2012年10月〜12月の講義案内です。
自分の習慣、組織や社会の習慣を変えたいと思っている方へ
Habit – 習慣学
【習慣学】 “The Power of Habit” by Charles Dugigg
テキスト代:2,300円(税込 2,530円)
食事、運動、喫煙などの習慣を改善したい、と思っている人は少なくありません。「食事の量を減らしたい」「間食をやめたい」「毎日少しでも運動するようにしたい」などと思いつつ、実行に移せずに過ごしている人は私も含めたくさんいると思います。
しかし、習慣を変える、ということは容易ではありません。何年も親しんできた習慣を変えることは時によっては大きな苦痛であり、それほどの苦痛を感じるのであれば習慣を変えなくてもいいや、とあきらめてしまったりします。
でも、その一方で習慣を劇的に変えることに成功する人もいます。食生活をがらっと変えて体重を何十キロも減らしたり、まったく運動しなかった人が少しずつトレーニングをしてトライアスロンに参加するようになっていったり、まったく本なんて読んだことがなかった人が、毎月何冊も読むような人に変わってしまったり、そういうケースは少なからずあります。
では習慣をいつまでも変えられない人と、習慣を劇的に変えられる人との間にはどんな違いが存在しているのでしょうか?
何が違うから一方の人たちは習慣を変えることが出来ずにいて、一方の人たちは習慣を変えることができるのでしょうか?
そしてそもそも習慣ってどうしてできるのでしょうか?
どういうポイントを押さえれば自分の習慣を変えることができるのでしょうか?
その問いに答え、習慣を変えていく方法を身につけていくのが今回の「習慣学」です。
この講座では2012年2月にアメリカで発売されるや否やたちまちベストセラーになった”ThePower of Habit”をテキストとして使います。この本はニューヨークタイムズ紙の記者であるチャールズ・ドゥーイック氏による名著であり、Amazon.comでの読者評価はびっくりするほど高いものになっています。
→ amazon.comのレビューを見る
食事やアルコール、喫煙など多くの生活習慣病に苦しむアメリカ人たちにとってまさに救いとなるような内容なのかも知れません。
この本の紹介ビデオをこちらで見ることが出来ます。
この講座であなたが学べること
この本を読むとまず次のようなことがわかります。
- 人の習慣というのはどういう仕組みで繰り返されるのか?
- 習慣というのはなぜ作られるのか?
- どうすれば習慣は変えられるのか?
さらにこの本では個人の習慣だけでなく、組織や社会の習慣にまでその研究範囲を広げています。ですから次のようなことも学ぶことが出来ます。
- 成功する組織の習慣とはどういうものなのか?
- 成功する組織になるためにどうすれば新しい習慣をつくることができるのか?
- ピンチを利用して新しい習慣を組織に定着させる方法とは?
- 会社が顧客の新しい習慣を予測し、ビジネスに行かす方法
- 社会の中の習慣というのはどうやってできあがっていくのか?
- 社会の中の習慣を変えるにはどうすればいいのか?
お勧めする人
この「習慣学」は次のような人たちに特にお勧めします。
- 食事・運動・喫煙などの生活習慣を改善したいと思っている人
- 良い習慣を身につけ仕事の効率を上げたいと思っている人
- 自分のみならず他人の習慣改善のお手伝いをしたいと思っている人
- 教育関係者
- 組織の習慣や文化を変えたいと思っている人
- 社会の習慣や文化を変えたいと思っている人
- コーチやカウンセラーなどの仕事をしている人
- 経営者や将来経営者になりたいと思っている人
- 管理職の地位にある人
受講後に期待できる効果
人間は習慣から出来ている、と言っても過言ではありません。
であれば習慣をもっと自由に変えたり、作り上げることが出来れば、自分をもっと気軽に改善していくことが出来るはずです。そして本当に自分がなりたい自分になることができるようになっていくはずです。
またそれが組織や社会に対しても出来れば、もっと簡単に組織や社会の変革が出来るようになっていくかもしれません。
いずれにしてもこの本は読む価値があります。
そしてそこで得た知識は自分に、他人に、組織に応用していけるでしょう。
ぜひこの機会に習慣学の受講をお勧めします。
部下や後輩とのコミュニケーションがうまく行かない方へ
Leadership Communication – リーダーシップコミュニケーション学
【リーダーシップコミュニケーション学】 “Leadership and Self-Deception” by Arbinger Institute
テキスト代:1,800円(税込 1,980円)
「部下が思うように動いてくれない」こういう悩みは多くの上司に共通する悩みではないでしょうか?
「後輩が言うことを聞かない」こういう不満を多くの先輩は持っているのではないでしょうか?
どうしてこういう問題が起こるのでしょう?
どうして上司と部下のコミュニケーションはいつもすれ違うのでしょう?
立場が違うからしょうがないのでしょうか?
能力が違うから仕方ないのでしょうか?
その問いに答え、解決策を見つけることが出来るのがこの講座「リーダーシップコミュニケーション」です。
この講座ではアメリカで10年以上もベストセラーであり続けている名著”Leadership and Self-Deception”をテキストとして使います。この本は私が知る限りコミュニケーションの分野では最高の本です。Amazon.comでも読者レビューの評価が極めて高いのがわかります。
→ amazon.comのレビューを見る
文章はストーリー形式になっており非常に読みやすくなっています。転職したばかりのトムという主人公が新しい職場で上司のバドに導かれながら、自分の上司としての問題点に気づいていく、という展開です。そのストーリーの中で多くの上司や先輩が共通して抱えている問題に読者がトムと一緒に気づいていくことが出来ます。
この講座であなたが学べること
この講義では次のことを学ぶことが出来ます。
- 多くの上司・先輩のコミュニケーションの問題を生んでいる原因、「箱」とは何か?
- どうして我々は「箱」に入ってしまうのか?
- どういうときに我々は「箱」に入っていると言えるのか?
- どうすれば自分が「箱」に入っていると気づくことが出来るのか?
- どうしたらその「箱」から抜け出ることが出来るのか?
これらのことを学んだ人のコミュニケーションの質は大きく変わります。非常にコミュニケーションの質が上がり、かつ自然で楽になっていきます。
お勧めする人
この講座は次のような人にお勧めです。
- 部下や後輩とのコミュニケーションに問題を抱えている人
- 仕事をしながら日常的にイライラしている人
- 経営者、もしくは将来経営者を目指す人
- コミュニケーション力に自信がない人
- よく他人に誤解されてしまう、と思っている人
- 自然なコミュニケーションがとれないで悩んでいる人
- 教育関係者
- コーチングやカウンセラーなどの仕事をしている人
受講後に期待できる効果
この講義を受けると、講義を受ける前とはまわりの景色がまったく違って見えるようになってきます。会社の中だけでなく、車の運転中、通勤途中の電車の中、テレビの中の出演者たち、などがまったくそれまでと異なって見えてくるはずです。そして一度その違った風景が見えるようになると、まるで「だまし絵」のように、前の風景を見ることはできなくなってしまいます。
ですから、それなりの心の準備をしてから受講してください。
まだ自分が今のところにとどまりたい、と思うならまだこの講義を受講しない方がいいかもしれません。でも、まわりの人たちと新しい関係を気づき前に進みたいと思うならぜひこの講義の受講をお勧めします。
この講義の受講が終わる3か月後には必ず新しい世界が見えているはずです。