本屋さんに行くとたくさん「成功哲学」に関する本はある。そしてどれももっともらしいことを言っている。だけど、「現実はそううまくいかないんじゃないか」そう思えてしまう。そんな人に特にオススメするのがこの本です。
この本には他の「成功哲学」系の本にはない、「客観性のある納得感」があります。タイトルからも推察できるように量子力学などの最新科学と成功哲学の原則との共通項を指摘し、その原則がどうして現実を作り出すために有効なのかを上手に説明してくれているのです。
また、本全体を通し、読み手に”Success Note”というものを作ることを提案し、行動に移せるようになっています。そして自分にかける肯定的な言葉「アファメーション」も多数。次々と自分の目標を現実にしたいと思っている方はぜひ読んでみてください。(コメント by 三浦 哲)
2008/1/13(日) 出版社でラジオ?
去年から始まった、ソフィーでのQuantumの流れ。今回はこの本が受け継ぎましたね(笑)「Quantum Success」Successってことは、成功哲学系かしら〜?なんて、軽い気持ちで読み始めてみたら、面白いうえに読みやすい!なので、本に関連する情報を色々調べてみました。
まずは、裏表紙に載ってた、HayHouseRadio.comというところ。この本の出版社HayHouseは、出版だけにとどまらず、このHayHouseRadio.comを通して、作者出演のインターネットラジオを放送してるみたい。すごいですね〜日本でそういうところってあるのかなぁ?あんまり思い当たらなかったので、ちょっと調べてみたけど、やはり見当たらず。私が知らないだけかなぁ?
2008/1/15(火) 出版社HayHouseは何者?
前回に続いて、この出版社って一体何者??と思い、更に調べてみました。この出版社のHP。トップページの絵が柔らかくて、暖かいイメージですね〜左下の方に、HayHouseの関連サイトが載ってたので、色々見てみました。(前回紹介したラジオのページも載ってました)
まず気になったのは、HayHouse Foundation。出版社だけじゃなくて、さまざまな組織への寄付もしてるんだー。HPからdonationもできちゃう!すごいなぁ。そして、このHPの中で、前回のラジオのページについて、こんな説明が書いてありました。
As an Internet-radio broadcast, we’re actively creating a truly worldwide community.
前回は、なんでラジオまで放送してるの?って思ってたけど納得!ラジオにすることで、ワールドワイドにできる!本当に、世界中の人により良い人生を生きて欲しい!って願う熱い思いを感じました☆
2008/1/17(木) HayHouseのLouiseさん
まだまだ、調査は続きます。今度は、このHayHouseを率いる、Louise Hayさんについて。出版社のHPからも、リンクが貼られてたけど、彼女のHPはこちら。彼女のこれまでの歩みなどが書かれていたりして興味深いです。あとは、このページにある、Daily Affirmationがとてもいいなぁ、って思いました。言葉に添えられた絵も素敵だし、Dailyだからきっと毎日変わるんでしょうね。毎日訪れてもいいし、気が向いたときに訪れても、インスピレーションが湧きそう。
【おまけ】
このページの絵、ほんとに素敵ですよね。Louiseさんのbiographyの一番最後に、絵を描くのが好きって書いてあったから、もしかして本人が描いてる??って思ったんですけど、調べてみたら、この方が描いてました。素敵な絵がいっぱいですね☆
2008/1/19(土) 著者のSandraさん
次は、著者のSandraさん。この方についても、本に書いてある紹介文以外に、どんな人なのか知りたい!と思って、調べてみました。そしたら、まさに彼女のホームページを発見。Sandraさんが、どんな方なのかはこちらに載ってました。彼女は、何人かの子供を養子に迎えていて、その経験から養子縁組を支持してるとのこと。それに関連した活動や、非営利団体も立ち上げてました。
なんかこういう背景が分かってると、本を読み進めていく際にも、色々助けになりそうですよね!読むのが楽しみになってきました☆あとは、Sandraさんがインタビューされてるページも発見!声が聞けちゃいますよ♪
2008/1/26(土) Sandraさんがんばった!
この本の目次を見ていて、気になったこと。それは、大きく分けて7つのPartに分かれてるんだけど、Partが進むごとに、その中のChapterが一つずつ減っていくこと。
Part1: 7 Laws
Part2: 6 Powers
Part3: 5 Energies
Part4: 4 Steps
Part5: 3 Assistants
Part6: 2 Obstacles
Part7: 1 Path
という感じで。あら、きれい〜って感じ(笑)洋書学部でそんな話をしたら、ある人は、作者の人がんばりましたねーって言ってたけど、ほんとそうですね!ここまで整えるの大変だっただろうな。それだけに込めた思いの強さも感じますね♪
2008/1/28(月) あなたの口癖は?
Chapter1の、「The Law of Manifestation」。最初のページに出てきたこの言葉、
consciousness creates reality.
どっかで聞いたことありますね。はい、そうです。前回の課題本「What the Bleep〜」の中でした。12/1分で取り上げてますが、章のタイトルだったんですね。さすがQuantum系。つながります。で、この章で気になったのはここ。
If you can look around you andsee failure and difficulty,that’s a product of your mind.(5ページ)
目の前の困難は、自分のmindが作り出したもの。うーむ、そっかぁ。最近、洋書学部でも流行ってるけど、なんか難しそうなことがあっても、「簡単♪簡単♪」と口にすること。このconsciousnessでいれば、難しいこともなくなっていくのかも。この言葉、やっぱり口癖にしよう!改めて思ったのでした。
2008/1/31(木) 幸せはすぐそこに
Chapter4。「The Law of Paradoxical Intent」ここを読んでて、ちょっと大きな視点の変換がありました!
You can get what you wantby knowing that you don’t need it to be happy!(33ページ)
欲しい、欲しいと思ってるアレ。でも、それがなくてもHappyだと気づくことで手に入ってくる。タイトルの通り、Paradoxical!えーー!ほんとにー?って感じだったけど、なかなか手に入らなくて苦しい状態だったことで試してみました。そしたら、急に気分が楽になって、そもそもHappyじゃん、って思えたし、身近な幸せにも気づいたり、すごくリラックスしたんです。不思議・・・。
きっと、こういう状態で、その欲しいものや状態について考えるから、知らないうちに手に入っちゃうんだろうな。追いかけてるものが、なかなか手に入らない!知りたくてしょうがないことが分からない!もし、今そんな風に感じてるとしたら、それが手に入らなくても幸せ。そう思ってみてください。何か変化があるかも♪
2008/2/2(土) 拒否すると・・・
Chapter5。「The Law of Harmony」ここを読んでて、またまた気づきがありました。
The fact is that in your refusal to accept others,you actually give your power to them.(41ページ)
存在すらもイヤ!と思ったり、こんな状況受け入れられない!って思ったり。拒否するほどに、その相手に力を与えてしまっている。うわー、そんな風に考えたことなかったけど、ほんとにそうかも。イヤ、イヤ、イヤー!っていう時って、良い悪いは置いておいて、その対象に支配されてるというか、それが自分よりpowerを持ってる感じがする。つまり、拒否しているうちは、その対象や状況に自分を左右させるような強いpowerを与えてしまっている。(つづく)
2008/2/4(月) バネの気分で
けれど・・・
But when you make the choice to accept others,you regain your strength.(41ページ)
拒否するんじゃなくて、acceptすることで、自分に力が戻ってくる。
so the more acceptance you have,the more influence you have in the energetic realm.(41ページ)
そして、acceptするほどに、その状況に対して影響を及ぼすことができる。これって何だかバネみたいだな〜、なんて思いました。受けた力を一回吸収するからこそ、力強く押し戻したり、変容させることができる。これって、とってもパワフル。絶対受け入れられない!と思ってること。そこから受けるpowerを、バネにでもなった気分で受け入れたら、そこからどんな変化が起こるんだろう?なんか、ちょっとワクワクします☆
2008/2/15(金) desireとexceptation(1)
Chapter9、「The Power of Consciousness」。consciousness、また出てきたな〜なんて気を抜いて読んでたら、面白いところを発見しました!それは、desireとexpectationについて。そういえば、ナポレオン・ヒルは、desireが大事だって言ってたな〜。・・・ぐらいに思ってただけで、そもそもこの2つを並べて考えたことなんてなかったかも。そんな感じで読んでたら、ちょっとびっくりな内容が!(82ページです)
There’s a big difference betweenwhat you desire and what you expect,・・・
なぬ?この2つには大きな違いがあるのかぁ。っていうか、この2つを比較することの意味もよく分からないなぁ。。。(つづく)
2008/2/17(日) desireとexceptation(2)
さらに82ページ。
In the battle between desire and expectation,the Universe is far more likely to give you what you expect.
おぉ。desireとexpectationだったら、宇宙はexpectationの方に色々と力をくれるのね。知らなかったーー!てっきり、desireの方がパワフルだと思ってたよーー
Your desires are where your wishes are;your expectations are where your beliefs are,・・・nothing is more powerful than your beliefs.
desire は wish。expectation は belief と、それぞれつながってるのかぁ。これまた初耳ですよ〜〜けど、beliefの方がパワフル。これは、何だか分かる気がする。望みって、ことあるごとに意識するものだけど、信念とかって無意識のうちに信じていたり、その通りに行動しちゃってるもの。そう思ったら、beliefにつながるexpectationは侮れない!!これって、さらっと書いてあったけど、実はスゴイことのような気がするーー!
2008/2/19(火) Intentionが大事なわけ
次は、Chapter11、「The Power of Intention」。日常のどんな小さなことでもその背後にあるIntentionが大事。そう書かれてました。例えば・・・通勤時間。その道のりを楽しむか、その日の仕事のことを心配するか。お金を払うとき。感謝して払うか、手持ちが少ないことを心配するか。仕事をするとき。感謝してベストを尽くすか。イヤイヤ重い気分でやるか。なぜ大事か。その理由は・・・
Your mental intentions are a powerful forcebecause they direct your consciousness creation.(95ページ)
とのこと。intention ― consciousnessここには強いつながりがあるんですね。でも、それだけで終わらず、もっと突っ込んで書いてありましたよ。(つづく)
2008/2/21(木) Intentionが良くないと・・・
さらに、こんな事が書いてありました。
Fearful and resentful intentions andstriving and manipulative behaviorscreate worry and depression ―negative energies that only increase your misery.(95ページ)
恐れとか嫌がりから来るintentionだと、不安になったり、憂うつになったりして、どんどん不幸になってしまう。きゃー、怖い!(>_<)日常のささいなことで、そういうことしちゃってる。。。買い物でお金払うときとか、家族からの頼まれごととか、重い荷物を持って出掛けるときとか。ちょっとしたことで、嫌がってやってたり、不安になったりしてる!!うむむ。今日から意識しよう。Intend to Be Happy!
2008/2/23(土) Intentionをセットしよう!
このIntentionの章。スタッフのたなはしくんが、スゴイことが書いてある!としきりに話してた箇所がありました。それはここ。(100ページ)
In the evening,consciously create an intention for your nightime energy. Affirm: Tonight I will sleep soundly.I will wake up relaxed, refreshed,and enthusiastic, looking forward to the day.
多くの人は、夜眠ったら元気になるって当り前のように思ってるし、何も意図しないで床につく。(はい。私もその一人です。(^-^;))でも、意図したとしたら?たなはしくん曰く、それって、日々の小さな行動や選択も同じなんじゃ?!とのこと。
ついついその場の気分とか、面白そうな方を選んだりしちゃうけど、後でふと我に返って、あれ?何のためにやってるんだっけ?ってなっちゃうことも多い。でも、その後ろにしっかり大きな意図を意識しての行動や選択なら、そこから得るものがよりパワフルになる☆そう熱く語ってました!!いやぁ〜、たなはしくん鋭い☆というわけで、まずは今日寝る前に、Intentionをセットしてみてはいかがでしょう?(^O^)
2008/2/29(金) LOVEとは
Chapter13、「The Power of Love」。ここを読んで、恵比寿の洋書学部でマスターマインドしてみました。LOVEって日本語でいえば、「愛」となるわけだけど、この言葉って、連想される変なイメージがつきまとって一人歩きするときがある。魂、愛、ゆるし・・・。こんな感じで並んだりすると、どうも怪しいというか、独特の雰囲気を感じる。一方で、昼ドラで使われたりすると、愛憎みたいな感じで、どうもドロドロしてる感じがする。けれど、本の箇所のここ。
It’s an energy that can be deeply felt,not just romantically, but every way;its strong, vibrating, creative force moves freelyand fluidly throughout the world.(113ページ)
これを受けてみんなで話すうちに、LOVEのシンプルな捉え方を発見!それは・・・、
2008/3/2(日) 愛は、どんな味?
それは、実際の愛は、とてもシンプルで力強いエネルギーであり、そういうvibration、ってこと。そして、愛って、甘ったるかったり、濃かったり・・・というよりは、さっぱり塩味じゃん!ってことに落ち着きました。ドロドロもしてないし、偽善的な感じもしない、ロマンティックなだけでもない。ただ、普通にしてて、流れてる力強いエネルギー。そういうものがloveなんだ。
そう思ったら、この言葉から想起されていた、いろーんなイメージが払拭されて、愛って、ほんとにシンプルでそこら中に溢れてるもの。そう思えたんです。愛は、さっぱり塩味!いい合言葉を発見した感じです♪
2008/3/23(日) どこがQuantum?(1)
読み進めていたら、ふと、そういえば、この本のタイトルって、「Quantum Success」だったよな。どこがQuantumな感じなんだろう・・・?って、急に気になりました。そんなときは、物理大好きのこの人。我らがスタッフ棚橋くんです!そのまま聞いてみました。
たなはしくん、一体全体どこがどうQuantumなのか、急に気になったんだけど・・・?
えりさん、こんにちは。そうですね、直接的に物理っぽいことはあまり言わずに宇宙の法則として言い切ったり、もうこれはそういうものなんだよって言いきってる感じがします。そして法則を踏まえた上でどう考えたりふるまったりすればいいのかが書いてあるMustとかhave toが多用されていてこの法則に対するサンドラさんの確信というか力強さが伝わってきますね。ただこれらの法則はどこから来たの?何の根拠があってそんなこと言い切れるのか?って思うかもしれません。
そうそう、そうなんですよー。
その根拠がquantum physicからきているんです。
おぉっ!そうなんだ。それで、それで??(つづく)
2008/3/25(火) どこがQuantum?(2)
それで、それで??
たとえば、What the bleep do we know!? にも書いてありましたが、「人間の意識が実験結果を左右する」とか、「観測すること自体が実験結果に影響を与える」ということが量子力学ではわかってるんですね。
うんうん。「What the Bleep〜」は、前回の課題本だったね。確かに、意識とか観察者が与える影響についてたくさん書いてあった、書いてあった。
そう思って読むと75pの3段落目、”Through quantum physics, we know that reality isn’t separate from the observation of it….” みたいに根拠はquantum physicsにあるよって書いてあります。
おー、気づかなかった!早速見てみたけど、書いてあるーー
そこらへんの原理を詳しく知りたい場合は量子力学について調べてみると面白いかもしれません。物理に抵抗がある場合は、スピリチャルとか神とかそういうアプローチで理解しちゃえばいいと思います。本質的に言ってることは同じなので…とりあえずそういう目に見えない法則、根拠のないものを信じてその上で夢や目標を達成する方法を理解していく本なんじゃないかな、と思います。
うーんと、待って待って。目に見えない法則、っていうのは分かったぞ。でも、根拠のないものを信じるって??根拠は、quantum physicsなんじゃなかったっけ?(つづく)
2008/3/27(木) どこがQuantum?(3)
なんか急に分からなくなったぞ?
ごめんなさいちょっと説明が唐突すぎましたね。。根拠のないっていうのはどうして観測者が実験結果に影響を与えるのかはわかってないってことです。わかっているのは、観測者が実験結果に影響を与えるという事実だけ。それはどうして?って言われたらそれは理屈では説明できないんです。(もちろんこれから先にその理由が解明されるかもですけど…)
なるほど、なるほどー!そういうことね。量子力学で言われてることが、なんでそうなってるかは分からないのかぁ。
この世はそういう仕組みなんだってことを受け入れて、だとしたら、自分たちの人生にその事実がどのように影響してくるのかをuniversal lawとしてサンドラさんが紹介してくれているってことが言いたかったんです。。
ふむふむ。分かったぞ。そういうことかぁ!やっぱりQuantumは、背景にちゃんとあるんだね。そして、まだ解明されていないこともあるけど、そこを突き詰めていくだけじゃなくて、分かってる部分はうまく使っちゃえ!ってことだね。すっきりしたぞ。たなはしくん、ありがとーう!(どこがQuantum?・おわり)
2008/3/30(日) See the good things
Chapter28。もう、最後のChapterです。このChapterは、最後のPartでもあり、One Path to Successが書かれてるとあって、最初っから気になってました。だって、One Pathですよー。読んでみたら、今この瞬間から楽しんじゃおう♪ということが書かれてるんだけど、すぐできそうなことが、所々に書かれてましたー。
See the good things within and around you,and expect the Universe to send some more.(233ページ)
例えば、こんな質問はどうでしょう?今日、朝起きてから、今までの間で何か良いことありました?朝起きて、カーテンを開けたら青空!朝ごはんに好物を食べた!友達と楽しい時間を過ごした!・・こうやって思い出すだけでも楽しい♪今日じゃなくて、この一週間のことでもいいし、良いことの日記をつけてもいい。私は、たまに振り返る形でやってますが、自然とフォーカスが良いことにいくので、とってもいいです☆
どうですか?最近、良いことありました?そして、いくつか挙げることができたなら、Universeくんにもっとおねだりしちゃいましょう。
2008/3/31(月) Ta no shi mu!
235〜236ページに書かれてた、著者の洗濯の話が面白い!洗濯がイヤだった著者は、そのときのエネルギーを変えたくて、カゴと踊ってみたり、洗濯物に話しかけたりして、しまいには自分で可笑しくなっちゃったとのこと。私も読みながら、笑っちゃいました。(笑)馬鹿げてるかもしれないけど、こういうのって実は大切な気がする。そのために・・・
Rediscover the child inside you.(236ページ)
ほんと、子どもって、色んなことを楽しんじゃう天才!それに、つまらないことは、あからさまにイヤ!って感じ。さぁ、ちょっと、面倒くさかったり、イヤだなぁと思ってること、どうやって楽しんじゃいましょう?子どもだったら、どう楽しむでしょう?
日々の用事や作業、仕事もきっと同じ。一つ一つ、楽しんでいきたい☆そう思ったのでした。この本の軽やかな終わり方、ほんとに清々しい!ありがとうございました!