【開催レポート】洋書の習慣を「アイデンティティ」から考える!オンラインワークショップ(通信コース)

 

こんにちは、ソフィー・ジ・アカデミーの西です。

通信コースでは2023年6月25日に、『洋書の習慣を「アイデンティティ」から考える!』というテーマでオンラインワークショップをおこないました。

今回のワークショップは、洋書の言葉を読んで味わう時間があったり、自分のことを考えながら紙に書き出すアウトプットをしたり、そして『マスターマインディング』ということで、 感じたことや、新しいアイディアについて話してみたりと、盛りだくさんな90分間となりました。

このブログでは当日の様子をお伝えしたいと思います。

日程のご都合がつかず参加できなかった方もWSの雰囲気を味わっていただけるよう、ワークショップで学んだ内容も簡単にご紹介します。ぜひ「アイデンティティと習慣」について考えてみてくださいね!

まずはワークシートを使ってインプット

今回はソフィーの洋書ラインナップの1冊でもある、”Atomic Habits”(講義概要はこちら)という習慣づくりに関するベストセラーの内容をもとに、ワークショップをおこないました。“Atomic Habits”を読んだことがある方も無い方も参加OK!ですので、ソフィーオリジナルのワークシートを使って、改めて習慣について一緒に学んでいきました。

まずは「読む時間」

”Atomic Habits”にはシンプルで、確かに!と思わされてしまうような、良い言葉が詰まっています。

まずは”Atomic Habits”の一部を抜粋したワークシートを各自で読みながら、習慣とアイデンティティについてどのようなことが語られているか、インプットする時間をとりました。 各自で黙々と読む時間、良い言葉を味わう静かな時間を取ることで集中力もアップするように感じます。

習慣とアイデンティティ…?

習慣とアイデンティティってどう関わっているのだろう?と疑問に思われるかもしれません。

“Atomic Habits”で使われている「アイデンティティ」は、セルフイメージやビリーフ(思い込み)とも書かれていて、自分自身についてどのように思うかということです。

好奇心が旺盛、きれい好き、読書家、ランナー、教師など、色々なレベルがありますし、ひとりの人の中にも沢山のアイデンティティがあります。

“Atomic Habits”では「習慣にしたい行動と、自分のアイデンティティが一致していること」が大切だとしています。

たとえば、

時間を守るのは大切だと思う(アイデンティティ)。
なので、(一致)
毎日会社に遅刻せずに出勤する(習慣)。

など、アイデンティティと習慣や行動が一致していることは実は自然なことなのです。

ですが、新しいことを始めたり、こんな自分になりたい!と変化に向けて行動しようとするときには、必ずしもアイデンティティと習慣が一致していません。

これが習慣づくりが難しく感じる原因のひとつなのです。

洋書や英語に関わるアイデンティティ

ソフィー・ジ・アカデミーでは、「英語を学ぶ人」「英語の学習者」というアイデンティティから、卒業しよう!と言うことがあります。

「私はまだまだ英語を学んでいる途中だ」というアイデンティティを持っていると、洋書を読むたびに、「分からない単語が沢山だ。やっぱり英語が苦手なのかも。できないことが沢山ある。」といった心の声が生まれやすくなります。英語が苦手だというアイデンティティも、繰り返されて、強化されていくのです。

またこのアイデンティティは、

英語が苦手(アイデンティティ)
だけど(不一致)
洋書を読む(習慣)

という状態につながります。

このアイデンティティと習慣が一致していない状態は、洋書を読むという習慣づくりを難しくしてしまいます。

アイデンティティを変えてみる!

そうした状態から抜け出すために、「英語を使う人」や「洋書を読む人」というアイデンティティに、まず変えてみるのがおすすめです。

「私は英語を使う人なので洋書を読む」というように、アイデンティティと行動が一致している状態だと、洋書を読むことが当たり前になったり、英語に触れることが気楽になったりするのです。そして「英語を使って、習慣作りのポイントがひとつ分かったのでOK!」など、できたことに意識が向きやすくなるはずです。 

ただ、ある日突然「私は英語を使う人だ」と、アイデンティティを書き換えるのは、簡単ではないかもしれません。そこで大事なのが、「英語を使う」「洋書を読む」という行動を習慣として繰り返すことで、新しいアイデンティティを定着させていくことなのです。

どういうことなのか、更に気になってしまったぞ、という時は、ぜひ”Atomic Habits”を読んでみてくださいね。
“How Your Habits Shape Your Identity (and Vice Versa)”という章で詳しく語られています。


こちらのスタッフブログでは、成功のための基本原則として、アイデンティティの変化について説明しています。ぜひご覧ください。

「英語を使う人」という アイデンティティ

アイデンティティをUpgrade&Expand!

今回のワークショップの中では、参加者の皆さんの中に既にある「英語を使う人」というアイデンティティを、アップグレードしてみよう!ということで、順を追って一緒に考えてみました。

ワークシートを読む中で、「アイデンティティって変えられないと思っていた!変えられるんだ!」という驚きをシェアしてくださった方もいらっしゃいました。

私も、”Atomic Habits”を読むまでは、
「アイデンティティって一つに決めないといけないのかな?」とか、
「自分のアイデンティティを考えたら、それを持ち続けなければいけないかな?」
とか、アイデンティティはなにか壮大なものをイメージしていました。

ですが、特にこの本で言うところのアイデンティティは、どうやらそうではないようなのです。

1つのアイデンティティに固執しないこと、アイデンティティをなるべく小さくすることなどもポイントとして書かれています。

「アイデンティティって、いろいろあって良いんだな~」とか、「些細なことでもOKなんだな」と、気楽に考えられそうです。

What is YOUR identity?

自分のアイデンティティを考える方法は、”Atomic Habits”の中でも何通りか紹介されています。今回のワークショップでは、洋書や英語に関するアイデンティティにフォーカスしながら、

既に自分に起こった変化

そこから分かる自分のアイデンティティとは?

という順番で考えてみました。

たとえば、

変化:洋書を読むようになって、家族との話題が増えた

アイデンティティ:会話を楽しむ、大事にするタイプの人だ

というように、「こういう変化があったということは、つまりどういうこと?」と考えていくと、「私はこういうタイプの人だ」というアイデンティティに繋がるヒントが沢山出てきます。

「自分だったらどんな言葉が出てくるかな?」と気になったら、ぜひ紙に書き出して考えてみてくださいね!こんな質問を自分に問いかけてみるのもおすすめです。

  • 洋書を読むとどんなことが起こりますか?
  • どんな変化がありましたか?
  • 「あの洋書を読んで、こんな変化があった」でもGood!
  • 朝早く起きるようになった!等、英語・洋書というテーマから離れていってもOK!

Habit Loopで習慣の「システム作り」

ワークショップの後半では、Habit Loopという習慣のメカニズムについて一緒に学びました。”Atomic Habits”によると、良い習慣も悪い習慣も、このCue, Craving, Response, Reward の4つの要素、ステップに分けて考えることができるそうです。

こちらの図は“Atomic Habits”の公式ウェブサイトからお借りしました。 習慣作りに役立つコンテンツやNewsLetterがありますので、ぜひ見てみてくださいね!

たとえば、スマートフォンをチェックするという何気ない行動・習慣も、こんなふうに4つのステップに分けて考えることができます。

スマホをチェックしすぎる習慣をやめたいという場合には、「Cue」が起こらないように、スマホが視界に入らないように、別の部屋に置くなどの工夫をします。

新たに良い習慣を作りたいと思った時には、次のステップへ進むことを簡単にしたり、魅力的にしたりといった工夫を、それぞれのステップに施すことで、習慣のシステム作りが上手くいくようになります。

Cue, Craving, Response, Reward…

実際に参加者の皆さんと一緒に、既にある習慣や新しく作りたい習慣を、この4つのステップに分解して考えてみました。

既に出来上がっている習慣も、こうして分解して考えてみることで、意味や効果を再確認できたり、より気軽で楽しくする工夫を思いついたりするものですね。

ワークショップ後の時間では、「Rewardは大きすぎると良くないかな?」、「この場合のCueって何がいいだろう?」など、お互いに疑問やアイディアを交換することができました。

習慣を決めました!

最後にHabit Loopやアイデンティティなど、ワークした内容を整理しながら、明日からやってみる習慣をこの2つの構文に当てはめて考えてみました。

そして参加者の皆さんの趣向を凝らした習慣や、アイデンティティについてシェアをして、ワークショップは締めくくりです。

  • 片付けや整頓をする習慣
  • 仕事おわりにカフェで洋書を読む習慣
  • 美しいものを楽しむ習慣
  • 良い言葉をシェアする習慣
  • ストレッチをする習慣
  • 英語の良い言葉を音読する習慣

などなど。洋書や英語に関するアイデンティティを出発点として習慣を考えましたが、そこから生まれてきた行動はバラエティに富んだ内容となりました。

洋書を読むことは、自分のことをケアしたり、在り方を考えたり、よりよい組織や仕事について考えたり、人生の沢山の側面に繋がっていますね。

ご感想をいただきました

参加した皆さんから、下記のようなご感想をいただきました。

  • 楽しかったです!ワークショップで宣言したのでしばらく続けられそうです。
  • 原書の内容をわかりやすく(ワークショップの)教材に組み込んでおり、自身と本部メンバーに共有してみたいと思います
  • AtomicHabitsの内容を感じることができ新しい発見もあり興味深かった

今回のワークショップでは、習慣について知り、始め方を考えるところまでを一緒に学んでみました。

習慣として実際に行動を続けてみると、意外と簡単にできることや、上手くいかないことなど、また新しい発見がたくさんあるはずです。トライ&エラーからの学びがあるのが習慣作りの醍醐味ですね!

今後も洋書テキストの内容をテーマにしたワークショップをリクエストに応じて開催していきたいと思います。このワークを誰かと一緒にやってみたい!など、アイディアがありましたらぜひ教えてくださいね。

【おまけ】毎月開催の「オンライン学習会」でもお待ちしています

今回は特別イベントとしてワークショップを開催しましたが、通信コースの『オンライン学習会』は毎月開催しています。

受講生とスタッフでオンラインルーム(Zoom)で集まり、各自の1週間分の学習を進める会です。

洋書の読み方や学習ステップスの進め方を確認したいという時はもちろん、学習のペースが遅れてしまったので一気に取り戻したい!という時にもおすすめです。ぜひお気軽にご参加くださいね。

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