『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の原書 ”Artist’s Way”は創造力を高めたい人にお勧め

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以前にクリエイティビティを高めたい人向けのお勧め英語ビデオとしてスタンフォード大学d.schoolのワークショップビデオを紹介しました。

このビデオはとっても良いのですが、なにしろワークショップ形式で、基本的に誰かとペアを組んで進めていく形になっているので、とりあえず一人で何かやってみたい人には向かないかもしれません。

そこで、今回は「まずは一人でクリエイティビティを高めるために何かに取り組んでみたい」という人に、まずは一人で取り組めるクリエイティブになるための洋書を紹介したいと思います。

『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の原書 “The Artist’s Way”

それはこちら。“The Artist’s Way”

これは自らが脚本家や映画監督であったりするJulia Cameronが「クリエイティブになるための講座」のような本。

もともと実際のクラスとして生徒たちに教えていたノウハウを一冊の本にまとめたもののようです。

1992年に最初に出版されて以来、いまだに売れ続けている超ロングセラーのひとつです。Amazon.comの読者レビューの数と評価の高さを見ると、その本の内容が優れたものであることが推し量れると思います。

日本語のタイトルは『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』で、言葉の響きからすると「自分探しの本なのかな?」という感じがすると思いますが、ちょっと違います。

もちろんクリエイティビティをアップさせていくためには「自分らしさ」を発見していく必要はあるので、そういった作業はあります。ただ、“The Artist’s Way”という原題から読み取れるように、創造性を増すための取り組みを紹介するのが本題となっています。

“The Artist’s Way”を読んで起こる変化

本は12週間プログラムになっていて、一週ごとに一章ずつ読み進み、各章の終わりにその週の”tasks”が出る、という形になっています。

ソフィー・ジ・アカデミーでもこの本はテキストとして扱っています。これまでに何人もの生徒たちがこの本を読んできていますが、それぞれに大きな変化が起こっているようです。12週間に起こる変化は人それぞれですが、全体的に「肩の力が抜けた」「楽に生きられるようになった」「仕事が楽しくなった」というような変化が起きるパターンが多いようです。一人の方は12週間で誰から見ても顔の表情が見違えるように明るく変化した、という方もいらっしゃいました。

12週間のプログラム中は、自分の感情を探索する旅のようなもののようです。

実は私はこの12週間のプログラム自体は続けることができなかったので、自分では体験していないのです。

ただ、生徒たちの様子を見ていると、このプロセスの途中で「感情の解毒作用」のようなものが起こり、急にイライラしたり不安になったりする時期があったりするようです。

ですから一人で進めるときは、その点だけは要注意です。

一緒に住んでいる家族などがいる場合には、あらかじめこのようなプログラムをやってみるから、もしかすると途中で急にイライラする日があったりするかも、というようなことをあらかじめ伝えておいた方がいいかもしれません。

しかし、その「谷」を経験すると、急に肩の荷が下りたようになり、表情が変わってきたり、言動が変わってきたりしています。

私は個人的にこの”The Artist’s Way”を読んで生徒たちに起こる3ヶ月間の一連の現象を「感情のジェットコースター」と呼んでいます。

また、The Artist’s Wayの中の重要な取り組みのひとつに「モーニング・ページ」というものがあるのですが、それと似た取り組みを続けた方に起こった変化を書いたブログ記事がこちら↓に載っています。これも参考になるかもしれないので、興味があれば読んでみてください。

ICHIROYAのブログ「毎日ブログを更新すること」ではなく、「毎日欠かさずに書くこと」を続けたい

 

“The Artist’s Way”を読みながら見ると良いビデオ

著者がこの本を紹介しているビデオはこちらで見ることができます。
彼女の言葉のなんともいえない不思議な響きを感じ取ってみてください。
juliavideo

また、この本の内容の基本的な取り組みについて彼女が説明しているビデオも見ることができます。

「モーニングページ」について
「アーティスト・デート」について

さらに149ドル払うと、チャプターごとに著者が取り組み方などを説明しているビデオをみることもできますので、興味があれば購入してビデオを見ながら原書を読んでいくのも良いかもしれません。

“The Artist’s Way”を特にお勧めする人

もともとクリエイティブだ、と思っている人にはそんなに大きな変化は起こらないようです。
逆に自分はぜんぜんクリエイティブじゃない、と思っている人は、大きな変化が起こる可能性が高いと思います。

「自分にはクリエイティビティなんて、関係ない」
「自分は創造力とか全然ない」
「わたしは新しいこと作ったりするの、まったくダメ」

そんなふうに思っている人、ぜひお勧めします。