2012年1月〜3月の通信コース講座 その1

2012年1月〜3月の講義案内、その1です(こちらがデフォルトです)。
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Organizational Communication – 組織論101

Organizational Communication

0061251321 【組織論101】 "Tribal Leadership" by Dave Logan, John King and Halee Fischer-Wright

テキスト代:3,100円

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時代の変化はますます早くなり、人々の好みはどんどん多様化しています。

その中で企業や組織はこれまでのようなトップダウン型の組織で画一的な商品やサービスを作っていたのでは対応しきれなくなってしまいました。

顧客の細かなニーズをキャッチし、現場で判断して個々に対応できる組織の必要性が今までないほどに高くなっています。トップダウンではなくボトムアップ型の組織が求められているのです。上司に言われたからやる人たちの集まりではなく、自分で考えて行動する人たちの集まりを作り育てる必要があるのです。

でも、そのような組織ってどのようにしたらつくることができるのでしょう?

確かに一部進歩的な会社ではそういう組織作りに成功していると報道などで見ることがあります。でも、そういう組織を条件や環境が違う他の会社でもつくることができるのでしょうか?そしてもしできるとしたら、具体的にどのようなステップを踏めばそういう進歩的なボトムアップの組織をつくることができるのでしょうか?

この「組織論101」ではそのための、具体的で実践的な方法を学んでいきます。テキストとしては組織学の本としてアメリカの経営者たちの間で最近注目されている"Tribal Leadership"を使います。

この本の中では「自主的に形成されるグループ」すなわち"tribe"を活用して、組織の成長を促進させていくという組織作りの方法がわかりやすく示されています。

著者たちはあらゆる組織は5つのステージに分類することができる、とし、リーダーがすることは

(1)「今その組織がどのステージにいるのかを把握すること」と
(2)「今よりも1つ上のステージへ上がれるように促進すること」
だけである、と説明しています。

そしてステージごとの組織の特徴と、1つ上の組織に上がるための方法を明快に示しています。

この本の内容はすでにアメリカの進歩的な会社の中で実践され、成果を出し始めています。現在急成長していて、日本でもその社長の本(『ザッポス伝説』)が出版され有名になっているアメリカの靴のオンライン通販会社、ザッポス(http://www.zappos.com/)もそのひとつです。

この本は2011年12月現在未邦訳ですが、いち早く原書を読み理解し、実践して組織の変革を進めていくことがそれぞれの組織を活性化し、ひいては日本全体の経済を活性化させていく非常に有効な手だてだと思います。

この講座で学べること・期待できる効果

この本の中で著者たちは進歩的な会社のステージである「ステージ4」に組織が到達したならば、次のことが必ず実現するだろう、と力強く本の冒頭部分で約束しています。

  • 組織のスタッフが高い志のもと自主的に動くようになる
  • 人間関係の問題やストレスが激減する
  • スタッフの一人一人がリーダーシップを発揮するようになる
  • スタッフの定着率が向上する
  • スタッフの仕事に対するコミットメントが高くなる
  • 社内での笑顔や笑い声が増える
  • 組織の中で強要しなくても自然な学習が起こってくる
  • スタッフの健康状態が改善する
  • スタッフのクリエイティビティがアップする

お勧めする人

この組織論101は特に次のような人たちにお勧めします。

  • 組織のリーダー、経営者、管理職
  • 将来のリーダー、経営者、管理職候補
  • クラス運営に困っている学校の教師
  • サークル運営を円滑に進めたいサークルの部長
  • 社会や世の中を少しでも良くしたい、と思っている人
  • 社会を大きく変えるような事業をしてみたいと思っている人
  • 会社のサービスの質を向上させたいと思っている管理職、経営者

私はアメリカの大学ではコミュニケーション学を専攻していて「組織内のコミュニケーション」を研究したこともあり、多くの組織論やリーダーシップ論の本を日本語の本英語の本を含めて読んできました。また、大学を卒業後起業し、それらの理論の実践を組織の中で試みてきました。

その中でもこの"Tribal Leadership"の中で主張されていることは、もっとも実践的でシンプルで使いやすい知識である、と言えます。

非常にシンプルなので、誰にでも理解できますし、たとえば高校生が自分の学級運営に生かそうと思って読んでも、十分に実践できるでしょうし価値があるでしょう。

このような手法はまだ進歩的な考えを持った一部の人だけが注目していますが、近い将来、このやり方は組織運営のメインストリームになる時代がくると思います。

いち早くこの手法を学び実践をして、組織を、会社を、そして社会を変えていきましょう。他ではまだ学べないこの組織学をぜひこの機会に学んでみてください。