8(水)
ぶったまげるくらいの夢(2)
"Your skill will grow to match your dreams."*
「まず大きな夢をもてば、スキルはあとからついてくる」
前回のブログで引用したジム・ローンのことばです。
まだぼくは、自分自身の真実として、このことばを語れる日が来ていません。
だからちょっと説得力なかったかな。
今日は、”ぶったまげる夢”に向かっているカッコいい男のエピソードをご紹介します。
小田全宏(おだ ぜんこう)先生
氏のエピソードを知れば、ジム・ローンのことばが真実だと感じます。
松下幸之助が創設した松下政経塾のご出身で、
「NPO法人 富士山を世界遺産にする国民会議」の理事・運営委員長なども
務められている実業家・社会企業家です。
彼の子供の頃の夢はフルート奏者になること。
その後、一度は封印された夢だったのですが、どうしてもあきらめきれず、
フルートのコンサートをやろうと、昨年あらためて決断されたのです。
このエピソードの続きは、小田氏の公式ホームページのコラムをお読みください。
そして、そのコラムの最後の段落、”ぶったまげる夢”にご注目くださいね。
では、どうぞ!
「フルートにかける夢」
http://www.odazenko.jp/diary/2007/05/post_15.html#more
最後に何と書いていましたか?
ホームページで公言しちゃってますね。
小田先生は、フルートだけではなく、法螺(ほら)も吹かれる方なのでしょうか?(笑)
いえいえ
”人との出会いは不思議だ”と書かれていますが、
マダム中村との出会いで、今年5月に銀座十字屋での講演&ミニ・コンサートを実現させた小田先生。
人前でのフルート演奏は、実に久しぶりのこと。
コンサートが決まってからは、ご講演で日本を駆け回る合間をぬって
ご自宅でかなり練習されたそうです。
そして、臨んだ講演&ミニ・コンサート。
やはり人との出会いは不思議です。
ここからは、小田先生のご講演を拝聴したときに伺ったお話です。
当日来場されていた、プロの作曲家&編曲家の方との出会いが、
小田先生を次のステージへと導きます。
なんと、
来年の3月26日にサントリーホールでのコンサートが決まったのです!!!
サントリーホール!
今度の会場は、十字屋さんの何十倍もの観客が詰め掛けますね。
お忙しい合間をぬって、既にフルートの猛練習をはじめられたという小田先生。
もちろん、ぼくも聴きに行きます!
”サントリーホールでのコンサート” それでも まだ夢の途中。
小田全宏の”ぶったまげるくらいの夢”
「ニューヨークのカーネギーホールでのグランド・コンサート」
の実現を心からお祈りしています。
"Your skill will grow to match your dreams."*
このことばは真実だ、と感じさせてくれた、
しびれるエピソードです。
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*前回、dreamと引用しましたが、正しくはdreamsでした。大きな夢っていくつあってもいいんですね。 |
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2007/8/17(金)
夢を強くする方法(1)
前回のブログを書いた後、
「夢」ということばは
「願望」や「目標」に比べて
ちょっと弱いような気がする
という意見をいくつかいただきました。
確かに、「人」の見る「夢」は「儚い(はかない)」
なんて表現もありますしね。
そこで、
Q. 夢を強くするにはどうすればよいか?
についての考えを2回にわたり、
違った次元で書いてみたいと思います。
まず、考えたのは
英語の"dream"と日本語の「夢」は
違うニュアンスなのかということ。
大書店に行って、店頭にあった「英英辞典」を
片っ端からひいてみました。
そして、一見無意味に思えるこの行動は、
思った以上に収穫でした!
どの英英辞典もdreamの1番目の定義は表現の差こそあれ、
(1)人が眠っている間に見たり感じたりするイメージ
2番目の定義は、表現は多々あれど
(2)実現性のほとんどない考えや思い
と書かれていました。
ところが、実名あげますね。
「ロングマン現代アメリカ英語辞典」だけは、
2番目の定義にこう書いてありました。
引用します。
☆something you hope for and want to happen very much
何かあなたが強く、望んだり、起こって欲しいこと
あっぱれ!さすがロングマン!さすがアメリカン・ドリーム!
つぎに「国語辞典」を片っ端から手に取り、
「夢」を調べてみました。
これも面白かったですね。
まずは「岩波国語辞典」
定義1:眠っている間に見聞きする精神現象
”精神現象”とは、やはり岩波!
かつては”岩波文化人”などということばもあっただけに硬派な定義です。
定義2:実現が困難な思い 現実から離れていること
第1義・第2義ともdreamと夢は同じでした。
「新解さんの謎」 「新解さんの読み方」
などの攻略本(?)もあり、
他の辞書よりも人間臭くて個性的な定義でファンの多い
「新明解国語辞典」(三省堂) の「夢」の第2義
●実際にはありそうに思えないが、
万一実現するとよいなあと思われる事象
何か、編纂者の万感の思いがこもっていますね。(笑)
ほかに何冊か、調べてみましたが、
残念ながら、「ロングマン現代アメリカ英語辞典」のような
ポジティブな第2義を「夢」に与えた国語辞典はありませんでした。
書棚を見渡して気づいたのですが、最近では、
小・中学生向けのための学習辞書もいろいろ発売されているんですね。
「小学国語新辞典」(旺文社)の「ゆめ」の第2義
ゆめ=のぞみ、きぼう、はかないこと
小学生に、溜息つきながら「ああ、はかないなあ」
なんて言ってほしくないんですが(笑)
ユニークな指導方法で、いまや世界中に広がった”公文式”
「くもんの学習国語辞典」(くもん出版)の「夢」の第2義も残念ながら
”実現性の低いこと”に焦点をあてた表現になっていました。
小・中学生の義務教育で、
「夢」=はかなくて実現性の低いこと
と擦り込まれた上で、
「将来の夢」などという課題作文を書かされては
たまったものではありませんね。
かくいうぼくも最近ようやく、
「夢」=実現性の低い願い、
という定義を学校教育で
無意識に受け入れてきた自分に気がつきました。
一筋の希望の光が!
「小学国語辞典」(偕成社)の第2義
☆こうしたい、こうなりたいと願っていることがら
うん、よしよし。
あえていえば、
「強く願っていることがら」
とか
「心から願っていることがら」
としていただければ、なおよかったですね。
結論です。
Q. 夢を強くするにはどうすればよいか?
(答1) 自分にとっての「夢」ということばの定義を変える
以前ご紹介した、福島正伸先生
http://www.entre.co.jp/word/index.html
前回ご紹介した「フルートにかける夢」の小田全宏先生
http://www.odazenko.jp/diary/2007/05/post_15.html#more
の「夢」の定義が、
(2)実現性のほとんどない考えや思い、
ではないことは火を見るより明らかですね。
もういちど書きます。
夢を強くするにはどうすればよいか?
→自分にとっての「夢」ということばの定義を、今から意識的に変えることです
dream
☆something you hope for and want to happen very much
夢
☆こうしたい、こうなりたいと、心から強く願っていることがら
「夢」の第2義を上記のように書き換えたとしたら・・・
それは、とりもなおさず、多くの人が
「夢」は実現しないもの、とあきらめるより
「夢」は強く願えば叶うもの、と信じられるようになること
自分の「夢」に向かって行動を起こし、
「夢」を実現する人が増えること
将来すべての国語辞典において、
「夢」の第2義が、
上記のように書き換えられる日がくること
そんな社会の実現こそが、教育に携わる方々にとっても、
日本語を母国語とするわれわれにとってもまさに「夢」ではないでしょうか? |
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2007/8/21(火)
夢を強くする方法(付記)
前回のブログに関連して
ご紹介したいサイトがあります。
スポーツ選手のメンタルトレーニングの第一人者である、
西田文郎先生が会長を務める
日本アホ会という奇妙でとても素敵な組織があります。
詳細は、HPのご挨拶文を読んでいただきたいのですが、
西田先生の文章を少し引用させていただくと、
>アホ会は、夢を語る会であり、マイナスの言葉は一切使ってはいけない会で、
>夢を持ったアホは入れますが、まぬけは入れない会です。(笑)
(中略)
>「アホ会」は、メンバーが語る『夢』が、どんなに大きくても、
>どんなに非常識でも、どんなにアホな『夢』でも絶対に否定しない会なのです。
ここで、
「アホ」というのは「ぶったまげる夢を持っている」ことと
同義であり、最大限の賛辞なのです。
ぼく自身、昨年6月の
第1回西田塾・日本アホ会 〜アホがつくる新しい日本の夜明け〜
のパーティに参加していたりもします。(笑)
その関連サイトに、
「ちょっとアホ!数珠つなぎブログ」
その7月3日の記事に『夢=ドリーム』の大ウソ!?と
題してメンタルトレーナーの臼井博文さんが記事を寄せてらっしゃいます。
やはり、日本とアメリカで「夢」についての教え方が根本的に違っている
夢=叶うもの、という考え方を少なくとも「日本アホ会」では採用しようと
書いてらっしゃいます。
臼井氏も、「夢」とdreamを日本、アメリカそれぞれの教育で
どう教えているかが気になり調べてみたそうです。
やはり、「アホ」は考えることもやることも似てますね。(笑)
ほかに各界で活躍中の「アホ」な方々が、
リレー形式で綴るとても楽しく勇気あふれるブログですので、オススメします。 |
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2007/8/27(月)
夢を強くする方法(2)
A dream you dream alone is only a dream.
A dream you dream together is reality.
by John Lennon
ひとりで見る夢は夢でしかない。
しかし、誰かと見る夢は現実だ。
8/17のブログで、
夢を強くするにはどうすればよいか?
のひとつの答えとして、
自分にとっての「夢」ということばの定義を、意識的に変える
と書きました。
今回は、2つめの方法についてです。
こちらは誰もが繰り返し言っていることですが、
夢を強くするには、
夢を自分一人の中だけで終わらせず、
誰かに話し、誰かとその思いを共有すること
だと思います。
有名な、あまりに有名なジョン・レノンのことばです。
自分のもつ夢を口にすれば、
「ありえない妄想だ」とバカにされるかもしれない。
理解されない不安、
拒絶される恐怖。
けれども同じような「ありえない夢」を
抱いてる誰かがいるかもしれない。
共感してくれる人が
いるかも知れない。
協力してくれる仲間が
見つかるかもしれない。
一緒に夢を語れる友が
見つかるかもしれない。
一緒に夢を追いかけられる親友が
できるかもしれない。
一人で夢をあきらめるより、
誰かと一緒に夢に向かってみてはどうだろうか?
これも福島正伸先生のご講演で聴いたことば
「夢の親友は夢」
蓋し、名言です!
A dream you dream alone is only a dream.
A dream you dream together is reality.
by John Lennon
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2007/8/28(火)
私には夢がある(1)〜世紀の名スピーチ
"I have a dream that my four little children will one day live in
a nation
where they will not be judged by the color of their skin but by their character. "
by Martin Luther King Jr
私には夢がある。
いつの日にか、私の4人の幼い子供たちが肌の色によってではなく、
人となりそのものによって判断される国に住む時が来るという夢が。
今日はあえて、アメリカの歴史に残る名スピーチといわれる
キング牧師の「私には夢がある」から
最もよく引用される部分を取り上げてみます。
この演説は、
いまからちょうど44年前の1963年の今日8月28日に
ワシントンで行われたものです。
全文テキストはここで読めます。
http://www.americanrhetoric.com/speeches/mlkihaveadream.htm
ちなみにこのサイトでは、
「アメリカの名スピーチ100選」を独自に選んでおり、
「私には夢がある」をはじめとする数々の名スピーチに容易に
アクセスすることができます。
http://www.americanrhetoric.com/top100speechesall.html
ほんとに、簡単で便利ですよね。
本当にありがたいことです。
「映画」「テレビ」「コンピューター」
「インターネット」「動画配信」「電子図書館」も、
すべては発明家や技術者たちの
「妄想」や「夢」から始まったんですね。
自分のもつ夢を口にすれば、
「ありえない妄想だ」と
バカにされるかもしれない。
理解されない不安、
拒絶される恐怖。
それを乗り越えて「実現した夢」の数々の恩恵を、
私たちはいま享受しているのですね。
素晴らしい時代に生きています。
ほんとうに有難いことです。
It's a miracle!
"I have a dream that my four little children will one day live in
a nation
where they will not be judged by the color of their skin but by their character. "
by Martin Luther King Jr |
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2007/8/29(水)
私には夢がある(2)〜12歳の少女の夢
In my life, I have dreamt of seeing the great herds of wild animals,
jungles and rainforests full of birds and butterflies,
but now I wonder if they will even exist for my children to see.
by Severn Suzuki
私の世代には、夢があります。
野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。
でも、私の子どもたちの世代は、もうそんな夢をもつこともできなくなるのではないか?
と、いま私は心配しています。
今回のことばは1992年6月 ブラジル、
リオ・デ・ジャネイロでの
「環境と開発に関する国連会議( 環境サミット)」
に集まった世界の指導者たちを前に、
当時12歳の少女、セヴァン・スズキが行った
伝説のスピーチから。
英文・上記で引用した日本語訳の全文も
ここで読めますので是非!
↓ ↓ ↓
http://www.sloth.gr.jp/relation/kaiin/severn_riospeach.html
とにかく、「伝えたい!」という
真摯な想いがこもっています。
もちろん英語のスピーチなのですが、
日本に古くからあるあのことば
「言霊」(ことだま)
を感じます。
そのひとこと ひとことに、
心が揺さぶられます。
『あなたが世界を変える日』

というタイトルで、
この講演の内容が絵本にもなっています。
あるいは「環境サミット」「セヴァン・スズキ」などの
いくつかキーワードを入力すれば、
講演の動画もみつかるかもしれません。
昨日は、
歴史の先人の「妄想」や「夢」のおかげで
数々の文化的・文明的恩恵を、私たちがいま享受していること
それゆえ
有り難くも素晴らしい時代
に生きていることを書きました。
片やセヴァンの言うように、
地球温暖化・オゾン層の破壊・熱帯雨林の消失
といった”地球レベル”で解決すべき大きな課題を
与えられた試練の時代
に私たちが生きているということも、
心に刻んでおく必要がありますね。
In my life, I have dreamt of seeing the great herds of wild animals,
jungles and rainforests full of birds and butterflies,
but now I wonder if they will even exist for my children to see.
by Severn Suzuki
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2007/9/9(日)
未来を拓く君たちへ(1)
"You should make sure that the outside of you is
a good reflection of the inside of you."
by Jim Rohn and Chris Widener
以前、 1992年の環境サミットでの伝説のスピーチ
当時12歳の少女、セヴァン・スズキのことばを
引用したときにぜひ紹介したかった1冊の本があります。
シンクタンク ソフィアバンク代表の田坂広志さんが、
2005年に上梓された「未来を拓く君たちへ」(くもん出版)*
この本には、田坂先生の「言霊」と「人生観」が凝縮されており、
”渾身の一冊”ともいうべき素晴らしさ!
ぼくにとっては”座右の書”というより、
”命がけで好きな”一冊です。
「未来を拓く」とは、
・自分自身の未来を切り拓くこと
のみならず
・人類の未来を切り拓くこと
そのために
「志」を抱いて生きることの大切さを説いておられます。
そして「志」を抱いて生きることで、
:: 1
::満たされた人生
::香りある人生
::大いなる人生
::成長し続ける人生
を生き切ることができる、と。
本のタイトルから想像すると
子供たちや学生など”将来のおとなたち”に
向けられたメッセージに思われるかもしれません。
ぜひ読むべきは、大人たち。
「志」ある大人の後姿を子供たちに見せることで、
”将来のおとなたち”も
自分の未来を拓いていこう
人類の未来を拓いていこう
という気概を持てるようになると思うからです。
そして田坂さんもおっしゃる通り、
子供たちや若者たちの姿は、我々大人の姿を映し出す
「曇りなき鏡」だからです。
一見無関係に思える、ジム・ローンのことば
"You should make sure that the outside of you is
a good reflection of the inside of you."
をなぜ冒頭に引用したのか?
もうご理解いただけましたね。
*リンク先のアマゾンの書評の数々も素敵です。 |
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2007/9/21(金)
未来を拓く君たちへ(2)
"There are only two ways to live your life.
One is as though nothing is a miracle.
The other is as though everything is a miracle."
by Albert Einstein
2005年に上梓された田坂広志さんの『未来を拓く君たちへ』(くもん出版)
には心を揺さぶられることばや
味わい深いエピソードが多いのですが、
読んだ当時のぼくにとって、
もっとも心動かされたのは、
人と人とがめぐり逢うことの「奇跡」について触れられた箇所です。
ほぼ同様の思想を下記のリンクでもお読みいただけます。
「永遠の一瞬」
http://www.tama.ac.jp/blog/relay/doc.php?p=227
この本には、
:: ニーチェの永劫回帰<えいごうかいき>の思想
:: ビッグバンやインフレーション宇宙論などの科学理論
:: メメント・モリ(死を想え)というラテン語のことわざ
などの西洋の哲学・科学・ことばと思想と
:: 天台宗を開いた最澄のことば、「一灯照隅 万灯照国」
:: 自分の命を何に使うか?という深い問い「使命感」
:: 人生における人とのめぐり合い、一期一会に「深いご縁」を感じる感謝のこころ
などの日本古来の宗教観・死生観・ことばと思想とが
援用されています。
抜群のバランス感覚と論理構成、平明な表現、溢れるやさしさと厳しさ
そして田坂さんの魂のこもった圧倒的なことばの力をもって
読み手に
「それで、君はどう生きるの?」
「一度きりの君の命を何に使うの?」
と迫ってきます。
先週末、田坂広志先生に私淑する
ぼくの仲間うちでこんな会話をしていました。
食事前の挨拶は、英語では、
"Enjoy your dinner! - Yeah, I will"
といった会話が普通ですね。
いっぽうで日本語の ”いただきます” の挨拶は、
"Thank you for your life."
〜あなたの命をありがとう〜
の思想ではないか、という話から発展して
「有難い」とか「縁」とか「一期一会」という
日本古来からの素晴らしい思想や精神は、
ウェブ2.0以降のグローバル化する社会でこそ、
広く世界に伝えていく意義があるね、
という話に及びました。
折しも、本日送信された田坂さんのメールマガジンによると、
『未来を拓く君たちへ』の英語版が
"To the Summit"
サブタイトル: Why Should You Embrace an Ideal in Your Hearts?
として、11月からアメリカ、カナダ、英国を始めとして、
アジアも含む世界の英語圏で発売されることが、
決まったそうです!!!本当に有難いことですね。
詳しくは田坂さんの公式ブログ「新しい風」をご覧ください。
http://blog.hiroshitasaka.jp/
"There are only two ways to live your life.
One is as though nothing is a miracle.
The other is as though everything is a miracle."
by Albert Einstein
私たちの生き方には二通りしかない。
奇跡など全く起こらないかのよう に生きるか、
すべてが奇跡であるかのように生きるかである。 (アルバート・アインシュタイン) |
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2007/10/9(火)
ゲバラの手紙(1)
今日10月9日は、
高校時代のころを振り返ったジョン・レノンをして、
「あのころ世界で一番かっこいいのがエルネスト・チェ・ゲバラだった」
といわしめたゲバラの40回目の命日(1967年没)にあたります。
今日はゲバラが、1965年に書いた5人の子供たちへの手紙を一部抜粋で。
そして明日から、2度にわたりぼくの雑感を綴ります。
まずは、味わってみてください。
"To my children,
If you ever have to read this letter,
it will be because I am no longer with you.
You practically will not remember me,
and the smaller one will not remember at all.
Your father has been in a man who acted on his beliefs
and has certainly been loyal to his convictions.
(中略)
Always be capable of feeling deeply any injustice
committed against anyone,anywhere in the world.
This is the most beautiful quality in a revolutionary.
Unitil forever,my children, I still hope to see you.
A great big kiss and a big hug from.
Papa "
わが子たちへ
いつかお前たちがこの手紙を読まなくてはならないとしたら、
それは私がもうお前たちの間からいなくなったからだろう。
じっさいお前たちはもう私を思い出さないかもしれない、
とくに小さい子は何も覚えていないかもしれない。
お前たちの父はいつも考えた通りに行動してきた男であり、
間違いなく自らの信念に忠実だった。
(中略)
世界のどこかで、誰かがこうむっている不正を、
心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。
これこそが、革命家としてのもっとも美しい資質なのだから。
さようなら、わが子どもたち。
いまでも私はお前たちに会いたいと思う。
しかし今はただ、大きな大きなキスと抱擁を贈る。
パパより
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2007/10/10(水)
ゲバラの手紙(2)
ゲバラが命を賭して自分の信念に生きることを誓いながら、
5人の子供たちに宛てた手紙。
いかがでしたか?
”世界のどこかで、誰かがこうむっている不正を、
心の底から深く悲しむことのできる人間になりなさい。
これこそが、革命家としてのもっとも美しい資質なのだから。”
ここだけが局地的かつ頻繁に引用されることが多いため
「革命家」云々という部分だけが一人歩きしがちですが、
「人間」と置き換えてみてはどうでしょうか?
人々に寄せる彼の共感性の高さがわかりますね?
あるいは是非「政治家」と読み替えつつ、胸に手を当てて、
心して読んで頂きたい面々もいらしゃいます。
手紙を通して、ゲバラが子供たちに心から伝えたかったのは、
「革命家の理想」や「政治的な主義主張」を超えた
”他の人の気持ちを汲み取ること”
”自分の信じた道を歩くこと”
”自分の想いと行動を一致させること”
の大切さではなっかたかと感じます。
※彼が医学生時代にバイク縦断した南米大陸
そのときの旅日記「モーターサイクル・ダイアリーズ」は
のちに映画化もされ、第77回アカデミー賞数部門にノミネートされました。
情熱的で義侠心に溢れた青年が、親友と大自然の中を疾走し、
旅先での人々との出会いを通して、人間的な成長を遂げる姿は、
読んでいて、見ていて清清しい気持ちになります。
原作・映画ともにオススメです。
そして、作家の戸井十月さんがバイクで南米大陸を走破した旅行記
「遥かなるゲバラの大地」も旅好き・バイク好きには読んで楽しい一冊です。
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2007/10/18(木)
ゲバラとアンソニー・ロビンス
我ながら、めちゃくちゃなタイトルですね。(笑)
先月読んでいた本にこんな一節がありました。
"We can choose how we will live on in their hearts and
memories of others.
...
What kind of legacy will you leave?
How will your family and friends remember you?"
by Chris Widener("Live the life you have always
dreamed of!")
10・9のブログに引用した、
ゲバラが命を賭して自分の信念に生きることを誓いながら、
5人の子供たちに宛てた手紙。
"You practically will not remember me,
and the smaller one will not remember at all.
Your father has been in a man who acted on his beliefs
and has certainly been loyal to his convictions."
じっさいお前たちはもう私を思い出さないかもしれない、
とくに小さい子は何も覚えていないかもしれない。
お前たちの父はいつも考えた通りに行動してきた男であり、
間違いなく自らの信念に忠実だった。
アンソニー・ロビンスは、著書"Awaken the Giant Within"(180p)で、
"Quality questions create a quality life."
と述べています。
つまり、自分にどんな質問をするかが、人生の質を決めてしまう、と。
そして、ゲバラのことばと照らしてふと空想しました。
当然ながら、ゲバラとアンソニーは面識がない(当たり前ですね)
もし、ゲバラが日々、自分自身にしていた質問があるとすれば、きっとこうだったに違いない。
●自分の人生を賭しても証してみたいこと、実現させたいことは何だろうか?
●自分はどんな父親として子供たちに記憶されたいか?
●自分が死んだ後、何をこの世に残そうとしているのか?
日々どんな質問をするかが、人生の質を決める、というアンソニー。
だとすれば、「これはぼくにできるだろうか?」
とか
「なんでこんなにぼくは優柔不断で一貫性がないんだろうか?」
といったレベルの低い質問はやめなきゃ!ですね。
さしあたっての質問はこうでしょうか。
--- ぼくは明日、目覚めたら、自分にどんな質問をしようか?
そして、心をこめてお尋ねしますね。
あなたは一日の終わりにご自分にどんな質問をしますか?
Quality questions create a quality life. |
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2007/11/3(土)
見えない砂時計
11月になりました。
街には「年賀状印刷受付中」という”のぼり”も見られますね。
今年も残すところ2ヶ月。
"We are but breezes of wind that blow through this world.
Here one day,gone the next. No one knows how long they will live.
You cannot choose how long you will live,but you can choose
how well you will live."
by Jim Rohn and Chris Widener
from "Twelve Pillars"
我々はこの世を吹き抜ける一陣のそよ風のようなもの。
人はどれだけ長く生きるかは選べない。
しかし、いかによく生きるかは、自分自身の選択。
今年も残すところ、あとちょうど60日。
今日ここでシェアしたい人生のメタファー(比喩)があります。
「見えない砂時計」というメタファーです。
9月9日の記事でも紹介しました田坂広志さんの
『未来を拓く君たちへ』の96pより引用します。
我々一人ひとりの側には、「目に見えない砂時計」がある。
その砂時計は、刻々と砂が下に落ちている。
そして、それは、我々の「命の砂時計」。
その砂がすべて下に落ち切ったら、我々の命は終わる。
しかし、それは「目に見えない砂時計」。
だから残された砂の量は、見えない。
そのため、いつ砂が落ち切るか、分からない。
ただ、さらさらと砂が落ちる音だけが、聞こえてくる。
その砂時計を想像してほしい。
そして、その砂の落ちる音に耳を傾けながら
生きてほしい。
そのとき、君は、
「死」を忘れることなく、
日々を生きていくことができるだろう。
(中略)
「死」を覚悟したとき、生き方が変わるからだ。
では、どのように変わるのか。
「生きる」から
「生き切る」へ
そのように、我々の生き方が、変わる。
(中略)
今日という一日を、精一杯に、生き切ったか。
悔いは無いか。思い残すことは無いか。
ここでもアンソニー・ロビンスの
Quality questions create a quality life.
が活きてきます。
で、考えたこと・・・。
Q.もし”今年も残すところあと60日”ではなく、
あなたが”この世にいるのが、あと60日”だとしたら、
残りの時間で何をしますか?
もしあなたの「砂時計」の砂があと60日ですべて落ち切るとしたら、
どういう自分になりたいですか?
最後に気まずい別れ方をしたままの友達はいませんか?
誰とどういう想い出を作りたいですか?
とてもとても大きな質問で、
すべての答えを出すのに6日間くらいかかってしまいそうですね。(笑)
ぼくは、まず今夜、両親に「ありがとう!」の電話をしてみることにします。
父も母も、年とともに早寝になったから、すぐに電話しないと・・・。 |
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2007/11/21(水)
掛け算で考え、掛け算で行動する(1)
These three - talents, knowledge and skills -
combine to create your strengths.
(from "Now, Discover Your Strengths" by Marcus Buckingham &
Donald O. Clifton)
先日、
フォトグラファーの渡邊奈々さんの新刊
「社会起業家という仕事〜チェンジメーカーU」

の出版記念鼎談会に行ってきました。
渡邊さんは、フォトグラファーとしてご活躍のかたわら、
世界中の「社会起業家」にいわゆる”芋づる式”に会いに行き、
ポートレイト写真とインタビュー記事で
かれらの仕事ぶりをご紹介される活動を10年近くも続けてこられた、
日本における「社会起業家」伝道の、
まさに第一人者。
ご自身がこの活動を始められた契機について、
司会の藤沢久美さんの質問を受けて、
概ね次のようにおっしゃいました。
●私は日本人でありながら、海外生活が長いので、
日本を客観視して見ることができる
(そして氣づいたことは、「日本人は社会的弱者に対する共感性が乏しい」、ともおしゃっていました。)
●「写真家」という好きな仕事を通じて自立している
●仕事を通じて知り合ったネットワークやコネクションを持っている
これら3つの強みを掛け合わせて、
自分として何ができるか、何が伝えられるかを考えた結果
社会をよりよい場所にしようと志す社会起業家たちの姿を
写真という自分が得意なスキルを通じて
仕事を通じて知己を得たファション雑誌などの場で地道に紹介していくことを
決意されたそうです。
自分の能力や才能、好きなことの領域を
掛け算で考え、掛け算で行動することで
ナンバーワン&オンリーワンのポジショニングになれる。
そこでご紹介したい本が、これ。
ぼくの周りは、ひそかにブームなんです。
(つづく)
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2007/11/28(水)
掛け算で考え、掛け算で行動する(2)
前回の続きです。
あなたは、ご自分の強みを
言語化できますか?
自分の強みを見つけることって、
結構難しかったりしますよね。
強みを見つけるのにビジネスシーンでよく使われるのが、
「SWOT分析」というフレーム。
個人の能力を開花させるという意味で、
いまぼくの周りでひそかなブームになっているのが、これ。
「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」
〜あなたの5つの強みを見出し、活かす

ご存知の方もいらしゃるでしょうが、
2001年に日本語訳版が発売され、
いまもロングセラーを続けている本です。
この本では、個人のもつ特徴的な資質を
34に分類しています。
書中に指示された、WEBサイトにつながり、
そこで提示される160の質問に答えると……
”ストレングス・ファインダー”という診断システムを通じて
自分の上位5つの強みを知ることのできる楽しい仕組みです。
特筆すべきは34のパターン分類ではなく、
上位5つの才能の掛け算で本人の強みを見出すというコンセプト。
従って
全く同一の資質を持つ人の出現率は、約3340万分の1!
ご自分の”オンリーワン”の強みを見つけるのに
とても有効なツールです。
「5つの強み」を参考に
企業内でのチームビルディング
個人の潜在能力を最大限に引き出すコーチング
に活用されているようです。
この本のコンセプトである“ストレングス・ファインダー”
という考えかたを詳しく知りたい方は、
こちらが参考になります。
→ http://www.jobweb.co.jp/career/2006/10/200.php
概して自分の弱点や欠点は自覚しやすくて、
それに焦点が当たって自己嫌悪になったり、
それを克服しようと努力する人は多いですよね?
この本は、自分の強みをさらに磨いていこう!
というポジティブな内容です。
自分をより知るためのツール、
自分をより好きになるためのツールとして
とてもよいと思います。
何よりやっていて、とても楽しい!
そして氣づいたこと・・・
「5つの強み」の診断結果をまわりの友だちと比べてみると
自分と共通する資質を持つ友人をより多く引き寄せている
とわかりました! |
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2007/12/7(金)
いまの自分と握手をすること
"A human being's first responsibility
is to shake hands with himself."
by Henry Winkler
前回、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」

という本をご紹介しました。
自分の弱点や欠点に焦点を当てて自己嫌悪になったり、
それを克服しようと努力するのではなく、
いまの自分を認め、自分の強みを”掛け算”でさらに磨いていこう!
というポジティブな姿勢に貫ぬかれた本。
そこで思いだしたのが、
映画プロデューサー&監督&役者とマルチに活躍する
ヘンリー・ウィンクラーの有名なことば。
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=6939
↑
学園ホラーの白眉「スクリーム」では、校長先生役を演じてたんですね。
弱点や欠点も含めた自分を許し、自分を好きになること。
まずはそこから。
”人がいちばんにしなくてはならないのは、自らと握手をすることだ。”
シンプルですが、味わい深いことばですね。 |
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2007/12/9(日)
自分らしく輝いて あること
Yeah we all shine on, like the moon,
and the stars, and the sun.
by John Lennon
弱点や欠点も含めた、いまの自分が好きであること。
自分だけの”オンリーワン”の価値と役割と使命に氣づけたとき、
人はその人なりの輝きを放つのだと、
最近、周りの人を見ていてようやくわかりました。
月のように輝くひと、星のように輝くひと、太陽のようなひと。
昨日12月8日はジョン・レノン(1980年没)
の命日でした。
こんなイベントも行われ、
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/report/2007/12/2998/index.html
ジョン・レノンの輝きは、彼が亡くなったあともますます増しているようです。
さあ、そろそろ才能(じぶん)に目覚めましょうか?
Yeah we all shine on, like the moon,
and the stars, and the sun.
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2007/12/22(土)
人と人の間で生きる
Your gifts, talents, and abilities were given to you for
a reason. Use them.
(中略)
You can and will make somebody's day.
by Mike Litman
ソフィーの洋書学部で人気の高い教材の1冊
'Conversations with Millionaires'の
Mike Litman
彼のメルマガにあったことばです。
"make one's day"にはいくつか意味がありますが、
英辞郎のこの例文がもっとも近いでしょうか?
・I want some roses over there. I want to make my mom's day.
そこのバラください。お母さんを喜ばせたいの。
れっきとした理由があって、あなたに与えられた才能や能力。
それに氣づき それを活かすこと。
そうすることで、あなたはきっと周りの人を喜ばせることのできる人になる。
ひょっとすると、
「自分にはとりたてて”才能”や特別な”能力”なんてないんだけどな〜」
と感じている人もいるかもしれません。
それでも、あなたは素晴らしいし、
”ちっぽけな自分”(だと思いこんでいる自分)が、
どれだけ他人の人生に影響を与えているか、に氣づくこと。
人間というのは、独りではない。
文字通り、「人」と「人」の「間(あいだ)」で、
生きているんだということ。
このことを教えてくれた、ほんとうに素晴らしい映画があります。
「素晴らしき哉、人生!」
ぼくの大、大、大好きな映画です。
特にクリスマスに見るには、絶好の作品ですので、
次回から何度かにわけてご紹介しますね。
Your gifts, talents, and abilities were given to you for
a reason. Use them.
(中略)
You can and will make somebody's day.
by Mike Litman
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2007/12/24(月)
「素晴らしき哉、人生!」(1)
Each man's life touches so many other lives,
and when he isn't around he leaves an awful hole.
from "It's a wonderful life"(1946)
「一人の人生は大ぜいの人生に影響を与えているんだ
きみ一人いないだけで、ぽっかりと穴が開いたように世界は一変するんだよ」
映画「素晴らしき哉、人生!」での
”2級天使”クラレンスのことばです。
”ちっぽけな自分”(だと思いこんでいる自分)が、
どれだけ他人の人生に影響を与えているか、に氣づくこと。
人間というのは、独りではない。
文字通り、「人」と「人」の「間(あいだ)」で、
生きているんだということ。
このことを教えてくれた、
ほんとうに素晴らしい映画が
1946年にハリウッドで製作された
「素晴らしき哉、人生!」

です。
映画に携わる仕事をしていると、
「今までに見たベスト1の映画は何ですか?」
と無茶な質問をされることが多々あります。(笑)
年末が近づいているときにお答えする1本です。
「素晴らしき哉、人生!」
たくさんのブログがありますので、読みやすいものをいくつかご紹介します。
<データと多くの感動のコメント>
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12106
<うまく纏められたコラム>
※スピルバーグも大好きなベストムービーだそうです
http://www.breast.co.jp/cgi-bin/soulflower/nakagawa/cinema/cineji.pl?phase=view&id=054_itsAWonderfulLife
簡単にスートリーをご紹介しますね。
人生に絶望した主人公ジョージがクリスマスの夜に
飛び降り自殺を試みるシーンから映画ははじまります。
そして物語は回想形式で、ジョージの子供時代からの半生を描きます。
彼の夢は、いつか生まれ故郷を飛び出しての世界一周旅行。
大学を卒業してまさに夢に向かって進もうとしていたジョージは、
父の急死により、意に反して父の住宅ローン会社の経営を継ぐことになります。
ことあるごとに経営困難や経済恐慌などの逆境。
夢が叶うことなく、一度も街から出ることのなかった彼の人生。
ある日、従業員の過失で会計上に巨額の穴があき、
おまけに街の黒幕の陰謀と密告で絶体絶命の危機が訪れます。
会社に監査が入り、
不正取引の嫌疑でジョージへの逮捕令状も手配され、
逃げ場のなくなったジョージ。
橋の欄干から飛び降り自殺を昨を図ろうとした、その時に
およそ天使らしからぬ姿をした、とぼけた老人が彼を救い出します。
"I suppose it would have been better if I'd never been born at all"
「俺なんか生まれて来なければよかったんだ」
と自分を責めるジョージに、
”2級”天使のクラレンスは
「じゃあ君は生まれてこなかったことにしてあげよう」
とジョージが生まれなかった世界の姿を見せます。
彼が存在しない世界はどうなっているか・・・
(つづく) |
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2007/12/25(火)
「素晴らしき哉、人生!」(2)
Each man's life touches so many other lives,
and when he isn't around he leaves an awful hole.
from "It's a wonderful life"(1946)
前回の続きです。
「俺なんか生まれて来なければよかった」と悔やむジョージに、
「じゃあ君は生まれてこな | | |