【講義紹介】「パーソナルエナジー管理学」with “The Power of Full Engagement”

 

“大事な4つのエネルギー”を整えよ!

“The Power of Full Engagement” by Jim Loehr and Tony Schwartz

試し読みするAmazon.comのレビューを見る

テキスト代:1,600円(税込1,760円)

 

【問題点】時間管理だけではうまくいかない?!

忙しい現代、どんな立場の人であっても「時間管理」は大切です。しかし時間管理の方法が書かれた本を読み、時間管理のための手帳を買い、能率向上のためのアプリをスマホに入れ、いろんな工夫を重ねているのに、なぜか成果に結びついている気がしない。充実感を持てないまま、毎日がただ忙しく過ぎていく。そんなことはないでしょうか?

「今日はコレをしよう!」と決意して時間を取っていても、なぜかその時間にはもう疲れてしまっていて、結局ヤル気が出ないまま時間が過ぎてしまった…なんてことは、誰しも経験しているのではないでしょうか。

あるいは、仕事に関してはぎっしりと詰まったスケジュールをなんとかこなしているものの、家に帰ったとたんくたびれきってしまい、パートナーや子どもとの会話もおざなりになってしまう。休みの日まで仕事関係の人間と”付き合い”で過ごし、話は仕事に関することばかり…思い当たるフシはありませんか?

やらなければならないこと、やりたいことはたくさんあるし、そのためのツールも便利なものが豊富にあるものの、それらを使う私たち自身はどうも時間管理”だけ”ではうまくいかないようです。

では、いったいどうすれば良いのでしょうか。時間管理のほかに一体何をすれば、自分を良い状態に保ち、自分にとって大事な活動にエネルギーを注ぎながら生きていくことができるのでしょうか?

【解決策】”The Power of Full Engagement”「パーソナルエナジー管理学」を受講すべし!

その答えを見つけ、自分をより良い状態に持っていき、かつそれを維持し続ける具体的な方法を身につけられるようになるのが、この「パーソナルエナジー管理学」です。

“The Power of Full Engagement”は、スポーツ選手たちのメンタルトレーニングの第一人者ジム・レーヤーが、そのノウハウをビジネスマン向けに応用し、トニー・シュバルツと共に書き下ろした名著。2003年に出版され、今なお売れ続けているロング&ベストセラーです。

ジム・レーヤーはプロテニスプレーヤーのマルチナ・ナブラチロワやモニカ・セレスを始め、数々の一流アスリートたちを指導した実績を残しており、そのメンタルトレーニングの手法に成果があることは実証されています。

著者たちは、「人は何をするにもエネルギーが必要だ」という、当たり前ですが忘れがちなところから出発し、「すぐれたパフォーマンスを引き出す鍵は『時間』ではなく『エネルギー』にある。エネルギーを巧みに管理することがパフォーマンスのみならず健康や人生の幸福も支えている」と主張。一流アスリートたちのように専任のトレーナーや管理栄養士がついているわけでもない、そうした意味ではアスリートたちよりも厳しい状況を生きる、「ごく普通の人たち」が、自分のエネルギーを効果的に管理するための手法を、豊富な実例を交えながら紹介しています。

なぜ時間ではなく、エネルギーなのか?著者たちは「時間は(誰にとっても)一日に24時間と限られた資源だが、使えるエネルギーの質と量に決まりはない(=管理の仕方次第で質を上げ量を増やすことが可能だ)。」と指摘し、ゆえにエネルギーやモチベーションを管理する方が、時間管理よりももっと効果的である、と主張しています。

巧みに管理され、最高のパフォーマンスを引き出せるエネルギー状態を”full Engagement”と定義した上で、前半では時間よりもエネルギー管理をすること、またエネルギーの消費と回復のリズムを保つことの重要性が説かれ、エネルギー管理の「4つの原則」および「変化のための3ステップ」が提示されます。

その後、大事な四つのエネルギーについて、一章ずつ具体的に解説されていきます。そのエネルギーが欠如してしまうと具体的にどうなるのか、またどうすれば復活させることができるのか、そのエネルギーについて問題を抱えている具体的な人物のエピソードが展開され、読者の理解を助けてくれています。問題発見と復活の過程を、アスリートのトレーニング過程のように表現しているところが独特。スポーツの世界からエネルギーの法則を見出した著者たちならではです。各章の最後には”BEAR IN MIND”として、その章で理解すべきエッセンスが非常にわかりやすくまとめられています。

後半ではいよいよ「変化のための3ステップ」として、これまでの理論を踏まえたうえで行う、具体的なエネルギー管理・トレーニング方法が解説されていきます。理論の提示にとどまらず、読者自身の現実の生活にどのように落とし込んでいくかを、チェックシートなどを使って、具体的に手助けしてくれます。本文終了後に、付録として「本書全体のまとめ」「組織におけるエネルギー管理のヒント」「肉体面でのエネルギー管理の最重要ポイント」「GI値別食品リスト」「パーソナル・ディベロップメント・プラン」が備えられており、これでもか、というほど実生活に落とし込むためのサービスが満載です。

また本編を通じて、”ロジャー・B”という42歳の男性がキーパーソンとして登場します。妻と二人の幼い娘とともに、郊外のマイホームに住み、若くして昇進し厳しいながらも与えられた目前の仕事に励むロジャー。アメリカのどこにでもいそうな、ごく普通のビジネスマンの彼ですが、いったいどんな問題を抱えていたのでしょうか?そして著者たちの提供するプログラムを通じて、彼はどのように変わっていったでしょうか?彼自身の「パーソナル・ディベロップメント・プラン」も巻末にあり、読者は彼の変化を追うことで、自然と筆者たちの主張を理解し、自分のこととして考えられるようになっているところも本書の魅力です。

この講座であなたが学べること

この講座では、次のようなことを学ぶことができます。

  • Full Engagementとはなにか
  • なぜ時間ではなく、エネルギーを管理すべきなのか
  • 人間の持つ重要な”4つのエネルギー”とは何か
  • 人間を含む自然界が本来持つリズムとは
  • エネルギーの”消費”と”回復”とは
  • 回復をうながす”儀式”とは
  • エネルギーを”回復”させる機会を持つことの重要性
  • 自分の中のエネルギーを無理なく増やす方法
  • 4つのエネルギー、それぞれの仕組みや性質と、その管理方法
  • 4つのエネルギーの相互関係とはなにか
  • 今の生活を変え、やりたいことに適切にエネルギーを注ぎ込める状態になるための3ステップ

この講座を特におすすめする人

この講座は次のような方に特にお勧めします。

  • 時間管理法・タスクマネジメント法などをいろいろ試してみたけど、パフォーマンスに変化を感じられない人
  • 時間をかけている割には成果が出ていない、と感じている人
  • 夕方になると疲れてしまい、仕事に集中できない人
  • いつも他人の要求に応えてばかりで自分のやりたいことができていない、と感じている人
  • ワークライフバランスが取れていないと感じている人
  • 日頃、何をするにもエネルギー不足を感じている人
  • 就職・転職・引越しなど、これまでとは生活パターンが大きく変わった人
  • 子どものパフォーマンスを高める手助けをしたい親
  • 自分のチームのパフォーマンスを上げたい管理職や組織経営者
  • 自分の人生を生きている実感を持ちたい全ての人

参考英語レベル

この講座を受講するために必要な英語力の目安はTOEIC650〜700点程度。これ以上の英語力と内容に対する興味があれば、この講座を受講し必要なスキルを身につけ、英語力もアップさせていくことができます。

受講することで期待できる効果

この講座を受講することで、超一流のアスリートたちも使っているエネルギー管理法をあなたも身に付けることができるでしょう。自分自身のエネルギーを上手に整えることができるので、良いスペースを自分の中に創り出すことができ、そのスペースがあるおかげで、さらなる学びをする意欲が湧いてきたり、予定外の出来事にも上手く対処できたり、他人をうまく助けることができたり、プライベートでの趣味や遊びなど、自分のやりたいことにエネルギッシュに没頭できるようになっているでしょう。もちろん英語力も、今よりも確実にアップしており、「英語で」自分に必要な情報を収集する感覚が身に付いているでしょう。

この講義を受講するには

「パーソナルエナジー管理学」は通学コース(長岡・恵比寿)、通信コースで受講可能です。

詳細は下記ページをご確認ください。

通学コースについて調べる 通信コースについて調べる

最終更新日: | 初回公開日: