2015年4月〜6月の通信コース講座

2015年4月〜6月の通信コース講座「モチベーション学」と「経済学101」を紹介します。どちらも多くの読者から非常に高い評価を得ている名著をテキストとして使います。内容を確認し、自分の興味がより惹かれる方を選んでください。

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2015年4月スタートの2つの新講義を紹介します。

1. 世の中や組織に変化を起こしたい人のための「モチベーション学」(デフォルト)

Textbook:  “Mindset”  by Carol Dweck

テキスト代:2,400円(税込 2,640円)

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問題点 時としてあなたのまわりの人は変化を拒む

世の中は急速に変化しています。その変化の中にあって、私たち人間も変化していく必要があります。時代の変化は大きなチャンスです。その中で私たちも積極的に変化することで、これまでの時代では想像できなかったような大きな成果を手にできる可能性があります。あなたには目の前に横たわるその大きな成果が見えているかもしれません。しかし、時として人は変化することを拒みます。あなたが変わろうとしたとしても、あなたのまわりの人は今の状態にしがみつき、そこにとどまり続けようとするかもしれません。

もしあなたが無理にその人たちを変えようとするならば、彼らは必死に抵抗し、あなたを敵とみなし、場合によってはあなたを傷つけようとさえするかもしれません。 もしあなたがこういう状況に直面したら、いったいどうしたらいいのでしょうか?変化することを拒み、現状にしがみつこうとする人たちを、自らすすんで変化しようとする人たちに変えていくことって可能なんでしょうか?もしもそれが可能だとしたら、いったいどのようにすればいいのでしょうか?

解決策 Carol Dweck博士の名著”Mindset”を読むべし

もしあなたがこのようなことを感じているとしたら、ぜひ今回受講を検討して欲しいのが、この「モチベーション学」です。この講義ではテキストとしてスタンフォード大学の心理学者Carol Dweck博士の名著”Mindset”をテキストとして使います。これは2007年にアメリカで出版された人のモチベーションに関する著者の数十年に渡る研究成果をまとめあげたもの。この本の中で著者は人の変化や成長に対するモチベーションの「高い/低い」は、その人の学習や世界に関する「マインドセット」が大きく関わっており、ここに働きかけることで他人のモチベーションをより自然に、しかも持続的にアップさせることができる、と説いています。たくさんの学術的な研究やストーリーを一般の人にも非常にわかりやすい言葉で説明してくれています。 Amazon.comでの極めて多い読者レビューの数とその評価の高さを見れば、この本の素晴らしさを推し量ることができるでしょう。 Amazon.comのレビューを見る

著者の基本的な考え方については、彼女自身がTEDスピーチで話しています。興味がある方はご覧になってみてください。

モチベーション学であなたが学べること

この”Mindset”を使った「モチベーション学」を受講すると、例えば次のようなことを学び、身につけることができます。

  • 人の学習意欲を決定づける2つのマインドセットとは?
  • 他人のマインドセットの見分け方
  • 人のマインドセットを変えるためにはどうしたらいいのか?
  • 学習者のやる気を促すための言葉がけのしかた
  • 人間関係をマインドセットを変えることで良好にしていく方法
  • 誰かが失敗した時の適切な言葉がけのしかた
  • 変化をもたらすリーダーが持っているべきマインドセットとは?
  • 組織のマインドセットを変えていく方法

モチベーション学を特におすすめする人

この講座は次のような方に特にお勧めいたします。

  • 学校の先生
  • コーチなど教育関係者
  • 組織を変えたいと思っている人
  • 子育て中の親
  • 困った部下を持っている中間管理職の方
  • 社員にもっとやる気を出させたいと思っている経営者

参考英語レベル

TOEIC800点以上

※理解度は英語力の他にもその分野の背景知識や興味が大きく関わってきますので、これはあくまで参考です。

モチベーション学を受講することで期待できる変化

このモチベーション学を受講することで、どうして人々のやる気には差が出るのか、ということがよく理解できるようになるでしょう。そして変化を拒む人がどうしてそう頑なに変化を拒み続けるのかも理解できるようになるでしょう。さらに、変化を拒む人たちにどのようにアプローチをしていけば自発的に変化を起こしていきたいという気持ちになってもらえるかがわかるようになってくるでしょう。 この講義が終わる3ヶ月後、あなたはきっと組織や世の中を変えていくための大きな手がかりを手にしているはずです。

この機会にぜひこのモチベーション学を一緒に学んでいきましょう。

 

2. 経済の基本的かつ実践的な知識を身につける 「経済学101」

Textbook:  “Naked Economics”  by Charles Wheelan

テキスト代:2,500円(税込 2,750円)

→ Amazon.comのレビューを見る

問題点  私たちは経済のことをよく知らない

先日、日経平均株価が「今世紀最高値を更新した」というニュースが流れました。しかし、私たちの多くは日本の景気が本当に良くなったと実感してはいないでしょう。であればこのこの株価の上昇はどんな意味があるのでしょうか?どうしてこういう現象が起きているのでしょう?こういう現象が起こることで誰が得をしていて、誰が損をしているのでしょう?そしてこの先どんなことが起こる可能性があるのでしょう?

これらの問いに対する答えを私たちの多くは持ち合わせていません。しかしこれらに対する答えを知ることは現代日本に住む私たちにとって非常に重要なことのはずです。それによって政府の作った見せかけの経済指標に一喜一憂することはなくなるでしょう。そして長期的で確かな視点に立った、ビジネスやその他の経済活動を冷静に行っていくことができるようになるでしょう。

ではそういった経済の基本的な知識をしっかりと身につけるにはどうしたいいのでしょうか?

解決策 経済学101を受講すべし

経済学の基本的な部分を体系的に学ぶためにソフィーでお勧めしているのが”Naked Economics”という経済ジャーナリスト、チャールズ・ウィーランが書いた経済学の名著です。この本は多くの人が敬遠したくなるような数式やグラフを一切使うことなしに、一般の人でもわかりやすく経済学の基本的な部分をまとめあげた本。2002年にアメリカで出版されて以来、今でも売れ続けている大ロング&ベストセラーです。この本は2010年に加筆修正された新バージョンとして出版されていますので、今回はその新バージョンに合わせてこれまでソフィーにあった「経済学101」の講義を新しく作り変えることにしました。

経済学101であなたが学べること

この講座ではたとえば次のようなことを学ぶことができます。

  • 私たちの身の回りの経済というのはどのように機能しているのか?
  • 自由経済のすごいところはどんなところなのか?
  • ビル・ゲイツのようなお金持ちになるにはどうしたらいいのか?
  • 美味しい個人経営レストランよりも、全国チェーンファミレスの方が儲かる理由
  • 経済を良くするための政府の役割とは?
  • 経済を良くするために個人ができることはなにか?
  • たとえばGDPなどの経済指標の意味とその見方
  • 経済学的な発想で環境問題を解決するためのアイデア
  • どんな世の中になったとしても、「食いっぱぐれない」究極のノウハウ

経済学101を特におすすめする人

この講座は次のような方に特にお勧めします。

  • 経済のことについてしっかりと基礎的なことを学びたいと思っている人
  • 経済のニュースがきちんと理解できるようになりたいと思っている人
  • 政府の経済政策に振り回されたくない、と思っている人
  • 景気の動向に一喜一憂しない自分を作りたいと思っている人
  • 経済のニュースを英語で読めるようになりたいと思っている人
  • 経済の話を英語でできるようになりたいと思っている人
  • 不必要な経済的な不安感を感じないようにしたいと思っている人

参考英語レベル

TOEIC800点以上

※理解度は英語力の他にもその分野の背景知識や興味が大きく関わってきますので、これはあくまで参考です。

経済学101を受講することで期待できる変化

この講座が終了する3ヶ月後には、経済ニュースの意味や政府の政策の意図などがより正確につかめるようになっているでしょう。その結果、景気の細かい動向や株価の変動などにいちいち一喜一憂せず、冷静で長期的な視野に立った物事の判断がより迅速にできるようになっているでしょう。そして経済のことがわからず漠然とした不安に駆られている人に対して、わかりやすく経済的な知識を使って、起きている事の本質を説明してあげられるようになっているでしょう。そしてもちろん経済に関するボキャブラリーも増え、英語の経済ニュースが読みやすくなったり、英語で経済に関する話ができるようになってきていたりするでしょう。

この機会にぜひ経済学の基礎を一緒に身に付けていきましょう。

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