“The Art of the Start” を いっしょに読もう!

eri-watanabeソフィー・ジ・アカデミー恵比寿校講師の渡辺絵梨と一緒にアメリカ西海岸で起業するためのノウハウを日系アメリカ人ガイ・カワサキがまとめた”The Art of the Start”を読んでいくブログです。起業していくノウハウの根本は日本もアメリカも同じです。ぜひそのノウハウをこの本から学んでいきましょう。

“The Art of the Start”について

The Art of the Start: The Time-Tested, Battle-Hardened Guide for Anyone Starting Anything「世の中をよくする仕事をしたい」「ビジネスを通して世界を変えてみたい」そんなことを夢見たことがある人は決して少なくないのではないでしょうか。

しかし、「現実にはそのために何をしたらいいのかわからない」 「何から手をつければそれを実現できるのか、思いつかない」という壁にぶつかりあきらめてしまったり、そんな気持ちを持っていたことすら忘れてしまう。そんな経験を持っている人は案外多くいるのではないでしょうか。

著者であるガイ・カワサキ氏は、アップル社の創業時の伝説的な社員としてスティーブ・ジョブ ズらとともに実際に世界を変えてきた人です。「世界を変えるビジネスをする」そんな言葉に少しでも心をくすぐられる人は、ぜひ一度読んでみてください。 きっと大きな変化があなたの中に起こるでしょう。

2008/07/11(金)本と出会う

さて、新しい課題本、「The Art of the Start: The Time-Tested, Battle-Hardened Guide for Anyone Starting Anything」 by Guy Kawasaki です。パラパラッと、ナナメ読みしてみたところ、構成がはっきりしていて、太字や、写真、表なども多くとっても読みやすそう。ただ、私自身は、あまり起業に関する本を読んだことがないので、ちょっとなじみのない分野。そこで、まずは、全体をトップダウンで見ていくために、マインドマップを書いてみました。

080711

なるほど。大きくは5つに分かれてるんですね。

  • Causation
  • Articulation
  • Activation
  • Proliferation
  • Obligation

全部見てみると、韻を踏んでいるのが分かります。うーん、遊び心と知的さを感じます。こうやって全体を見渡すと、本と出会った!って感じがします。

2008/07/15(火)今月の概要

月の最初の週の学長のウィークリーレクチャーの主旨は、「今月の講義全体をつかむ」こと。なので、トップダウンで読み進めやすいように今月の概要の講義となっています。というわけで、Read me firstから始まって、Chapter3までの概要が話されていました。

  • どんな人に読んでほしいか?
  • 最初にするべきことは何か?
  • ポジショニングとは何か、どうとるか?
  • 投資家向けにどうプレゼンテーションするか?

こういったことが、書かれているとのこと。それから、著者のGUY KAWASAKIについても簡単に紹介されていました。ちょっと調べてみたら、Wikipediaでも発見。トップダウンで読み進めるためにも、もうちょっと著者のことを知りたくなったので、調べてみます!

2008/07/17(木)Guy Kawasakiさん、粋です☆

本に関して、とってもあったかくなるシェアをスタッフのりこさんがしてくれました!

お気づきの方もいるかも。でも、まだの方は、ぜひ本からブックカバーを取ってみてください。そして、ブックカバーの裏を見てみてください!

いやー!びっくりです。ブックカバーの、Guy Kawasakiさんの写真が写ってる辺りの下にも、このカバーの裏に関しての説明があります。Guy Kawasakiによって、表紙デザインコンテストが行われて、そこにエントリーされたデザインの数々。本当の表紙にはならなかったけど、こんなにも沢山のエントリーがあって、しかもそれを全てカラー&名前入りで裏に載せてしまうなんて!!!

Guy Kawasakiさん、粋です☆そして、挑戦者を応援する心を感じました(^o^)りこさんも素敵なシェアをありがとうございました!!

2008/07/19(土)Guyさん情報

Guy Kawasakiさんについて色々調べてみました。

まずは、Wikipedia。色んな経歴は書いてありますが、ちょっとびっくりなのは、その年齢。1954年生まれということは、今、54歳ですよね。見えない!!w(゜o゜;)w 更に、彼が設立した会社、「Garage Technology Ventures」。

このHPの中では、今読んでいる、「The Art of the Start」に関して各チャプターの概要をスライドで見れたり、オーディオで聞けます。
http://www.garage.com/resources/building.shtml

「The Art of the Start」に関して、彼がプレゼンしているビデオはこちら。
http://www.garage.com/resources/aots-tie.shtml

とてもその熱いハートと、パワーを感じます。(ちなみにこの時、彼は52歳!!若い!)

そして、Guy Kawasakiさんのブログも発見。
http://blog.guykawasaki.com/

多くの人が彼のブログに注目しているようです。

2008/07/28(月)起業前にするべき1つの質問(1)

情熱溢れるGuyさんが語る、起業に際しての最初の一歩。Chapter1の一番最初に書かれていました。

MAKE MEANING

とにもかくにも、まず「意味」を作る。これまた、力強い!スタートし始めたら訪れるであろう様々な苦労や、乗り越えなければならない恐れなども、この「意味」があることで、乗り越えていける。だから、まずは「意味」なんだ。パワフルにそう言っていました。そして、この「意味」はあとからじんわり効いてくるものだと思うのです。

2008/07/29(火)起業前にするべき1つの質問(2)

企業や、サービスの裏に横たわる「意味」の有る無しは、一見しては分からないかもしれない。けれど、そのサービスを肌で感じ、よく観察していると、伝わってくる、その中心にあるもの。どっしりとした芯を感じることもあれば、どこか空虚で捉えどころが無い、と感じることもある。これって、「意味」があるかどうかの差なのだと思う。

きっと、コンピュータのMacや、ディズニーランドなど、人が集まり、繰り返し訪れるところってそういうものがしっかりとあるんじゃないかな。中心に「意味」を据えるからこそ、一つ一つの細かいサービスにも、その「意味」が息づいているのが感じられる。この重要な「意味」に関する質問。学長のウィークリーレクチャーでも取り上げられていましたが、起業の前にするべき、たった1つの質問があるのです。

さて、それは一体何でしょう? そして、「意味」とはどうあるべきなのでしょう? 詳しくは、5ページに書いてあるので、ぜひ読んでみてください!

2008/09/13(土)チームを作るときに注意すること

少し章を飛ばして、気になったのは、Chapter5のBootstrapping。自己資本だけで起業することについて書かれた章です。なかでも、84ページのFORGET THE “PROVEN TEAM”の部分。

If you’re bootstrapping your organizatioin, forget about recruiting the well-known industry veterans and builiding a dream team. Focus, instead, on affordability―that is, inexperienced young people with bushels of raw talent and energy. (84ページ)

チームを作るときに、ベテランの人を集めてドリームチームを作ることは考えない。そうではなくて、もっとチームを組みやすい未熟でエネルギーが沢山ある若い人たちにフォーカスする。こうやって作られたチームって、学生の文化祭のノリというか、良い意味で熱っぽくて、よーし!これから作っていくぞー!みたいな勢いがありそう。

2008/09/14(日)成功者のバックグラウンド(1)

そして、この部分に載っていた85ページのExerciseもやってみました。何人かの起業家がリストアップされていて、その人のバックグラウンドを調べるというもの。その人々が、そもそも最初から成功するにふさわしい知識や、バックグラウンドを持ち合わせていたのか??それを探るためのExerciseです。そして、挙げられている中の2人を調べてみました。

1人目は、Oprah Winfrey。*オプラ・ウィンフリー・ショー
http://tinyurl.com/4e2hdf

この方、あなたは、ご存知でしたか?? 私は、そもそも名前も聞いたことがなかったので、気になって選んでみました。少し調べてみると、この方は、アメリカでとっても人気のある司会者であり、女優であることが分かりました。そして、彼女のトーク番組は、とても評判が高く、多くのテレビ局が放映しているとのこと。さらに・・・

(つづく)

2008/09/15(月)成功者のバックグラウンド(2)

さらに、資産家であり、慈善活動にも巨額の寄付をされているそうです。ただの人気司会者では無さそうです。彼女のホームページも発見しました。ホームページ上で、著名人とのインタビュー映像が見れたり、訪れた人にとってためになるようなコンテンツが色々ありました。うーん、すごい!こんなにスゴイ人のバックグラウンドってどんなだろう?

プロフィールはここに載ってました。
*Wikipedia:http://tinyurl.com/yvaw42
*All About:http://tinyurl.com/4c5cma

生まれたときから、恵まれていた環境だったとは、言いがたいですね。けれど、環境のせいにせず、強い意志を持って、そこから学び、成長していくことが大切なんだな、と思いました。うーん、力強さを感じました!

2008/09/16(火)成功者のバックグラウンド(3)

2人目に調べたのは、Anita Roddick。この方は知ってる方も多いかもしれません。ザ・ボディショップの創設者です。ザ・ボディショップは、日本でも沢山見かけますし、いくつかの商品を私も持ってます。それに、ここの商品を愛用している友人もいます。こんなに身近なのに、ザ・ボディショップのことも、創設者のこともよく知らなかったので、調べてみたくなりました。

色々調べてみると、驚いたり、感動しちゃうようなことが結構ありました。まずは、ザ・ボディショップについて。Wikipediaはこちら。この中の企業理念のところには、びっくり!こんな素敵な理念をもとに、運営していたなんて!ザ・ボディショップもAnita Roddickさんもますます気になってきました。

【おまけ・MAKE MANTRA】
この本のChapter1に書いてあった、MAKE MANTRA。それは、起業のときに作ったMEANINGを浸透させるためにつくるごく短くて、何度も唱えられるようなフレーズの合言葉。つまり、マントラのようなもの。本の中には、沢山の例が載っていて、どれもシンプルかつパワフル!これってすごいな〜!と思っていました。

(つづく)

2008/09/17(水)成功者のバックグラウンド(4)

さらに、ザ・ボディショップのホームページも見てみました。

*The Body Shop Japan
http://www.the-body-shop.co.jp/index.html

バリューズのところを見てみると、エイズへの取り組みや、DVに対して声を上げたりと、ただの化粧品会社ではない感じです。

Internationalのページも調べてみました。

*The Body Shop International
http://www.thebodyshop.com/_en/_ww/index.aspx

人身売買や売春に対して取り組んでいる団体へも援助しているみたいです。そして、このページの中に見つけた言葉がこれ。

“WE BELIEVE THAT BUSINESS SHOULD BE ABOUT MORE THAN JUST MAKING MONEY, IT SHOULD BE ABOUT RESPONSIBILITY AND PUBLIC GOOD. “

本当にMake Meaningしている会社です。感動・・・。

【おまけ・ソフィーのMANTRAって?①】
マントラの力ってすごいな〜!そう思って、スタッフのともみさんと話していると、「ソフィーのMANTRAって何だろうね?」という話になりました。うぬぬー、ソフィーのMANTRA・・・。そういえば、ソフィーにはMANTRAが無い!ソフィーのMANTRAって何だろう?

(つづく)

2008/09/18(木)成功者のバックグラウンド(5)

・・・と、調べていたのは、この会社を創設した、Anita Roddickのバックグラウンドでした。ザ・ボディショップの素晴らしい理念と活動に惹きつけられて、忘れるとこでした。(笑)さて、Anita Roddickさんのバックグラウンドはどんなだったのでしょう?

職を転々としたり、 教鞭をとったり、 ヒッピースタイルの旅に出たり・・・。ザ・ボディショップのHPの中にAnitaからのメッセージが載っていました。この人を動かしていたのは、「情熱」。

あらためて考えてみました。成功にふさわしいバックグラウンドって何だろう? 2人を調べていて、いわゆる恵まれた環境、といったものではなさそうだな。と思いました。大事なのはバックグラウンドではなく、むしろ、起こった出来事や、目の前に突きつけられたことを、よく目を開いて見て、そこから学び、力強く前に進む。そういうパッションというか、強いエネルギーのようなもの。それが大事なのかな。そう思いました。

2008/09/19(金)Brandingで大切なこと(1)

次に気になったのは、今月の範囲でもある、Chapter9のThe Art Of Branding。

Proselytization, or evangelism, represents the core of brandingfor startups in today’s highly competitive world, 〜(167ページ)

まるで布教活動のような感じとか、エバンジェリズムというのが、今日のブランディングの核を表している。

The art of branding requires creating something contagious that infects people with enthusiasm, making it easy for them to try it, asking them for help in spreading the word, and building a community around it. (167ページ)

どんどん人から人へと伝染していくような、そういう商品やサービスをつくること。これがブランディングでは、大事とのこと。その商品やサービスを熱狂的に好きになってくれる人ができて、その人々が友人や家族に、その良さを熱く語ったりして、どんどん伝染していく。そんなものをつくるってことかな。

詳しくは、次のページに書かれているようです。

【おまけ・ソ フィーのMANTRAって?②】
自分自身でも考えつつ、他のスタッフにもたずねてみました。まずは、スタッフの棚橋くんとりこさんにたずねてみました。「ねぇねぇ、ソフィーのMANTRAって何だと思う??」突然たずねられた二人は、困り顔。(笑)やはり、まだ存在していないものなので、2人とも「うーん・・・??」と、とても頭を悩ませていました。

(つづく)

2008/09/20(土)Brandingで大切なこと(2)

次のページを見てみると、CREATE A CONTAGION (168ページ)と題して、contagiousなものをつくるための8つのポイントが書いてありました。いくつか挙げると・・・

  • COOL
  • DISRUPTIVE
  • EMOTIVE
  • INDULGENT
  • SUPPORTED

どれも、ほー!と声をあげてしまうほどに核心をついてる感じがします。

そして、ここを読んでいて思ったのは、アップルのパソコン、Macってこれを網羅しているかも?ということ。周りにMacを愛用している人が何人かいますが、その人達がMacについて語るときって、エネルギーがとても高いんですよね。実際に愛用してる方や、周りにそういう友人がいる方は察しがつくと思いますが。(笑)しかも、何人か集まると、その熱は更に高まります!なんていうか・・・

2008/09/21(日)Brandingで大切なこと(3)

なんていうか、パソコンだけでなく、アダプタのこういうところがスゴイ!とか、買うときのサービスがスゴイ!といった感じで、Macを通して体験した感動が伝わってくるんです。こんなに人を感動させてしまうなんて、Macって一体どんなものなんだろう??それを作ってるアップルもただものじゃないな、と聞いてる方はどんどん引き込まれます。これこそcontagiousな商品、サービス。そしてevangelismが起こってる。Macは代表的な感じだけど、もっと他にもそういうものはないか?と思って、色んな人に聞いてみました。

【おまけ・ソ フィーのMANTRAって?③】
あれかなぁ? これかなぁ? と悩んだ末、それぞれが教えてくれたのは・・・棚橋くん。

「The Life Fieldです!」

なるほど!! 私もはじめ、そう思った!けど、MANTRAというよりは、8ページに載っているtag lineに近い気がしたんですよね〜。どうなんでしょう? そして・・・

(つづく)

2008/09/22(月)Brandingで大切なこと(4)

すぐに答えてくれたのは、スタッフの棚橋くんでした。もしやと思っていましたが、棚橋くんが熱く語ってくれたのは、漫画の「One Piece」。棚橋くんは、本当にこの漫画が大好きで、ことあるごとに話は聞いていたので、もしや、と思っていたら、その予感は当たりました(笑) 本当に、棚橋くんは、この漫画の話になると、

いやー、ほんとに面白いんですよ!しかも面白いだけじゃなくて、深いんです!○巻の誰々の台詞がいいんです!

と、目をキラキラさせて語るんです。そして、やはりその熱は伝染します。この話を聞いた、英語大学の学生の方も、じゃあ読んでみる!といって、早速読まれていた方がいましたし、私自身も何度か途中で挫折しているものの、そこまで言うならまた読んでみよう、とチャレンジを繰り返してしまうんです。棚橋くんにとってcontagiousで、だからこそ、棚橋くんは、「One Piece」のEvangelistになっているわけです。学長も講義CDの中で説明していましたが、これぞ粘りつくBranding。ほんとに、この力って大きいです。

2008/09/23(火)EVANGELISTとは?

Creating Customer Evangelistscontagiousな商品やサービスは、こうやって自然とエバンジェリストを生むんだな〜、と思いました。そうしたら、続いて173ページのRECRUIT EVANGELISTSが気になってきました。

ここを読んでいるうちに、エバンジェリストについてもっと知りたくなったので、学長が講義CDの中でも紹介していた「Creating Customer Evangelists」 を読んでみることにしました。

Evangelistとは、お客さんの中で、自社の商品をとても気に入ってくれて無償で自分の知り合いや友人に勧めてくれるような人。そして、この本は、そういう人をつくりましょう、という本。

【おまけ・ソフィーの MANTRAって?④】
そして、りこさんも答えをくれました。

「悩みました。まだ確信をもってではないですが、”Being Sophy for Others”誰かのため、みんなのためにソフィーの考え方に基づいてソフィーらしいあり方(スタッフ)でいつづける成長し続ける。そんな思いを込めて。」

おぉ〜、すごい。Beingって、在り方を大事にするソフィーらしさを感じます。for Othersの部分は、私もLearing for Othersかな?って思ったりしたので、頷けます!さらに・・・

(つづく)

2008/09/24(水)Customerの心に火をつけろ!(1)

Creating Customer Evangelists」。早速、手に取ってみると、本の序文をGuy Kawasakiが書いていますし、随所に彼の言葉が引用されています。そして、本の中にこんな文章を見つけました。

・・・the Mac could compete with lower-priced, richer-featured models made by IBM because Apple was selling a dream, not a computer.(67ページ)

9/209/21でもMacについては、取り上げましたが、Macが人を惹きつける理由が分かりました。Appleは夢を売っていたんですね!ユーザーの人から伝わってくる熱とか感動は、そこが源泉だったのか!と腑に落ちた感じがしました。

【おまけ・ソフィーの MANTRAって?⑤】
さらに、ともみさんは即答してくれました。

「Joy of Learning! です!!」

うぉ〜、なるほど〜なんだか、とってもしっくり来ます。そんなこんなで、ソフィーのMANTRAを考えていた時に、学生の方から、「ソフィーのいっしょに学ぶスタイルが好きです!これからもよろしくお願いします!」という内容のメールをいただきました。そこで・・・

(つづく)

2008/09/25(木)Customerの心に火をつけろ!(2)

さらに、棚橋くんが大好きな「One Piece」についても調べてみると、日本のみならず、海外のファンサイトなどもたくさん発見して、そのファンの多さと、熱を感じました!そして、「One Piece」の著者がコメントしているこんなページを発見しました。
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20070725bk07.htm

このページの真ん中辺り。人気の秘密を明かす著者の言葉は明快だ。『ワクワクです』。・・・この著者は、漫画ではなく、ワクワクを売っている!ワクワクと夢って、少し近いものを感じます。そう思ったら、棚橋くんから伝わってくる熱の理由も何だか分かった気がしたのです。「Creating Customer Evangelists」の中には、他にもこんな言葉がありました。

・Evangelism is the process of selling a dream.
〜 GUY KAWASAKI (67ページ)

・Sales is rooted in what’s good for me.
Evangelism is rooted in what’s good for you.
〜 GUY KAWASAKI (11ページ)

どれもいい言葉です!序文でGuy Kawasakiがこの本を以下のように紹介しています。

・・・fueling the fire of customer love,and this is what this book explains. (viiページ)

Customerの心に火をつける!熱いです!具体的に、いくつかの企業も例として挙げられていて、とっても読みやすく、かつ面白い!本当にオススメです☆

2008/09/26(金)企業として何を達成するのか?

次は、ACHIEVE HUMANNESS。(178ページ)企業として、人間らしさを大事にする、ということ。効率を上げることだけや、利益を上げることだけに囚われてしまうと、職場内の活発さが失われたり、それぞれが仕事を楽しめなくなったり、ひどい場合には、会社として、マスコミを賑わせるような不祥事へとつながる場合もあると思います。そこに欠けているものは、人間らしさ、なのかもしれない。

人間らしさを感じる企業って、確かにいい感じを受けます。本の中には、例としていくつか企業が挙げられていたけど、他にはどんな企業があるだろう?と思って何人かの人に聞いたり、自分でも考えてみました。

【お まけ・ソフィーのMANTRAって?⑥】
そこで、私は早速、メールの返信を書きました。そして、返事の文章を書いていった最後に、思わず、

「これからもいっ しょに成長していきましょう!Joy of Learning and Working!!」

と書いていました。なんだか不思議な感じでした。

(つづく)

2008/09/27(土)人間らしさを感じる企業(1)

まず、思い浮かんだのは、スターバックスでした。今日の学長でも、ソフィーのロゴの話の中でも学長が少し触れていましたが、スターバックスは、違う店舗に行っても、店員さんの対応から、いつもとても良い感じを受けます。そう思ってホームページを見てみたら、こんなページを発見しました。なかでも、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパンの活動を応援している、というのは、ACHIEVE HUMANNESSの中の一つである、

HELP THE UNDERSERVED AND UNDERPRIVILEGED(179ページ)

にあたると思うのです。うーん、素敵☆他にはどんな企業があるだろう?と恵比寿で学生の方に聞くと、「小林製薬」はどうでしょう?と教えてもらったので、またまたホームページを調べてみました。そしたら、こんなページを発見。スターバックスと同様、

HELP THE UNDERSERVED AND UNDERPRIVILEGED

この項目に当てはまる活動をしています!知らなかったなぁ〜!

【おまけ・ソフィーのMANTRAって?⑦】
なんだか不思議な感じでした。そして、MANTRAって、こんな風に思わず口をついて出てくるものなのかも!と思ったのでした。というわけで、ソフィーのMANTRAは、いまのところ、Joy of Learning!なのかな。(^o^)

2008/09/28(日)人間らしさを感じる企業(2)

他には、スタッフのりこさんも教えてくれました。

「人間らしさを感じる企業」考えました!!”任天堂”です。Nintendo DS や Nintendo Wiiの 任天堂です。みなさん よくご存じですよね!The Art of Start的な任天堂の人間らしさ、それは、”Make fun of yourself” にあると思いました。

ほほー。この、MAKE FUN OF YOURSELF。ACHIEVE HUMANNESSの中の一つとして、178ページで紹介されています。

ゲームそのものから「ばかばかしい」を自分たちが楽しんでる、そんな感じがしていたのですが、ホームページに行ってみて納得しました。

というと??

社長が訊くWiiプロジェクト、というコーナーを発見。 特にこのーページ。”「くだらねぇ」は最高の褒め言葉”、スタッフが『ノリのいい社長でよかった』と言っているんですが、”Make fun of yourself”の姿勢を感じます。

早速、このページ見てみました!あははは!面白いですね!!読みながら、一人ニヤニヤしちゃいました(笑)ほんと、スタッフの人も社長もめちゃめちゃ楽しんでるし、それが波紋を呼んで、周りの人もどんどん楽しくなって、ゲームも楽しいものになってる!こういうエネルギーが伝わっていくんですね〜

社長のメッセージ。任天堂は、笑顔を作り出す、ということをやってるんですね!ガッテンしました☆りこさん、ありがとうございます!!

2008/09/30(火)人間らしさを感じる企業(3)

さらに、ここのACHIEVE HUMANNESSのところに載っていたエクササイズもやってみることにしました。

Go to the Web sites of your favorite companies and try to find information about how to apply for grants and volunteer for the company.(179ページ)

好きな会社のホームページを調べて、その会社で行っている助成金などの活動に申請するための情報を探す、というもの。そんな会社あるんだ??と思ったけど、早速調査開始!そして、見つけてしまいました。それは、9/17にも調べていたボディショップです。The Bodyshop Foundationというところで、grantsについてのページを発見したのです。

さらに、その中には、自分達が行っている助成に興味があったり、同じフォーカスを持っているなら、メールを送ってください、という風に書かれていました。
http://www.thebodyshopfoundation.org/grants.php?sectiom_id=2&page_id=5

いやー、すごいですね!!さらに、これまでにどんな助成をしてきたのか、というArchiveもありました。
http://thebodyshopfoundation.org/library.php?page_id=16&section_id=5&sub_section=Grants+Archive

うわー!こんなに沢山の助成をしていたんだ!と驚きです。ほんと、ボディショップってすごいなぁ・・・。今度お店をたずねて、改めて色々手にとったり、見てみたりしようと思います。

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