孤独の問題に向き合い、つながりのある社会をつくる「ソーシャル・コネクション学」(受講期間:3ヶ月)
<通信コース:2025年8月、通学コース:2025年9月 から受講可>
“Together” by Vivek H Murthy M.D.
テキスト代:3,200円(税込 3,520円)
私たちは孤独の時代を迎えている
日本には、2021年、世界で2カ国目となる内閣官房 孤独・孤立対策担当室が設置されました。
少子高齢化、核家族化、また、特にコロナ禍を経て変化した働き方や生活スタイルにより、孤独の問題が進み、2022年の調査では3人に1人が孤独を感じることがあると答えています。
「気づいたら、今日は誰とも話さなかった」
「SNSやLINEでつながっている人はいるけれど、なかなか深いことは話せない」
「病気になったり、年を重ねていったら、必要な助けが得られるだろうかと不安になることがある」
こうした声もよく聞かれます。
多くの人の中にある孤独という問題を、私たちはどのように解決していけばよいのでしょうか。
”Together”を読むべし!
孤独の問題に向き合い、つながりのある社会にしていきたいと思っている人におすすめなのが、【ソーシャル・コネクション学】“Together: The Healing Power of Human Connection in a Sometimes Lonely World”です。
・翻訳:『孤独の本質 つながりの力――見過ごされてきた「健康課題」を解き明かす』
・関連イベント:『孤独の本質 つながりの力』読書会&編集者インタビュー
著者は、アメリカの健康問題を担当する、公衆衛生局長官を務めたヴィヴェック・H・マーシー。
就任時、国民は何を求めているのか、アメリカ各地をまわり、話を聞く中で、肥満、糖尿病、心臓病、などの問題のほかに、依存症や暴力、不安やうつ、といったものにつながる「孤独」という問題が浮き彫りになりました。
そもそも孤独とはなにか。
なぜ私たちは孤独を感じるのか。
孤独という問題がどのように起こるのか。
私たちはこの問題にどう取り組んだらよいのか。
本書は、孤独のメカニズムを解き明かし、実際に世界各地で行われている、孤独という問題に対する「社会的処方」の事例を交えながら、私たちが孤独について学び、そこから行動できることを考えるためのヒントを与えてくれます。
この講座であなたが学べること
この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。
- 孤独とはなにか、孤独の歴史
- 孤独が個人や組織、社会に与える影響
- ひとりの時間も大切であることの理由
- 自分自身とつながる方法
- つながりのあるコミュニティ、社会の作り方
この講座を特におすすめする人
この講座は次のような方に特にお勧めします。
- 孤独というテーマに関心がある人
- 人とのつながりについて考えてみたい人
- 自分自身とのつながりについて考えてみたい人
- 周りの人との関係性をよりよくしたい人
- 心身の健康に関心がある人
- よりよい社会を作っていきたい人
参考英語レベル
この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC 700点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。TOEICのスコアは相当していなくて、一人で学ぶのは難しいかもしれないけれど、ソフィーの講義、教材のサポートがあるからチャレンジしてみたいという場合も、もちろん受講可能です。
受講することで期待できる効果
この講座を受講した後では、自分自身とつながる時間も、人とつながる時間も大切にできるようになるでしょう。また、人とのつながりを意識することで、お互いに助け合う機会も増え、家族や友人、職場や学校、コミュニティでの人間関係もよりよくなるはずです。さらには、そうした心の安定感が、日々の生活、仕事、学習にもよい影響を与えるようになるでしょう。
この講義を受講するには
「ソーシャル・コネクション学」は通学コース(長岡教室クラス・オンラインクラス)、通信コースで受講可能です。
詳細は下記ページをご確認ください。
参考
孤独が心身の健康に与える影響についてのインタビュー(8分9秒)
PBS NewsHour
Surgeon General discusses health risks of loneliness and steps to help connect with others