ライターインターンシップ生の「学び日記」

この歳になって書くことを学ぶなんて恥ずかしいかな・・・でも学びたい、書きたい、少しでも上手に書きたい。色々な人に思いを伝えたい。大きな不安と希望で僕のライターインターンシップが始まりました。

ソフィーの人たちは熱く、前を向いている、学びながら僕の不安はとけてゆきます。書けるかもしれない、少しずつ光が見えてきます、ソフィーにはワクワクする「学び」がありました。上手に伝えられないかもしれないけれど、一生懸命少しでもその「学び」を伝えたい、ソフィーへの感謝の気持ちもこめて「学び日記」を書くことに決めました。

ライターインターンシップ生 古橋保利

ゲーリー・ハーバートのハンバーガーショップ

いい文章を書くための一番の秘訣は「その文章を欲する人をイメージして、その人のことを強く思いながら書くこと」です。8月5日恵比寿のキックオフミーティングで教わったこの言葉はこれから何度も出てくるので覚えていてください、今回のライターインターンシップのキーフレーズです。

新しいハンバーガーショップをオープンするとき、1つだけ与えてもらえる、何を要求しますか?僕は味と答えました、他のインターンシップ生はそれぞれ立地、人材と答えた。ゲーリー・ハーバートの答えは「Starving Crowd」、分かりますか?

つまり、「それを欲するひとたち」がいればそれで十分に営業が可能だということです。これを書くことにあてはめるなら、「その文章を欲するひと」をイメージして、そのひとを思って文章が書ければ自然と「いい文章」になるっていうことです。

そんなこと考えたこともありませんでした、書くことを習うっていうのは句読点の技術やきれいな言葉とか、表現の方法とかそういうものを教えてもらうんだとばかり思っていました。僕にとって衝撃的な学び、そして、ライターインターンシップのスタートです。

減点パパの作文

やっぱり、いい文章を書くための一番の秘訣は「その文章を欲する人をイメージして、その人のことを強く思いながら書くこと」です。NHKで放送されていた「お笑いオンステージ」というのを覚えていますか? そう、三波伸介が司会をしていたあのプログラムです。

番組の中のひとつのコーナーで「減点パパ」というのがありました。最後に必ず子どもが父親にむけて作文を読みますが、ほぼ100%父親は泣き、観客の中にはもらい泣きしている人もいました。

何でそんなにいい文章が書けるのか? 子どもはStarving Crowdである父親に向かい、その大好きな父親のために一生懸命心をこめて書くからです。これこそ「いい文章」を書くための基本中の基本なんですね。

今の僕はだめです。その一人が見えないし、まわりからどういう評価をされるのかな?なんて無駄なことを考えています。あれこれ考えないで、子どものように純粋な心でストレートに気持ちをぶつける文章を書きたい。「減点パパ」で原点に戻ります(笑)、これが駄目なとこだな・・・(笑)。

どのように学ぶ?インテンションの決定

インテンション(意図・目標)を決める、それはワクワクして具体的でメジャラブル(客観的に計測できる)でなければいけない。ライターインターンシップでいえば、3ヵ月後にどうなっていたいのか? それはワクワクするか? 客観的に計測可能か?

そして、そのインテンションは情熱的でなければいけない。ただ、何となく雰囲気やイメージで決めてはいけない。明確な目的地があれば最短距離でそこに到達できる。いや、参りましたボディに一発くらったという感じです。僕はいつも目標の決め方があまい。

目標を決めたあと、その目標をどう使っていくか?これも大切ですよね。僕もライターインターンシップ3ヶ月後のインテンションを決めました。行きますよ! 最短距離で真っ直ぐに!

どのように学ぶ?マスターマインディング

アメリカの成功哲学者の第一人者ナポレオン・ヒルが定義した、2人以上の目標をもった人の集まりであり、「思考のバイブレーション」。このことをマスターマインディングという。ライターインターンシップもこの方法で学びが進められます。まずインターンシップ生全員がチームとなり、さらに2人1組のバディシステムが採用されている。

バディとの毎日のミーティング、週に一度のチームミーティング、自分では気づかない様々な意見が飛び出すこのミーティングは予想以上に自分を刺激する。ルーズにならないように時間も10分、20分とかに区切って行われます。

学ぶっていうと一人で黙々とやるイメージだったけど、ソフィーの学び方は全然違います。互いに照らしあい伸ばしあう、この学びスタイルは絶対に効果的です。それからソフィーの人たちはみんな前を向いているんですよね。ソフィーの人たちと学べたことに大感謝。

自己紹介を書いてみる

誰に向かって書いている? Starving Crowdが見えてこないなら、「減点パパ」の要領で一人でもいい、しっかりイメージして、その一人のために伝えよう。

例えば、このライターインターンシップに応募しようと思ったけれども、結局参加できなかった人もいるかもしれない。もし、そういう人に何かを伝えようとするなら赤裸々に現在の至らない自分の状況を報告してもいいかもしれない、失敗談を伝えてもいいかもしれない、でも三ヶ月後にはこうなりたいんだ!っていうポジティブな意見を付け加えてもいい、その人に率直に思いをぶつけるんです。

いや、いや恥ずかしいです。最初に書いた自己紹介文は学んだことが全く生かされていません。格好つけてしまって、宛先人不在のずいぶんと余所行きな文章を書いていました。とにかく相手を明確にすることなんです。、誰に向かって書くかなんです。「ハンバーガーショップ゚」と「減点パパ」です。分かってはいるんですが・・・なかなか上手くはゆきません。

ビジョンというもの

ソフィーのビジョンが発表された!「世界を学ぶこととはたらくことの喜びで満たす」その意味するところは

  • 学ぶこと、はたらくことで喜びを伝える
  • 学びの喜び楽しさを感じる
  • できないことができるようになる楽しさを体験する
  • できないことが苦しいことや嫌なことではなく楽しみに変わる

つまりソフィーのミッション、クレドが集約されています。ビジョンとは目的地の1つですが、このビジョンはあるどこかの国というよりは、前に進めど進めどなかなか到達することのできない、北極星のイメージです。遠いけれど迷わないようにしっかりと明るく照らしてくれる北極星です。

北極星は見えますか? 僕の北極星はものすごく遠くに見えます。気が遠くなるくらい遠くに見えます。でも明るくてハッキリ見えます。北極星にむかって、迷わず行きます!動かなければゼロだ。でも動けば毎日1mmだけでも前に進めます。「行きます!」

ミーティングの進め方

3段階で進めます。3段階で進めてゆくことになりました。

  1. 全体(チーム)としてのインテンションの確認
  2. 個々のインテンションの確認
  3. その他諸々

そして、さらに全体のインテンション、個々のインテンションも3段階

  1. ビジョン、意図、ミッションの確認
  2. 現状確認、達成の度合い、何が不足しているのか?
  3. 目標達成のために何をすればいい?具体的アクションの確認

→ そして行動!! 最終的に行動に結びつかなければミーティングの意味はまったくない。行動をするためのミーティングなんです。ある本にも書いてあります「もっともささやかな行動のほうが、もっとも大胆な心がまえよりつねに望ましい」当たり前のことだと思うかもしれませんが、案外この基本ができていません。

ミーティングの進め方、生かし方、そうなんです行動するためにミーティングをするんです。そして、ライターインターンシップ生はひたすら「書く」。

モヤモヤを歓迎する

新しいことを学んでいるとスッキリしない、モヤモヤとした状況になる。これはマイナスと考えがちだが、実はこの「モヤモヤ」が大切。混乱やモヤモヤの中から新しい気づきが生まれる。だからこのモヤモヤはマイナスではなくプラス、大歓迎せよ。

何となくこういう「モヤモヤ」「スッキリしない」ことからは逃げたくなります。歓迎するというよりは避けてしまいますよね。僕は根が単純なもので、歓迎するべき、喜ぶべきと言われてから前向きに向かえるようになったのですが、ライターインターンシップの作業をしながらも何度かこの「モヤモヤ」に突き当たりました。

歓迎しようという気持ちでいると不思議と誰かが気づかせてくれたり、本が教えてくれたりして数日後に解決するものです。そして解決して新しいことを学んだときの「喜び」ったらありません。ドンと来い「モヤモヤ」!

プラスの極とマイナスの極

電気というのはプラスの極とマイナスの極があってはじめて電気が流れます。コミュニケーションも同じです。もし伝える相手がはっきりしていないなら、プラスの極があってマイナスの極がない状態ですから電気は流れません。伝える相手を特定して、思うことではじめて電気が通るわけです。この例えは分かりやすいですね。

これは 「ハンバーガーショップ」と「減点パパ」の復習です。僕なんかマイナスの極がないのに電気送りまくって、自分の電力なくなってヘトヘトになっちゃうタイプだから、これからは節電します。

フォーカスする方法

フォーカスするとは「目的や目標を具体的にはっきりさせる」ことですが、なかなかこれがうまくゆきません。フォーカスするコツは「それを忘れない」ことです。1年間365日そのことを忘れずに1日に2回、3回思い出している人がどれだけいるでしょうか? 一割もいないようです。そしてこれを続けることが難しいんです。

コツは「それを忘れない」。そのためには不要な情報を排除する。物理的には「テレビを捨てること」だと教えられました。何でも意図的にやらなければいけませんね。「続ける」という作業ほど難しいものはありませんが『フォーカスする』ことで「続ける」という技術も身につくと思えば一石二鳥です。これはやるしかありません。

ラブレターのごとく

ハンバーガーショップ」と「減点パパ」「プラスの極とマイナスの極」言うは易く、行うは難しです。そこでわかりやすい具体的な例を教えてもらいました。「ラブレターを書くがごとく」文章を書くということです。

ラブレターを書くには相手のことを深く知り、何を伝えたいのか考え、そして四六時中その人のことを思い続ける。さらには伝達手段を検討する、どんな方法が一番効果的なのか? メイルか携帯か手紙か電話か演奏で伝えるか・・・どうすればこの「思い」が伝わるのか。必死に考えるからアイデアはごまんとでてきます。

好きな人にその思いを一生懸命に伝える「ラブレター」のごとく書けばいい文章になるわけです。回りからの評価を期待したり、どう見られるか?なんて考えたらアウトです。そういえば僕も高校二年生の時に下級生にラブレターを書きました。なかなかの名文だったと思います。結果ですか? それはまたいつか、ゆっくりと。(笑)

忘れられない8月26日(日)の電話会議

「できない」ことにフォーカスをあてない。「何ができるか」を考え「できること」にフォーカスをあてる。ライターインターンシップを初めて約1ヶ月、成長のない自分にイライラ。電話会議でもついネガティブな意見「○○したいと思うんですが、時間がなくて・・・」みんなで言い訳合戦。

そこに学長から見事な一撃、「できないことにフォーカスがいきすぎてますね」。こういうネガティブなフォーカスをしていると学習効果が下がってしまう。「これから○○します」と意図的に言葉を変えることで劇的に変化があらわれる。

この日の会議から僕はほんの少しだけ変わったような気がする。色々な局面で「何ができるだろう?」って考えるようになりました。こういう学びがあるたびに、心がふるえます。学長には「ありがとう」を100万回言いたい。

いもづる式でゆこう

夢や目標は大きく考える。行動は小さく考える。目標や目的を決めたら何ができるのか考えてみる。どんなに小さなことでもいいから、まず行動してみる。そしてまた考えてみる、また1mmでも進んでみる。次のステップが「いもづる式」に見えてくる。

これが8月26日(日)の電話会議の時に学長がアドバイスしてくれた「いもづる式」です。「今できることにフォーカスして」→「いもづる式」でゆこう!! 僕はそう決めた。そうだ1mmでも前へ進むんだ。進もうと思うから、進めるんだ。人生とは、学びとはずいぶんと楽しいものだ!!

インタビューの書き起こし

全てを書き起こすわけではありません、編集するんです。学長が「英語でしゃべらナイト」でインタビューされた時間は2〜3時間、実際に書き起こされた文字は約800字。しかも、学長の言葉は原形をとどめていない。インタビューの書き起こしとは極端に言えばこのくらい大きく変ってしまってもいいものらしい。

大切なのは適切な質問をして、相手に喜んで話をしてもらい視聴者の聞きたいことを引き出す。そして編集することなんです。学長インタビューで僕が書いたのはインタビューの要約、編集作業ゼロです。インタビューの書き起こしの難しさを知りました。いかに「聞く」か、いかに「編集する」か、これなんです。これはかなりの練習が必要ですよ。インタビューアーにはなれないな(笑)。

書く量は大切、だから書き続ける

書くスキルを身につけるにはたくさん書くこと、そして書き続けること。9月8日(土)の電話会議で学長からうけた教えです。残された時間は2ヶ月とない、自分自身で書く時間を作り出してとにかく量を書くこと、そして書き続けること。そうすることで間違いなく上達する。

この日から僕の「書く量」があがった。学長のナイス助言! 学びのワクワク感を忘れずに、とにかく前へ進みます。さあ、「書くぞ!!」

潜在意識をうまく使う、カレーライス効果を利用する

潜在意識に仕事をさせることを意識してみる。カレーライス効果とは「一晩寝かせばおいしくなる!」イライラしながらやり続けるのではなく、一回寝て起きてまたやってみると、頭に入りやすくなる効果。例えば書く準備として取材、調査、アイデアを考えたり、マインドマップを書 いたりしたら、一度やめてみる。寝るもよし、リラックスするもよし、そしてしばらくしてまたやってみる。

スポーツでも時々起きますが、出来なかったことが今日突然出来てしまう、なんてことがあります。子どもの頃、突然自転車に乗れたり、逆上がりが出来たりしましたね。何だか分からないけど、急にフッと出来てしまう。あれって無意識です。それに、確かに一晩寝かせたカレーライスは美味い!!

Starving Crowd さらに突っ込んで具体的な一人を決める

Starving Crowdが広すぎると焦点がぼけてくる、最初は手紙の相手を「特定な一人」に絞り込むのがよい。それは知っている誰かでもいいし、まだ会ったことのない誰かでもいい。しかし、最初はよく知っている「実際の人物」だとなお良い。最高のアドバイスです〜。

どうもイメージがうまく出来なかったのですが、何かピンときました。「モヤモヤ」が晴れ、長いトンネルを抜けられるような気がします。あ〜数学の難問が解けかけている瞬間のような、この快感。たまりません。

スランプになったら、動く

どうにも書けなくなったら、動く。人に会って話しをしてみる、本屋に行き興味のある本を読む、ソフィーで体験授業に参加する、何でもいいとにかく動いてみる。必ず状況は変わる。

仕事もそうですがスランプになると、なぜ?とできないことにフォーカスが行ってしまうことがあります。こういう時はシンプルに動いてみることなんですね。先日は無理して書いて支離滅裂な文章になりました、動けばよかった。(笑)

自分で書こうとしない? 何かが書かせてくれる

Starving Crowd」と「減点パパ」の一人が書く内容にピタッとはまった時、何かがスラスラと文章を書かせてくれる状態になる。それはまるでイタコのように、まさに時を忘れて一心不乱に筆が進み気が付けば書き終えている。そういう時の文章は常にいい文章である。

学長はこういうケースがよくあるらしい、神がかり的というわけではない。プラスの極とマイナスの極がぴたりと合致した状態だと思う、これぞ「書く」ことの喜び!! いつ味わえるのやら・・・あきらめません、その感覚を身につけるまでは。

この2ヶ月間で学んだこと―学びのワクワク、ドキドキ、感動と希望

ライターインターンシップを初めて約2ヶ月が過ぎた、僕はものすごい宝物を手に入れようとしている。それは「学び」の持つ楽しさやパワーだ、知らなかったコツを知り、それを利用してみる面白さ。モヤモヤしていたものが霧が晴れるように消えていく爽快さと満足感。考え抜いて、しぼりだした言葉への愛着。続けることの意味と充実感。

「学び」とは人生になくてはならない栄養素で、人に夢と希望を与えるものだと確信しました。この心が震えるトキメキ感を絶対に忘れたくない! さあ、今日もいきま〜す!!

のび太クンありがとう!その一人が近すぎて書けない時は少し遠い人

学び日記を書いていて、かなり親しい友人をイメージした時に逆に書きづらくなってしまった。その時、学長から天の声「近すぎると書けない場合もあるので、その時は少し遠い人に変えてみる」再び急行列車のように(謙遜して特急とは書きませんでした・笑)書き始めました。その時、僕を走らせてくれたイメージの人はドラえもんの「のび太クン」。

なぜか30を過ぎたのび太クンが悶々としながら惰性で会社に通う絵が浮かび、でも頑張ろうとしているのび太クンに「一緒に頑張ろうよ!俺もがんばるから!」って声をかけながら書いているイメージを描いたら書けたんです。ほんの一瞬ペンが走る感覚を味わったような・・・ああ、あれは夢か?幻か?成長か? ありがとう「のび太クン」!!

ソフィーのクレド17番

常に目的を持ち、「何のためにやっているのか」を考えながら仕事をします。意味がない、と思える仕事があれば、すぐに話し、改善します。

読み返すほどにソフィーのクレドに学ぶところは多く、色々な気づきを与えてくれます。僕はこの17番が好きです。全ての行動には意味があるわけです。でも時に人は無意味な行動をとったり、考えずにイージーに動いたりします。自分にはよくあります。

これを意図的にコントロールできたら日々一瞬が充実します。そして楽しい。書くことにも一行一行に意味がある。相手を思え、伝えろ。書くことにこんなに一生懸命になれた自分が好きです。魂こめて書き続けます。ライターインターンシップ生、古橋「ソフィーのクレド17番」やらせていただきま〜す。

つづける勇気

決めたことを続ける、それがいつか力になる。バディーミーティングは毎日行われます。昨日と今日では状況に変化がなかったり、特別な新しい議題がなかったりします。そうなってくるとついサボりたくなります。そんな時、学長のタイムリーな言葉が飛んできます。「相手からの返信がなくても、自分の振り返りになるので続けてください」

アイアイサー! 9月20日のメールから11日間なんとか続いています。わずかこれだけの期間ですが振り返ってみると色々な変化が確認できます。自分の内面の変わりようも分かります。そんな時イチローの言葉を思い出しました。「夢をつかむことというのは、一気にはできません。ちいさなことをつみかさねることで、いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます」

仕事、学び、生活、時にこれでいいのだろうか?と不安になるかもしれない。しかし、自分で決めた目標を信じて「つづける勇気」を持ちたい。待っててくれよ北極星、必ずゆくぞ、たとえどんなに時間がかろうとも。「僕は続ける」そう決めたんだ!!

だれかに伝えたい―思いが言葉になる―そして文章になった

手ごたえのある「学び」、ものすごい「充実感」、このことを誰かに伝えたい。その時に「思い」が「言葉」になり「文章」になった。9月30日の電話会議で学長になぜ「学び日記」を書いたのか?と聞かれました。そんなことを考えたことがなかったのだけれど、スッと出てきました。

僕はソフィーメソッドという新しい学びスタイルに興奮した。そして自分にとってかなり役に立つ学びであることが分かりました。自分自身の再確認のためにも書き残したい。そして、もしかすると僕と同じように、こういう学びスタイルを待ち望んでいる人がいるんではないだろうか?と考えた。

もし、一人でもいるならその人のために書いてみよう。いや、いることを想定してその人のために書いてみよう。その時ペンが走った。間違いなく思いは文章に変わった。書くということが少しだけ分かったような気がする。そして、もっと書いてみたいと・・・初めて思った。

宿題

電話会議では時々宿題が出る。学校みたいです(笑)。これがまた新鮮なのです! 9月30日の宿題は、

  • 今週一週間書くとき、仕事をするとき「人を幸せにする」ということを意識して活動する。

うまく書けませんでした・・・やはりまだ、自分の文章で人を幸せにするというレベルまではとても意識できません。人の役に立てるような文章が書きたい、しかし、今は上手にできない。まずは仕事からやってみます。毎日一瞬一瞬、「人の幸せ」を意識ながら働いてみます。

今までもそう思っていたはずなのに、毎日一瞬一瞬、そのことを思っていたか? 案外できていないことに気づきました。やってみます、必ずやってみます。きっと何かが見えてくるはずです。長い長い宿題になりそうです。「続けるゾ!!」

数字の裏側にあるもの

全体のインテンション、個々のインテンションの中にメジャラブルなものということで、例えばホームページへのユニークアクセス数の具体的な数値目標がある。僕は毎日その数字を追いかけた、 バディミーティング、電話会議においてもその数字が話題になる。僕はその数字を営業マンのように追いかけた。

10月8日の電話会議で「数字の裏側にあるものは何か?」と指摘され「ドキッ」とした。いつからか数字だけを必死で追いかけていました。星の王子さまに叱られますね。大人はどうしてこう数字が大好きなんでしょう。(笑)

「伝えたい」ことに思いをこめて書き、自分たちの文章が成長するなかで、ビジョンに近づいてゆく。「数字」はあとからついてくるものです。いつのまにか、あとから来るはずの「数字」に踊らされていた。

僕は先週一週間ペンが止まりました、なんだか理由が分かったような気がします。スタート時点の書きたいという原点にもう一度戻ってみよう。仕切りなおしだ、さあ、行こう!

今日の学長 2007年3月9日(金)

スランプになるとソフィーのホームページに行く。特に「学長ブログ」を読む。僕は5〜6回は読んだと思います、「学び」に興味のあるかたは是非読んでください。

例えば3月9日(金)の「勉強は誰のため?」これ必読です。知恵とか知識って、本来「競う」ものではないのではないか? こう投げかけてくれています。

「知恵をあわせる」形にすると、これまで到底無理と思われていたものが、気が抜けるくらい簡単にできてしまう。

どうですか? これいいでしょ! 僕たちのバディミーティングや電話会議でも「知恵をあわせます」「力を合わせます」きれいごとではなくて、「人と人が力を合わせる」って物凄いパワーになります。しかも、「学び」で力を合わせるなんて、いや・・・参りました。でも、僕たちはそれを今まさに体感している。残された時間はあとわずか、全力疾走だ!

宿題(2)

10月8日(月)の宿題は「一人ひとりを人として見る」。忙しく生きていれば自分本位になる、自分の前を横切った人をまるで障害物のように感じたことはないでしょうか? なかなか進まない行列に並び、前の人のことを一方的に悪く思ったりしたことはないでしょうか?

一人ひとりには自分と同じように生活があります、人生があります。家族がいて、仕事があって、朝から夜までのドラマがあるんですね。そんなことも考えずに道行く人をまるで1つの物のように考えてしまったことが僕にはある・・・一人ひとりのことをしっかり人として見られなければ人の幸せを思って働いたりものを書いたりなんかできるわけがない。

この一週間は疲れました。でも、とても幸せな気分です。だからよく書けます。電話会議、バディーミーティングの学長やインターンシップ生の言葉にただひたすら感謝、感謝です。心からの「ありがとう」です。さあ、残り2週間ラストスパート!!

バディーミーティング

毎日のバディーミーティング継続25日目、なるべく惰性にならないように頑張っています! 今日はバディーにいいことがありました、書いた仕事で少し成果があったようです。何だか素直に喜べました、素直に喜べた自分が、嬉しかった。

ライターインターンシップを始めた時、一緒にはじめる人たちに少し競争意識がなかっただろうか? 恥ずかしながら、僕はありました。「力を合わせて学ぶ」方法が分かりませんでした。だから、最初はうまく書けなかったんだと思います。

でも、電話会議やバディミーティング、日々の業務連絡の中で僕は他のインターンシップ生から何気ない言葉で助けられたり、勇気付けられたり、多くのことを教えられたりしてきた。だから、今は「力を合わせている」感覚がわかります。「力を合わせて学ぶ」って素敵です。心が笑顔全快です、だから今日も頑張れます!!

書くということ

「書く」ということを習いはじめて約二ヵ月半です。「書く」ということは予想以上に創造的なものでした。書き方というより、書くための考え方を習いました。世の中の見方や物事の学び方を習いました。そして、生き方を学んだような気もします。

僕は「書く」ことが好きになりかけている・・・好きになれば上手になれるんじゃないかな? そんなに単純ではないでしょうか?(笑) でも、少なくとも「書く」頻度は増すでしょうからこれ以上、下手にはならないと思うんです。(笑)

ライターインターンシップをはじめる前は「書く」ことって難しくてかたいイメージでした。今は優しくてやわらかいイメージです。だから「書く」ことが身近になりました。もっと肩の力をぬいて、自分に正直になって、ありのままの自分を表現できたらいいな〜と思います。

そうしたらもっと楽しくなるでしょう。いつかそうなります!必ずそうなります! だから、本日も全力投球です!!

痛み辛さ、失敗からさえも学ぶ

電話会議で体調管理のことが話題になりました。学長もこれについては偉そうなことはいえないそうです、何となくホッとしました(笑)。 でも、そこにも学びがあるということを再確認しました。例えば足を痛めたり体調が悪いときに、できないことにはフォーカスしない。

「できないことにフォーカスしない」この言葉を聞くたびにジーンときます。今回のライターインターンシップで学んだ数々の名言の中で僕にとってベスト3にはいります。痛みや辛さにフォーカスして立ち止まっていても何の意味もないですよね。

痛み、辛さ、失敗そこから何を見出すのか!何に生かすのか! 痛みにも辛さにも、失敗にも必ず意味があるから、痛みや辛さ、失敗は受け容れつつその意味を考えて役立てる。痛さや辛さ、失敗も使い方しだいなんですね。そこに立ち止まっていてはいけない、とにかく前に進むんだ。考え方次第で全てが自分のエネルギーに変わる!

コントラストの原理

ソフィーメソッドの「コントラストの原理」。加点評価、「できたこと」、「成果」をきちんと実感することによって、自信ややる気につなげること。

今、われわれインターンシップ生は3ヶ月の振り返りを行っている。ただ漠然と頭の中で振りかえれば、自分は何も変わっていないように感じます。でも、ノートに少しずつ書き出してみると変わったことに気がつく。書き出すことってとても重要ですね。

むかし、マラソンランナーの「自分をほめてあげたい」なんていう名言がありましたが、何だか少し自分をほめてあげたいという気持ちになります。残された時間、僕たちは総仕上げにはいります。1日1日をかみしめながら、楽しみながら、進みます。卒業が近づきました。

行動する

ライターインターンシップは今週で終わります。わずか3ヶ月の間に僕はとても多くのことを学んだ。

  • 「ソフィーメソッド」
  • 「ソフィーのクレド」
  • 「スタービングクラウド」
  • 「減点パパ」
  • 「電話会議」
  • 「バディシステム」
  • 「今日の学長」
  • 「カレーライス効果」
  • 「人をひととして見る」
  • 「人の痛みを知る」
  • 「ラブレター」
  • 「コントラストの原理」
  • 「フォーカスする」
  • 「ライターインターンシップの仲間5人」
  • ・・・

キーワードをあげればきりがない。そして、何だか胸がつまります。この3ヶ月は「書き方」を習うと同時に自分自身をみつめる時間だったようにも感じます。色々な人に出会いました、色々なことを考えました、色々なことを知りました、だから、これから色々なことができそうです。

書くことにも少しだけ自信がつきました。新しいことに挑戦しようと思います、学んだことを生かしてみようと思います。そう、すべては「行動」するための学びだったのですから。

ありがとう、さようなら、そしてまた会いましょう

「学び日記」も最終回となりました。これまで読んでくださってありがとうございました。人生に大切な出会いが何度かあると聞きます、僕にとってソフィーやライターインターンシップ同期生との出会いはその大切な出会いの中の1つだったのだと思います。

人は年を重ねると自分本位になりがちです、自分の考えだけが正しいと勘違いすることもあります。僕などはその典型でして、少々頭のかたいところがあります(笑)。でも、人は100人いれば100の個性と考え方があり、そこに学ぶものは必ずあり、人は皆、自分の師になりえます。何気なく過ごしている日々その一瞬に実は多くの学びが溢れています。

そういうことに気づかせてくれたソフィーに、そしてライターインターンシップの同期生に心をこめて、ありがとう、さようなら、そしてまた会いましょう!!

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